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開講年度 2023年度 登録コード T3020200
授業名 水文学22T-
Hydrology
担当教員 吉谷 純一 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 木2 講義室   単位数 2
対象学生 学部2~4年生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
【授業で得られる「学位授与の方針」要素】【授業の達成目標】
23Tカリ
【22T~】専門分野における専門的学力が身についている。水文学に関する専門的な基礎知識をもち,これらの一般的法則を本質的に理解するとともに,専門基礎に関する問題を解答する能力が身についている。
(2)授業の概要本授業は、計15回の個別授業と期末試験から成る2単位授業である。

個別授業は、
・指定資料の事前学習
・週1回実施する対面授業またはオンデマンド動画視聴(場合により双方向オンライン)、動画視聴後の小テスト受験
・質疑(eALPS掲示板利用)、復習
を基本サイクルとする。

対面授業またはオンデマンド動画は、基礎知識と一般的法則の本質的な理解のための解説が中心で、水文学の実務応用例紹介も挿入される。この実務応用例紹介は河川管理行政の実務経験を持つ担当教員や外部講師が実施する。

 なお、本授業は男女共同参画に関する内容を含む。
(3)授業計画以下のとおり15回の授業と期末試験を行う。
※()内の記号・番号は,数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム「数理・デーサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム~AIxデータ活用の実践~」2021年3月に示される数理・データサイエンス・AI 応用基礎レベル学習項目との対応を示す。

第1回 水文循環の概要と各種データベースの理解(DS1-1, DS1-2)
第2回 水文観測(講義)
第3回 流出解析1:データベース構造理解、抽出、可視化 (DS1-3, DS1-5)
第4回 流出解析2:データ品質照査 (DS1-2)
第5回 流出解析3:洪水および河川環境変化の予測 (DS1-4) 
第6回 流出解析4:洪水の物理モデルによる予測 (DS1-4)
第7回 流出解析5:各種予測手法の評価基準、計画意思決定(DS1-2)
第8回 水文統計1:各種気象データベースの理解・分析用データ抽出・前処理 (DS1-1, DS1-2)
第9回 水文統計2:極値統計分析 (DS1-4)
第10回 水文統計3:評価基準、計画意思決定 (DS1-2)
第11回 ゲリラ豪雨の検知と予測(講義)
第12回 地下水1(講義)
第13回 地下水2(講義)
第14回 地下水3(講義)
第15回 蒸発散・融雪・浸透(講義)、授業アンケート
なお、状況に応じて上記授業計画は変更となる場合がある。
(4)成績評価の方法成績評価は、小テスト・演習等(40%)、及び、期末試験(60%)の成績で行う。
90点以上を秀,
80-89点を優,
70-79点を良,
60-69点を可,
50-59 点を不可(D),
49点以下を不可(F)
とする。
(5)成績評価の基準授業で示した例題と同レベルの問題が解ければ「水準にある」,応用問題が解ければ「やや上にある」,やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」,例題からは難しい応用問題が解ければ「卓越している」。
(6)事前事後学習の内容週1回の授業で2単位授業(90時間の学習が必要)
授業時間30時間(2時間×15回),自習学習時間60時間(4時間×15回)
事前学習は教科書の予習、事後学習は小テスト受験後の質疑及び復習である。各授業の予習内容の詳細はそのつど指定する。
(7)履修上の注意数値計算をオフィス365エクセルのソルバーを用いて行う。
基礎水理学、基礎水理学演習を履修していることが望ましい。
(8)質問,相談への対応質問は随時eALPS上で受け付け、回答はeALPS上、または、日時予約の上対面で行うことを基本とする。
(9)その他 
【教科書】指定しない
【参考書】例題で学ぶ水文学、椎葉 充晴 (著), 立川 康人 (著), 市川 温 (著),森北出版,3,740円
水文・水資源ハンドブック第2版,水文・水資源学会編集,朝倉書店,27,500円
【添付ファイル】 なし



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