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開講年度 2023年度 登録コード G2B65203
授業名 臨床検査を体験するゼミ
Seminar of experiencing clinical laboratory testing
担当教員 木村 文一 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 火5 講義室 保健学科223講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考 (医学部以外の学生優先)
授業で学べる「テーマ」 健康長寿
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力各臨床検査について概略を学ぶことを目標としています
(2)授業の概要臨床検査科学各分野の担当教官が、第1回目(あるいは前半)に臨床検査の意義・検査法の原理・問題点・今後の課題などをPowerPointあるいは資料で概説し(講義)、第2回目(あるいは後半)において、それらの一部について実際の検査を体験(実習)する形式で実施します。最終回にまとめを行います。
本授業は、担当教員の医療機関における医療職としての実務経験を活かし講義、実習を行います。

(3)授業のキーワードグループワーク、臨床検査、遺伝子関連・染色体検査、尿検査、臨床化学検査、病理細胞検査、臨床免疫検査、臨床微生物検査、臨床血液検査、臨床生理検査
(4)授業計画第1回( 9月26日)臨床検査の概説(木村文一)
第2回(10月 3日)臨床化学検査の概説(山内一由)
第3回(10月10日)臨床化学検査実習(山内一由)
第4回(10月17日)尿検査の概説・実習(新井慎平)
第5回(10月24日)遺伝子関連・染色体検査の概説・実習(松田和之)
第6回(10月31日)病理細胞検査の概説(太田浩良)
第7回(11月 7日) 臨床生理検査概説・実習(矢崎正英・平千明)
第8回(11月14日) 病理細胞検査実習(木村文一)
第9回(11月28日)臨床生理検査概説・実習(安尾将法・平千明)
第10回(12月5日)臨床微生物検査の概説(微生物担当教員)
第11回(12月12日)臨床微生物検査実習(微生物担当教員)
第12回(12月19日)臨床血液検査の概説(石田文宏)
第13回(12月26日)臨床血液検査実習(石田文宏・新井慎平)
第14回( 1月9日)臨床免疫検査の概説(樋口由美子)
第15回( 1月16日)臨床免疫検査実習(樋口由美子) 授業アンケート
第16回( 1月23日)まとめ(木村文一)

※コロナ感染状況によりオンライン授業となることがあります。
(5)成績評価の方法8回の実習レポート (80%)により総合的に評価し、60%以上の獲得を合格とします。

体験型のゼミのため基本的に実習の欠席は認めませんが、やむを得ず欠席した場合には個別の対応を考慮します。

実習レポートとまとめのレポートにおいて、各臨床検査法の原理がきちんと理解できているか、自分自身をはじめとして同僚・家族の健康についてどのように考える契機となったか、さらに、2年次以降自分たちが専攻する専門分野において臨床検査をはじめとする保健・医療の領域にどのように貢献できるかの3点を評価します。
(6)成績評価の基準実習レポートについては、実習の目的・方法・結果が正確に記述されていれば「水準にある」、目的・方法・結果のより詳細な記載があり、且つ考察が理論的に展開されていれば「やや上にある」、考察に論文の引用や自分の見解が提示されていればその程度に応じて「かなり上にある」~「卓越している」と評価します。なお、レポートは翌週に提出することとし、遅れは認めません。

まとめのレポートについては、ゼミで体験したことが今後の自分の生活・職業・研究にどのように関連するかきちんと述べられていれば「かなり上にある」、一般的であれば「やや上にある」、一部不十分であれば「水準にある」、不十分であれば「水準に達しない」とします。

総合成績評価の判定基準は、90~100点が秀、80~89点が優、70~79点が良、60~69点が可とします。
(7)事前事後学習の内容ウエブサイトや図書館の書籍等で臨床検査の各検査法の意義や手法について事前に勉強するとともに、実習後は結果の解釈について調べてください。信頼できる情報源を見極めることが重要です。

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意高等学校の生物学の教科書・副読本程度の知識を有すること。普段より報道される医療関係の話題に興味や関心を持っている学生であること。
(9)質問,相談への対応各教員が講義時間中に対応します。
講義時間外の質問・相談については主担当教員(長野)まで連絡してください。欠席など至急の連絡はメールアドレス:naganon@shinshu-u.ac.jpまで。
(10)授業への出席すべての回(授業)に出席することを前提とします。
授業開始後15分までは遅刻、それ以降は欠席とする。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学習の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請を行って下さい。
申請後、授業担当教員および木村まで連絡し指示を受けて下さい。
【教科書】なし
【参考書】ゼロからわかる疾患別検査値読みこなし(栗原毅 監修 成美堂出版 1728円税込)
【添付ファイル】 なし



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