(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 身体心理学に関して,的確に情報を収集し,理解し,わかりやすく発信することができるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 春木豊編著『身体心理学ー姿勢・表情などからの心へのパラダイム』の中から,受講生が興味のあるトピックを選択し,授業時にPowerPointを用いて発表する。その際,関連する研究等の情報も事前に検索し,発表内容に加える。受講生の数により,発表を個人で行うか小グループごとに行うか決定する。発表内容について,受講生全員で質問・意見等を言いディスカッションを行い,身体心理学の考え方,意義についての理解を深化させると同時に,批判的思考法を身につける。 |
(3)授業のキーワード | 心理学,身体,グループワーク |
(4)授業計画 | 1. ガイダンス 2. 担当教員による身体心理学の概説 3. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学とは何か1) 4. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学とは何か2) 5. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―呼吸) 6. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―筋反応) 7. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―表情・視線) 8. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―姿勢) 9. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―発声) 10. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―動作と歩行) 11. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―対人空間と身体接触) 12. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の諸領域―ボディワーク) 13 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(身体心理学の発展) 14. 各受講生もしくは小グループによる発表と討論(精神に潜む身体) 15. まとめ 授業アンケートの実施 |
(5)成績評価の方法 | レポーターとしての発表内容5割,討論への参加5割の比率で評価する。 |
(6)成績評価の基準 | 発表と討論への参加について, 1.資料(教科書)の内容を正確に理解し 2.それについて,PowerPointを用いてわかりやすく説明でき, 3.資料以外の情報(関連研究など)も発表に盛り込まれている, 4.自分の意見も提示できている 5.他の受講生の発表に対し,積極的に質問や意見を述べている。
1から5の5項目すべてを満たせば「卓越している」,4つを満たせば「かなり上にある」,3つを満たせば「やや上にある」,2つを満たせば「その水準にある」と評価する。 |
(7)事前事後学習の内容 | 発表者は発表資料(動画やスライド等)を事前にeALPSにアップしておくこと,他の受講生はそれを用い予習すること。また,授業後に発表に対するコメントをeALPSに投稿し,質疑応答を行う。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 24名を定員とし,希望が多い場合には受講制限する。受講生は,自身の発表の準備,他の受講生の発表に対するコメントなど授業時間外学修を行う必要がある。教科書は必ず購入すること。 |
(9)質問,相談への対応 | 火曜日の12:30から13:20をオフィスアワーとする。研究室の場所は人文学部棟5階。 相談のある学生は,事前にメールにてアポを取ること。アドレスは,takaseh (at) shinshu-u.ac.jp |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とします。。 授業の出欠は,出席確認システムと毎週の課題の提出で確認します。なお,着席登録ができなかった場合は,授業終了後に担当教員に速やかに申し出てください。不正な出席登録があった場合は,単位を認定しません。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 春木豊・山口創, 新版 身体心理学, ISBN(9784761009128), 川島書店, 2016年, 3,850円(税込) |
【参考書】 | 春木豊, 動きが心をつくる─身体心理学への招待, ISBN(9784062881197), 講談社, 2011年, 946円(税込) |
【添付ファイル】 |
なし |