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開講年度 2024年度 登録コード G2B41101
授業名 多文化融合論
Multi-Cultural Assimilation
担当教員 仙石 祐 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 月5 講義室 共通教育43講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際共修)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力・自分と異なる文化的背景を持つ人たちと協働し,日本及び世界の民族・文化及び宗教に関する情報を収集し,理解し,発信することができる. ・自分と異なる文化を相対化し,多文化共生するための素地を作ることができる.
(2)授業の概要本授業は国内学生と留学生が協働しながら学び合う「国際共修授業」であり,使用言語は日本語である.教員は基礎的な知識や参考資料の提示にとどめ,履修者によるグループワークやディスカッションの場を多く設け,アクティブラーニングの要素を重視する.授業の前半はマレー半島を舞台とし,後半は中東(部分的にヨーロッパ含む)を舞台とする.また単元の最終課題に有益な話題を提供してくれる,現場での実務経験がある外部スピーカーによる講演も予定している.
(3)授業のキーワード留学生,国際共修,グローバル,マレー半島,中東,多様性,グループワーク,COIL, 実務経験
(4)授業計画1. ガイダンス
2. マレー系・中華系・インド系の多文化共生
3. カレンダーで見るマレーシア
4. ゲストスピーカー(元日本国大使館公邸料理人)
5. 単元の最終課題に向けたグループワーク
6. プレゼンテーションとディスカッション①
7. プレゼンテーションとディスカッション②
8. ゲストスピーカー(金属メーカー勤務)
9. 中東史を概観する
10. 各宗教文化圏のつながりのヒント
11. ゲストスピーカー(中東研究者)
12. 単元の最終課題に向けたグループワーク
13. プレゼンテーションとディスカッション①
14. プレゼンテーションとディスカッション②
15. まとめ,授業アンケート(最後の15分で実施)


なお授業の進行状況により内容は変更することがある.課題の締め切りは授業中に示す.
(5)成績評価の方法グループワークの成果物(30点)
グループワークやディスカッションへの貢献(30点)
毎回の授業でのミニエッセイ(30点)
授業で扱ったテーマを1つ選んでのミニレポート(10点)
(6)成績評価の基準グループワークの成果物では,教員による講義を踏まえたうえで,グループメンバーどうしの積極的なコミュニケーションに基いた成果物ができたかを評価する.グループワークやディスカッションへの参加では,積極的に意義のある発言をして,有機的に議論に参加できたかを評価する.ミニエッセイでは,毎回の授業で学んだこと及び考えたことを,深みを持って的確に表現できたかを評価する.ミニレポートでは,授業で扱ったテーマを1つ取り上げる.以上各成績評価において,1. 問題の設定が適切であり,2. その問題背景を理解できており,3. その問題にどのような課題があるかを指摘できており,4. それらの課題に対して既存学説が提示する解決法を適切に把握できており,5. その上で自分の見解を提示できており,かつ教員を感心させるレベルにあれば「卓越している」という表現基準において,上記1から3の3項目まで満たせば「標準」,4項目まで満たすと「やや上」,5項目全て満たしたときは「かなり上」または「卓越」と判定する.
(7)事前事後学習の内容指定されたテーマについて,各自(各グループ)が文献やインターネット上のウェブサイトを調べ,グループワークの準備をする.グループワークの後は,各自授業内で毎回ミニエッセイを書いてもらう.

【2単位】60時間以上の時間外学習が必要となります.
(8)履修上の注意この授業は,大学の国際化促進フォーラム採択プロジェクト「国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開」において,本学を含む国内5大学の学生向けに開講される授業であり,東北大学・東京外国語大学・大阪大学・神戸大学で学ぶ国内学生・留学生も受講する可能性がある.その場合他大生はリモートで聴講し,グループワークやディスカッションにも参加する.

グループワークの準備が指示された場合は,授業に参加する前に十分な質と量の学習を行うこと.授業に20分以上遅刻した場合は欠席とみなす.
(9)質問,相談への対応授業後に随時行う.またメール(sengoku@shinshu-u.ac.jp)での質問・相談や,アポイントメントを取ったうえでの研究室訪問も歓迎する.
(10)授業への出席全ての回に出席することを原則とする.
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください.
【教科書】使用しない
【参考書】授業のたびに指示する
【添付ファイル】 なし



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