(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 大学での学修の土台となるAcademic Skillsを使えるようになる。将来アカデミアやビジネスの場において、多国籍文化背景を持つ人々と、文章(ライティング)で、言葉(スピーキング)で、コミュニケーション(意見交換・発信、議論、対話などを含む)することができるようになる(但し、前期のPhase IIIも履修していることを前提としている)。 |
|
(2)授業の概要 | 上述の目標を達成するために、主にAcademic Writing、Academic Reading及びAcademic Speakingの 演習を行う。 ・Academic Writing: エッセイライティング用の教材を用いて演習を行い、3~5パラグラフからなる論理的且つ説得 力のある英語論文をつくる。 ・Academic Reading: 専門的な英語文献を読解することで、専門課程の学術探究で必要とされる読解力を磨く。 ・Academic Speaking: 学際的なプレゼンテーションの実践を通じて、英語のコミュニケーション・プレゼンテーショ ンスキルを磨く。 |
(3)授業のキーワード | Essay Presentation Academic Writing Academic Reading Academic Speaking |
(4)授業計画 | 1. 9/25 Orientation: お互いを知り合うゲームを通してグループ編成(本講義はグループワーク中心)します。また、グローバルエンジニアに必要な英語とは?を議論し、なぜ英語を学ぶべきなのかを理解し、モチベーションをあげます。 2. 10/02 Unit Essay-4: パラグラフ(段落)ライティングのレビューをし、エッセイライティング(Opinion Essay)全体の構成を学びます。まずはIntroduction paragraphの構成の学習から始め、Essay のthesis statementを、ペアワークで書きあげます。第3週目にthesis statement を提出します。 3. 10/16 Unit Essay-4: Essay のbody paragraphの構成を理解します。提出したthesis statementに対する適切な理由を選び、さらにそれらの理由を適切にサポートする詳細&実例を選ぶブレーンストーミングをします。ペアーワークでEssay Graphic Organizerを日本語で作成し、第4週目に提出します。 4. 10/23 Unit Essay-4: Essayのconclusion paragraphの構成を理解します。提出したGraphic Organizerをペアで批評し、向上させ、第5週までに英語で、再提出します。 5. 10/30 Unit World-3: 効率的プレゼンの構成、発表の仕方を学び、「礼儀とは?」を課題とするプレゼン発表に向けて、多国籍留学生に何をインタビューするのかを話し合います。第6週目までにEssay のドラフトを提出します。 6. 11/06 Unit World-3: 留学生にインタビューする期間です。Essay ライティングの個人面談を同時進行します。 7. 11/13 Unit World:-3 留学生にインタビューする期間及び、プレゼンに向けてグループワークを進めます。Essay ライティングの個人面談を同時進行します。 8. 11/20 Unit World-3: プレゼンに向けてグループワークを進めます。Essay ライティングの個人面談を同時進行します。第9週目までにプレゼン用パワポ提出 9. 11/27 Unit World-3: プレゼンに向けてグループワークを進め、提出したパワポをもとに担当教員に概要を説明し、プレゼンを完成させます。 10. 12/04 Unit World-3: プレゼン発表会* 11. 12/11 Unit World-3: プレゼン発表会* 12. 12/18 Unit Action: 面接で”tell me about yourself”と聞かれた時に、どう自分をアピールするべきか、学び、練習します。面談時の指示に基づき書き直したEssayの再(最終)提出日です。* 13. 12/25 Unit Action: ”tell me about yourself” 面接* 14. 01/15 Unit Essay: Final Essay に向けてレヴュー +ワーク 15. 01/22 Unit Essay: Final Essay に向けてレヴュー 16. 01/31 Final Essay 提出期限
|
(5)成績評価の方法 | ・Academic Writing / Academic Reading / Academic Speakingに関する授業期間中の習熟度を測る課題 (80%) 具体的には、 意見文パラグラフライティング 20% テキスト音読の宿題及び他の宿題 20% プレゼン20% Tell me about yourself 20% ・期末テストあるいはそれに相当する課題(20%)
※期限厳守(期限外提出は事前に連絡があった場合のみ評点の対象とする)
|
(6)成績評価の基準 | 1)授業で学習したアカデミックライティングの構成で、意見文(essay 300~400words)が書ける、2)アカデミックプレゼンの構成を理解し、アカデミックプレゼンをすることができる、3)他人の前で臆さず、自分を英語でアピールし、相手を感動させることができる、以上3つの点において、60%以上できるようになれば「水準にある(可)」、70%以上できるようになれば「やや上にある(良)」、80%以上できるようになれば「かなり上にある(優)」、90%以上できるようになれば「卓越している(秀)」とみなします。随時eALPSにおいて成績は確認できます。 |
(7)事前事後学習の内容 | 講義時間内は主にペアー・グループで議論、ワークを行う故、そのための準備は予習として事前に行い(宿題)、自分の考えをまとめた上で講義にのぞんでください。
1)毎週の講義、グループ議論に積極的に参加すること、2)自分の頭で考えて、自分の意見を皆の前で積極的に発すること、3)様々な英文(課題に出されるテキスト本文含め)を音読し自動化すること、4)講義時間外でも積極的に英語に触れること(YouTube、洋楽、洋画etc)、5)学内の国際交流活動に参加し、留学生と交流すること、が本講義における成功(及び将来グローバルコミュニケーターとしての成功)につながります。
※本講義は2単位ですので、60 時間以上の時間外学習、週平均4時間の時間外学習が必要となります。
|
(8)履修上の注意 | 講義の際はノートパソコンを持参してください。グループ・ペアワーク(プレゼン制作、ライティング等)で使います。
なお、担当教員によって使用するテキストが異なる場合があるため、詳しい授業の内容などについては担当教員から直接説明をよく聞くこと。
|
(9)質問,相談への対応 | オフィスアワーは 不定期に行います。質問、相談等がある学生は、メールで問い合わせてください。調整します。メールアドレスはガイダンスでお知らせします。
|
(10)授業への出席 | 授業は全ての回に出席することを基本とし、この授業の達成目標に到達するためには12回以上の出席が必要です。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、学部の手続き方法に準じます。 |
【教科書】 | Q: Skills for Success 2 Reading and Writing Third Edition (Oxford) IQonline登録は任意とします(権利を購入する必要なし)
|
【参考書】 | 指定しません。 |
【添付ファイル】 |
なし |