(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | さまざまな感情に関わる問題についてどのように考えるか、自ら思考し、自らの意見としてまとめることができるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 感情は、私たちの生活の中心にあるものである。本授業では、こうした感情がどのようなものなのか、なぜ感情が存在するのか、そしてどのように私たちの行動に影響を与えるのかといったことについて、科学的に明らかにされてきた知見について学ぶ。また、知識獲得だけでなく、さまざまな感情に関わる問題についてどのように考えるか、自ら思考し、意見としてまとめることを求める。 |
(3)授業のキーワード | 心理学、感情 |
(4)授業計画 | 第01回:ガイダンス/感情とは何か? 第02回:感情の要素 第03回:感情と身体 第04回:感情と発達 第05回:感情と文化 第06回:感情と表出 第07回:シグナルとしての感情(1)―泣き― 第08回:シグナルとしての感情(2)―笑い― 第09回:ネガティブ感情(1) 第10回:ネガティブ感情(2) 第11回:ポジティブ感情(1) 第12回:ポジティブ感情(2) 第13回:混ざり合う感情 第14回:社会の中での感情 第15回:感情とうまく付き合う/授業評価アンケート
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(5)成績評価の方法 | 授業内でのリアクションペーパーに対する回答(30%)、小テスト(70%)(4回に1回実施する予定)によって、評価する。 |
(6)成績評価の基準 | リアクションペーパーおよび小テストは以下の観点から評価する。
1、授業で紹介した用語について理解できているか 2.授業で紹介した理論について理解できているか 3.問題の背景にある事象を理解できているか 4.理論を抽象的に理解しながら、具体的な問題と関連づけられているか 5.理論を踏まえながら、自分独自の視点で考察されているか
1-5において5項目を満たしていれば、「かなり上にある」、4項目であれば「やや上にある」、3項目でれば「その水準にある」と評価する。
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(7)事前事後学習の内容 | 感情心理学に関する内容は、日常の中にありふれている。自身で学んだ知識を授業内だけでなく、日常の中でも思索するように努めること。教科書は指定しないが、参考書を適宜参照しながら理解を深めること。また、授業内容を復習し、わからない点は次回までに明らかにしてくること。 ※この授業は60時間以上の時間外学習が必要となります。
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(8)履修上の注意 | 小テストの実施時期については授業時に説明する。また、実験や調査の協力を求めることがある。実験や調査に参加することは、心理学に実際に触れることのできる機会となるため、積極的に参加することが望ましい。 |
(9)質問,相談への対応 | メール(mshirai@shinshu-u.ac.jp)にて受け付ける。 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とする。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 指定しない。 |
【参考書】 | 浜治世・浜保久・鈴木直人(共著),感情心理学への招待―感情・情緒へのアプローチ,4781910033,サイエンス社,2002年,2420円(税込) 大平英樹(編集),感情心理学・入門,4641123888,有斐閣アルマ,2010年,2090円(税込) ディラン・エヴァンズ(著),感情,4000268848,岩波書店,2005年,2200円(税込)
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【添付ファイル】 |
なし |