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開講年度 2023年度 登録コード G2B50710
授業名 ライフクリエイター入門講義
Life Creator Theory
担当教員 丸橋 昌太郎 他 副担当 林 憲一
講義期間 前期 曜日・時限 木5 講義室 経法第1講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース、ストラテジー・デザイン人材養成コース、ライフクリエイター養成コース、ENGINE教育プログラム(ENGINE)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力・対話を通じて多様な専門分野の者と協力し、目標実現のために方向性を示すことができる ・多様な情報を適切に取捨選択し、分析・活用できる ・的確に情報を収集し,理解し,発信する力
(2)授業の概要私たちの生活とAI がどのように関わっているかについて理解して、自らの人生を創造できるAI人材「ライフクリエイター」になるための基本的な考え方を身につける。
現在第三次AI ブームと言われる中で、我々は知らず知らずの間に AI に囲まれて暮らしている。ビデオ配信サイトでは自分が次に見たいと思うビデオを推薦してくれたり、ニュースサイトでは自分が知りたい記事が予めまとめられている。近い将来には面倒な家事は AI を搭載したロボットが代わりに行ってくれるようになり、自動運転車に行先を告げるだけでどこへでも行けるようになるだろう。我々は AI が用意した自分にとって心地よいモノで満たされた空間でますます便利に生活するようになる。しかし AI が自分にとって心地よいモノだけを選別して提供してくれるために、自分の意見と異なる人の考えに思いが至らなくなる恐れがあるのではないだろうか?コロナ禍の今、自由な移動がままならない中、我々はスマホを通して世界を見ている。 AI が並べた情報をスマホを通して見た世界は真実だろうか?
これから長くAI と共に暮らすことになる我々は現代 AI がどのような仕組みで動作しているのかを理解する必要がある。このコースでは現在用いられている AI の基礎的な考え方や応用事例を学び、現代 AI がどのように利用されているか、また現代 AI の課題を考えながら、 AI に振り回されず、各学部それぞれの専門分野で、人生を切り拓いて行くにはどのようにすればいいのか、について様々な観点から考えていく。
(3)授業のキーワードAI、人工知能
(4)授業計画実施回        講師                                                担当
第1回        ガイダンス                                林憲一.高野双葉.丸橋昌太郎
第2回        現代AIが可能にしていること(1)        林憲一
第3回        現代AIが可能にしていること(2)        林憲一
第4回        AIの定義と歴史(1)                        林憲一
第5回        AIと知財戦略                                林憲一.玉井克哉.丸橋昌太郎
第6回        AIの定義と歴史(2)                        林憲一
第7回        現代AIの仕組み(1)                        林憲一
第8回        現代AIの仕組み(2)                        林憲一
第9回        AIと法・倫理                                林憲一.梶谷篤.山口真由.丸橋昌太郎
第10回        AIと公平性・倫理(1)                        林憲一
第11回        AIと公平性・倫理(2)                        林憲一
第12回        AIと医療とスタートアップ                林憲一.医学研究者(未定).丸橋昌太郎
第13回        AIと職業(1)                                林憲一
第14回        AIと職業(2)                                林憲一
第15回        まとめ                                        林憲一

※すべての回において、授業内で小テストを行う。
※順番等は入れ替わる可能性がある。初回ガイダンスで示す。
(5)成績評価の方法各授業に対する小テストを実施します。また全講義終了後に「AI と共に生きる時代にどう人生を切り拓くか」についてのレポートを実施し、これらに基づき評価します。配分は小テスト約 70 点、レポート約 30 点とします。
(6)成績評価の基準試験やレポートの水準は、次の通りである。
必要最低限の知識と考え方を身につけており、授業中に示される事例の問題点を指摘できるようになれば、授業の達成目標に達したといえる(60~69点)。過不足のない知識を身につけ、授業中に示される事例を理論的に分析できるようになれば、水準よりも上回る(70~79点)。十分な知識を身につけ、授業中に示される事例を理論的に分析でき、解決まで考えられればさらにその水準を上回る(80~89点)。それ以上の理解・分析・解決ができ、実生活で実践できれば卓越している(90点以上)。
(7)事前事後学習の内容事後的な復習が強く求められる。参考文献等は適宜授業内で示していく。
(8)履修上の注意小テストに、携帯電話(スマートフォン)もしくはPCを利用するので、各自準備して、持参すること。
全学横断特別教育プログラム「ライフクリエイター人材養成コース」を選択する学生は、必修科目であるが、そうでない学生も受け入れる。同コース選択希望の学生を優先し、その空き定数において、その他の学生を受け入れる。希望者が多い場合には、その他の学生を対象に抽選を行う。
(9)質問,相談への対応授業内もしくは授業後に受け付ける。
(10)授業への出席毎回小テストを行うため、出席できないと単位習得は難しい。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充オンライン配信(リアル+オンデマンド)により対応する。
【教科書】指定しない
【参考書】松尾豊著「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」 角川 EPUB 選書 )
江間有沙著「 AI 社会の歩き方ー人工知能とどう付き合うか」( DOJIN 選書)
【添付ファイル】 なし



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