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開講年度 2023年度 登録コード G2B50602
授業名 グリーンテクノロジー
Green Technology
担当教員 影島 洋介 副担当 清水 雅裕・手嶋 勝弥
講義期間 前期 曜日・時限 水3 講義室 共通教育10講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 環境共生
全学横断特別教育プログラム 環境マインド実践人材養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力この授業では,化学を中心としたグリーンケミストリー(緑の化学)とサステナブルケミストリー(持続的社会の化学)の視点から,環境と科学技術の新たな関わり方を考え,環境調和型技術にアプローチするグリーンテクノロジーを習得できるようになる。
(2)授業の概要前世紀の産業活動により,物質的には豊かになった。ただし,資源やエネルギーの大量消費により,地球環境に悪影響を及ぼしていることが表出した。現世紀(21世紀)は,地球環境を保護するために,自然環境に対してできるだけ小さな負荷で高機能な物質(モノ)を作る環境調和型技術が重要視される。
地球環境と人間社会が調和し共生するためには,化学に基づくグリーンテクノロジーの視点から環境問題に取り組むことも大切である。環境・エネルギー・機能を重要視する未来のモノづくりに真摯に向き合うために,環境触媒や環境材料などの化学を習得する。
(3)授業のキーワード環境調和型技術,グリーンテクノロジー,グリーンケミストリー,サステナブルケミストリー,環境問題,持続可能な開発目標(SDGs17)
(4)授業計画物質化学科教員がリレー形式で,以下のグリーンテクノロジーに関する講義を担当する。
各講義では,具体的なテーマを設定し,多角的な視点からグリーンテクノロジーを捉えるとともに,レポートや小テストなどを課し,グリーンテクノロジーの習得を推進する。
1. 環境問題をかんがえる
2. 粘土の化学
3. 環境と吸着科学
4. 環境とカーボン・超空間
5. ナノテクノロジーとめっき技術
6. 電池の化学
7. エコカー技術・材料
8. 身近なガラスと特殊なガラスの話
9. 環境と照明
10.触媒を用いた環境技術
11.水素社会1
12.水素社会2
13.光触媒1
14.光触媒2
15.太陽電池,授業アンケート(最後の15分で実施)
※一部,順番変更の可能性有(その際は事前通達)
(5)成績評価の方法成績評価のためには,各回授業中に課す小試験の受験が必須である。成績評価は授業中の小テストの結果を総合して行う。評価は点数に基づき,信州大学の基準に従って行う。
(6)成績評価の基準授業で示した例題と同レベルの問題が解ければ「水準にある」
応用問題が解ければ「やや上にある」
やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」
例題からは難しい応用問題が解ければ「卓越している」
(7)事前事後学習の内容事前学習では,事前に参考書として紹介される内容を熟読する。そのなかに含まれる専門用語を調べ,基礎知識の習得に努める。さらに,なぜこのようなグリーンテクノロジーが求められるのかを理解し,その背景を理解する。
事後学習では,各回に課される小テストや小レポートの内容を理解し,さまざまな視点から課題に対応する。授業で例示される内容だけでなく,自分自身が考えるグリーンテクノロジーを表現する力も養う。

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意聴くときは静かに,質問や議論を活発にしてほしい。
継続的に予習や復習を繰り返し,日ごろ直面している環境問題を理解してほしい。
授業開始30分後までは遅刻として扱い,それ以降は欠席扱いとする。ただし,授業中に課せられる小テストや小レポートの提出は認める。
(9)質問,相談への対応授業終了後あるいは電子メールにて質問等を受け付ける。
影島洋介(工学部物質化学科)kage_ysk@shinshu-u.ac.jp, 026-269-5542
清水雅裕(工学部物質化学科)shimizu@shinshu-u.ac.jp, 026-269-5627
(10)授業への出席履修する全ての回に出席することを基本とする。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。
【教科書】指定しない
【参考書】事前に通知する
【添付ファイル】 なし



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