(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 生物学の基礎知識を身につけるとともに、生物と環境に関わる問題について考えられるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 生物の個体以上のレベルを対象として、生物学のうち進化学、分類・系統学、生態学の各分野にわたって、生物多様性とそれを生じるに至った生物進化の流れ、生物の分類と系統関係、個体群の性質、生物と環境との関わり、生態系の構造と機能を主要なテーマとして、スライドを用いて講義を行う。 |
(3)授業のキーワード | 生物多様性,進化,系統,個体群,生物群集,生態系 |
(4)授業計画 | 第1回:生物の多様性 第2回:地球の歴史と生物の変遷 第3回:進化思想の流れ -進化論から進化学へ- 第4回:生物進化のしくみ(1):分子進化 第5回:生物進化のしくみ(2):種分化と系統進化・レポート 第6回:原核生物の分類と系統 第7回:真核生物の分類と系統(1):原生生物界,菌類界 第8回:真核生物の分類と系統(2):植物界,動物界 第9回:地球環境と生物・レポート 第10回:個体群の性質 第11回:植物の生態 第12回:動物の行動と社会 第13回:生態的地位と生物群集 第14回:生態系の構造と機能・レポート 第15回:地球生態系と人間・授業アンケート 期末試験 |
(5)成績評価の方法 | 講義で学んだ内容についてまとめたレポート(40点)と講義で取り上げた内容についての期末試験(60点)をあわせて100点で総合的に評価する。
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(6)成績評価の基準 | レポートの評価の基準: 講義の内容を理解した上で、課題についてまとめた内容が質・量において充分であるかを評価する。
試験の評価の基準: 進化学、分類・系統学、生態学の基礎知識や概念について、講義内容の理解度をみるととも正確に説明できるかを評価する。 |
(7)事前事後学習の内容 | 定期的に授業で学んだ内容についてのレポートを課すので、講義資料や参考書を活用して復習すること。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って、60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 教科書は指定しないが講義内容に関連する参考書を紹介するので、授業時間外の学習に積極的に活用すること。
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(9)質問,相談への対応 | 火曜日の12時から1時までをオフィスアワーとする。 研究室:共通教育第1講義棟北校舎1階今津研究室 e-mail:imazum@shinshu-u.ac.jp |
(10)授業への出席 | 授業はすべての会に出席することを基本としますが、授業の達成目標に到達するためには12回以上の出席が必要です。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学習の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請を行ってください。 |
【教科書】 | とくに指定しない。 |
【参考書】 | 森誠・江原宏編,ライフサイエンスのための生物学,培風館,2015年,ISBN978-4-563-07815-7,3200円(税別) 二河成男編, 生物の進化と多様性の科学, 放送大学教育振興会, 2017年,ISBN978-4-595-31748-4,3000円(税別) 日本生態学会編, 生態学入門(第2版), 東京化学同人, 2012年,ISBN978-4-8079-0783-0,2100円(税別) 長野敬・牛木辰男ら著, サイエンスビュー生物総合資料 増補新訂版, 実教出版, 2015年ISBN978-4-407-33593-4,830円(税別) |
【添付ファイル】 |
なし |