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開講年度 2023年度 登録コード G2B46123
授業名 国際共修ICPゼミ
International Co-Learning Practice Seminar
担当教員 SCHUETZE AMANDA PEGGY 副担当 佐藤 友則・仙石 祐
講義期間 前期(集中) 曜日・時限 水4 集不定 講義室 共通教育313演習室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営、芸術文化、環境共生、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際共修)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・2ヶ月間の集中セミナーで、グローバル社会で求められるコミュニケーション能力を理解し、互いに学び合い、異なる価値観やコミュニケーションスタイルを受け入れることができるようになる(留学生も参加可)。 ・異文化間・世代間コミュニケーションを向上させるためのアイデアを創出し、共有することができるようになる。 ・多様な文化的背景を持つ人々と関わることで、コミュニケーション、リスニング、ディスカッションのスキル、そしてチームワークを向上させることを目指す。 ・実際に地域に出かけて調査を行うことで、生活文化や地域社会を体験・理解し、地域研究・社会的包摂に関する知見を得ることができる。
(2)授業の概要誰もが同じようなコミュニケーションをとるわけではない。年齢や育った環境、住んでいる場所によって、それぞれの人が独自の視点を持っているため、コミュニケーションに対する反応や解釈も異なってくる。言語集団(speech community)の違いを知ることで、国際的な場だけでなく、地域社会とのコミュニケーションを向上させることにも役立つ。
日本人学生、留学生、地域の人々との交流および意見交換を中心とした2ヶ月間の集中セミナーでは、異文化・世代間コミュニケーション能力の向上、グループワークによる地域研究・社会的包摂についての知識を得る。
第1部では、交流の手段としての「コミュニケーション」について学び、「成功するコミュニケーションとは何か」といった問いを探り、理論的な考察やグループ活動を通して、自分自身の会話スタイルを認識する。英語を話すことに自信がない、日本語が通じないなどの壁を経験し、それを乗り越える方法を考える。
第2部では、実際に地域に出て、さまざまな人とコミュニケーションをとりながら、地域の文化を理解し、お互いのニーズを伝え合うことを目的とする。その結果を、オンラインミーティングを通じて、ドイツの学生に英語で報告する。

(3)授業のキーワードグループワーク、フィールドワーク
異文化間コミュニケーション (cross-cultural communication)
世代間コミュニケーション  (cross-generational communication)
都市・地域研究 (Urban and regional research)
社会的包摂(social inclusion)

(4)授業計画第1部「コミュニケーションとは」
①(4月12日)ガイダンス(授業のねらい、計画など)国際共修とコミュニケーションとは?
②(4月19日)異文化・世代間コミュニケーション論 
③(4月26日)グループ活動、コミュニケーション・スタイル、ジェンダー
      【事前学習のテスト①】      
④(5月10日)コミュニケーションの場作り (ゲストスピーカー)
⑤(5月17日)地域コミュニティー研究(ゲストスピーカー)
      【事前学習のテスト②】
             
第2部「地域研究:地域と出会い、地域と語り合う」
⑥(5月26日、金5)Online Exchange with students in Germany 1:Input-Lecture, 課題の設定                     【事前学習のテスト③】
⑦+⑧(5月27日(土) ゼミ2回分)地域と出会い、地域と語り合う1:地域社会との交流の場探し
⑨(5月31日)インタービューの仕方、データ分析について
⑩+⑪+⑫(6月3日、ゼミ3回分)地域と出会い、地域と語り合う2:グループワーク、
          インタービュー実施
⑬+⑭(6月9日、金5,6)Online Exchange with students in Germany 2:
                      グループ発表+ディスカッション
⑮(6月14日)ふりかえり、授業アンケート 
            【1週間内、期末レポート提出】
(5)成績評価の方法事前学習テスト(日本語、英語)、グループ発表(英語)、レポート(日本語か英語)により評価する。
(6)成績評価の基準1. 事前学習テスト(3回): 30%
2. グループ発表:         30%
3. 期末レポート:         40%

1→ 事前学習として、参考資料を読み込み、理解してくること
2→ グループ発表としては、後半の実習で自分たちが調べたことや体験したことをグループでまとめ、相手大学の学生にわかりやすく伝え、松本の地域社会を理解してもらえるようにする
3→ 最終レポートの内容として、ゼミ前半の理論とゼミ後半の実践や相手大学からの発表を反映したものとする
(7)事前事後学習の内容ディスカッションは主に日本語で行うが、提供される資料の多くは英語なので、読解や翻訳に十分な時間を確保してください(事前学習のテストを行う)。
(8)履修上の注意COILの際は必ずパソコンとヘッドセットを持参すること。
第2部を実践する際、自己負担費用が発生することがある。
授業をハイブリッド型で提供するので、松本キャンパス以外の学生もウェルカムだが、最低でも地域との交流には松本に来る必要がある。
(9)質問,相談への対応メールにて受け付ける。アドレス: amanda_s@shinshu-u.ac.jp
(10)授業への出席30分以上の遅刻は欠席とみなす。30分以内の遅刻は、2回で欠席とみなす。6回の欠席で失格となる。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充欠席により事前学習テストを受けない場合は、補充として文献に基づくコミュニケーション論に関するレポートを提出すること。
第2部の地域活動への参加が単位認定の条件となる。オンラインでのグループ発表に参加しない場合は、行った地域研究の内容に関する記事をグループに提供すること。
【教科書】指定しない
【参考書】ゼミ内で適宜紹介する。
【添付ファイル】 なし



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