(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力 | ⇔ | ・専門用語を理解しながら実践的な経験知を積み、自分を表現できるようになる。
・もし君が、初心者であってもこの授業を通してどんな人とでもラリーが続き、楽しいゲームが出来るようになる。
・グループの中でディスカッションしながら問題や課題を発見し、解決方法を探りながら生涯にわたる運動習慣形成を図れるよう考えられるようになる。
・グループ・ワークを通してコミュニケーション能力、チームワーク力、リーダーシップ力を身につけ、活力ある健全な社会形成に貢献できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | ・本授業は、技術的に経験知が少ない者でも早い段階からゲーム感覚に親しみ、「硬式テニス」に必要な基本的技術を分解練習しながら学び取っていく。 ・また、リーダー中心に個人の欠点など「課題」を見つけ、仲間と共に協力しながら探求していく。 ・加えて、「ゲームでの戦術」も考え、基礎練習と応用練習とを織り交ぜながら実際場面に対応できる感覚と積極的な行動力を養っていく。 ・本授業は男女共同参画に関する内容を含む。 |
(3)授業のキーワード | ・スポーツ方法学 ・スポーツ心理学 ・スポーツ・バイオメカニックス ・コミュニケーション ・グループワーク ・課題発見・解決 ・男女共同参画 |
(4)授業計画 | 1.4月12日 ガイダンス (概要説明、グループ編成等;62番教室) 2.4月19日 ラケッテイング・ミニ・ゲーム (ボールとラケットに慣れる、面作り) 3.4月26日 フォア・ハンド・ストロークの習得 4.5月10日 バック・ハンド・ストロークの習得 5.5月17日 ストレート・クロスの打ち返し(アングルの作り方) 6.5月24日 ボレー&スマッシュ(攻撃的テニスの習得) 7.5月31日 サービス練習(基本的なサービスの習得) 8.6月 7日 ダブルス・ゲーム(ルールとマナー、基礎的な位置取りの習得) 9.6月14日 〃 (戦略的な動き方の獲得) 10.6月21日 シングルス・ゲーム(積極的な攻撃法の習得) 11.6月28日 チーム対抗戦ゲーム1(戦略的な動き方の獲得) 12.7月 5日 〃 2(チャレンジ・ゲーム) 13.7月12日 〃 3( 〃 ) 14.7月19日 〃 4( 〃 ) 15.7月26日 〃 5( 〃 ) 16.8月 2日 レベル・アップ・テスト(プレッシャーへの挑戦),授業アンケート
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(5)成績評価の方法 | ・個人技能としてラケット面作り、ボール運び、フォロー・スローのスムーズさ、フォア、バック、ボレーなど適切に行えるようになっているか、ラリー回数などで判断する。 ・集団技能としてグループ内での役割を理解し、積極的にコミュニケーションをとっているか、準備や片付けなどチームへの協力態勢を作っているかなどで判断する。 ・授業の前後や空き時間を使い、時間外学習を積極的に行っている者を高く評価する。なお、コートは教職員やテニス部員などが使用していなければ実施することは可能である。 |
(6)成績評価の基準 | ・授業で示した課題を個人として的確に行うことが出来れば「その水準にある」 ・実践の中でその課題を発展するような場面に遭遇しても慌てずこなし、新たな課題を発見するようであれば「やや上にある」 ・更に自チーム、他チームの情報を収集しながら連係プレーを卒なくこなし、組織内での役割を全うしていれば「かなり上にある」 ・心技体全ての面で充実し、指導教員を感心させるリーダーシップ力が備わっていれば「卓越している」 |
(7)事前事後学習の内容 | ・前週に問われた課題を準備段階で行い、リーダーを通して確認する。 ・また、その週に現れた新たな課題をあらゆる機会を利用しながら積極的に挑戦する。
※この授業は45時間の学修を必要とする内容であり、従って,15時間以上の時間外学習が必要となる。 |
(8)履修上の注意 | ・この授業は硬式テニスのスポーツ実習である。 ・ラケットは大学にも用意はあるが、自分用のモノを準備する方が望ましい。 ・テニス・シューズは必ず準備し、着用すること。 ・コートの場所は信大附属病院南側であり、移動に時間がかかる。自転車などを移動手段として使っても構わないが、交通ルールを順守し、くれぐれも自動車などには気をつける。 ・雨天時または前日雨でコートが使えない場合は、第1又は第2体育館でスポーツ実習を行なう。但し、他の種目になることがある。 ・初回授業は4月12日(水)に62番教室でガイダンスを中心に行う。その際、顔写真と筆記用具を持参する。 ・実技は4月19日(水)からテニス・コート(附属病院南側)で行う予定である。 ・単位を獲得するためには予習、復習など積極的に時間外学習を行う必要がある。
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(9)質問,相談への対応 | メールにて対応する。 ・メールアドレス : efuru@shinshu-u.ac.jp |
(10)授業への出席 | ・全ての回に出席することを前提とする。
・出欠確認はコートで担当教員により独自のカードで行う。点呼の時間を省いたり的確な評価を行うため、最近の顔写真(3×4cm)が必要となるので用意しておく。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | ・「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請を行うように。 |
【教科書】 | 特になし |
【参考書】 | テニステクニック119番 テニスクラシック別冊 日本文化出版 1、000円 実戦硬式テニス 小山秀哉他 大修館書店 1、540円など
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【添付ファイル】 |
なし |