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開講年度 2023年度 登録コード G3E13202
授業名 一般化学Ⅱ
General Chemistry II
担当教員 田中 伸明 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 水2 講義室 共通教育42講義室 単位数 2
対象学生 TⅠ(質) 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力有機化学の基礎・専門能力を養う。
(2)授業の概要原子の基本的な性質から始めて,「(4) 授業計画」に従って有機化学の入門に関する講義を行う。なお,本科目は物質化学科2年次必修科目「有機化学I」の先行科目である。原則毎回課題を課し,授業時間内に提出とする。
(3)授業のキーワード反応有機化学,有機合成化学,理論有機化学
(4)授業計画第1回(9月27日)ガイダンス,原子の構造,化学結合とオクテット則,Lewis構造,形式電荷
第2回(10月4日)異性体,構造式,共鳴理論
第3回(10月11日)原子軌道と電子配置,分子軌道,混成軌道
第4回(10月18日)極性共有結合,極性分子と無極性分子,有機化合物の物理的性質と分子構造
第5回(10月25日)命名法 1 炭化水素
第6回(11月1日)命名法 2 ハロゲン化アルキル,アルコール,フェノール,エーテル,アミン
第7回(11月8日)命名法 3 アルデヒド,ケトン, カルボン酸,カルボン酸誘導体,ニトリル
第8回(11月15日)中間まとめ(中間試験)
第9回(11月22日)酸塩基反応,カーブした矢印による反応の表し方,Lewisの酸と塩基,カルボカチオンとカルボアニオン
第10回(11月29日)ブレンステッド-ローリーの酸と塩基,酸塩基反応の結果の予測
第11回(12月6日)構造と酸性度の関係,エネルギー変化,平衡定数と標準自由エネルギー変化の関係,酸性度
第12回(12月13日)塩基としての有機化合物,有機反応の機構,非水溶液中の酸と塩基,シグマ結合と結合の回転,ブタンの配座解析
第13回(12月20日)シクロアルカンの相対的安定性,シクロヘキサンの立体配座,いす形と舟形
第14回(1月10日)置換シクロヘキサン,アキシアルとエクアトリアル水素,シス-トランス異性
第15回(1月17日)総まとめ(期末試験),授業アンケート
(5)成績評価の方法課題40点,中間試験30点と期末試験30点の合計点で成績評価を行う。90点以上を秀,90点未満―80点以上を優,80点未満―70点以上を良,70点未満―60点以上を可とする。
(6)成績評価の基準授業で指定する教科書の演習問題が60-69%正解できれば「水準にある」,70-79%正解できれば「やや上にある」,80-89%正解できれば「かなり上にある」,90-100%正解できれば「卓越している」。
(7)事前事後学習の内容演習問題を必ず解いておく。これらを順次解釈できたという前提で授業を進めることになるので,必ず解けるようにしておくことが重要である。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意授業以外での学習時間を確保し,学ぶことが求められる。1年次での学力,学問に対する態度が2年次以降に大きく影響する。予習,復習をしてください。
(9)質問,相談への対応授業時間の前後,メールで対応します。
(10)授業への出席全ての回に出席することを前提とします。
授業の出欠は,出席確認システムと課題の提出で確認します。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。
【教科書】Solomons/Fryhle/Snyder著, 池田/上西/奥山/西出/花房監訳, ソロモンの新有機化学 [Ⅰ],  第11版, ISBN-10:4567235061, 廣川書店, 2015年, 7500円+税
【参考書】指定しない
【添付ファイル】 なし



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