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開講年度 2023年度 登録コード G2B55601
授業名 技術とエネルギーの入門ゼミ
Introduction to technology and energy seminar
担当教員 佐藤 運海 副担当 村松 浩幸・川久保 英樹
講義期間 後期 曜日・時限 水2 講義室 共通教育54講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 環境共生、キャリア
全学横断特別教育プログラム 環境マインド実践人材養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・環境問題についてさまざまな視点で考察できるようになる。 ・地球環境問題を説明できるようになる。 ・地球環境の課題に取り組めるようになる。
(2)授業の概要 
 ①エネルギー変換技術の基本概念として「効率」を取り上げ,グループ学習で,高効率化のための様々な技術に関する技術的仕組み,効果の推定,普及方法等を多角的に検討し,考察を深めていく。
 ②金属材料の採掘・使用・廃棄による環境負荷の増加,および環境から金属材料の性能などに及ぼす影響について,文献調査による発表資料の作成,グループ発表,ディスカッションによって勉強し,理解を深めていく。
 ③身のまわりにある機械は,与えられたエネルギーを有用な形に変え,われわれ人間に役立つ仕事を行う。「機構」,「流体」,「熱」などの機械工学と環境との観点から,技術とエネルギーに関する理解を深める。
(3)授業のキーワード環境マインド教育,環境変動,地球温暖化,金属の腐食防食,材料科学,エネルギー,技術,グループワーク
(4)授業計画第1回:身のまわりの機械技術とエネルギー(川久保)
第2回:機械工学(流体力学・熱力学)とエネルギー(川久保)
第3回:機械技術とエネルギー変換に関するグループ発表と討論(川久保)
第4回:環境にやさしい機械技術 (川久保)
第5回:環境と機械技術に関するグループ発表と討論(川久保)

第6回:金属材料,資源およびエネルギーについて(佐藤)
第7回:各グループにテーマを与えて,調査および発表用の資料作成(佐藤)
第8回:グループ発表Ⅰ(金属材料およびそのリサイクルの必要性について) (佐藤)
第9回:グループ発表Ⅱ(人間生活と金属および金属材料について) (佐藤)
第10回:グループ発表Ⅲ(金属材料の腐食および防食技術について)(佐藤)
第11回:金属材料の腐食および防食に関する研究事例の紹介(佐藤)

第12回:エネルギー変換技術と効率 (小倉)
第13回:ディベート演習① (小倉)
第14回:ディベート演習②(小倉)
第15回:ディベートのまとめ (小倉)/授業アンケートの実施
(5)成績評価の方法・各回のテーマでの討論・レポートに対して評価する。
・得点率による評価基準は次のとおりとする。
 90%以上 秀,89-80% 優,79-70% 良,69-60% 可,59%以下 不可
(6)成績評価の基準各回のテーマでの討論・レポートに対して,評価する。
①テーマを適切に説明している。②テーマの背景が説明されている。③テーマにどのような検討課題があるかを把握している。④その検討課題に対してどんなことが考えられているのかを把握できている。⑤そのうえで自分の見解を提示できている。
①~②項目までができていれば「水準にある」,
①~③項目までができていれば「やや上にある」,
①~④項目までができていれば「かなり上にある」,
①~⑤項目までができていれば「卓越している」と評価する。
(7)事前事後学習の内容・この授業科目は60時間以上の時間外学習が必要となる。
・事前学習:毎回の講義タイトルを「キーワード」にして,概ね1時間は事前調査しておく。
・事後学習:授業のテーマで討論した内容を整理し,理解不足・疑問点について,概ね1時間は図書館等で調査して確認しておく。
(8)履修上の注意各回タイトルに関するテーマについて討論を行うので,関連事項を事前に調査学習する積極的な受講態度が望まれる。また,毎回の学習内容を整理復習して理解を深めることが望まれる。授業はゼミ形式で進めるので,履修定員は25名とする。10分以上の遅刻は認めない。
(9)質問,相談への対応授業中の質問等は授業中に,そのほかは授業終了後のメール等で対応する。

川久保英樹 kawa-h@shinshu-u.ac.jp
佐藤運海   unkaist@shinshu-u.ac.jp
小倉光明 m_ogura@shinshu-u.ac.jp
(10)授業への出席 本授業は,「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」で欠席し,補充を受けた場合を含み,欠席回数が5回以上になると,授業の達成目標に到達することができないため単位が認定されません。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。
【教科書】特に指定しないが,適宜資料などを提示する。
【参考書】特に指定しない。
【添付ファイル】 なし



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