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開講年度 2023年度 登録コード G1D13503
授業名 ドイツ語初級(読解・会話)Ⅰ
German: Elementary Level (Reading Comprehension / Conversation) Ⅰ
担当教員 GOTO CORINNA VERENA 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 水2 講義室 共通教育313演習室 単位数 1
対象学生 授業形態 実習 備考  
授業で学べる「テーマ」 多文化協働
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 自己紹介から始め、大学や家での日々の生活について正しいドイツ語を使って口頭でも筆記でも表現できるようになること。  ペアワークやグループワークを通して、やりとりの中から自ら学んでいけるようになること。
(2)授業の概要 この授業ではドイツ語の基礎を習得します。この授業は特に、実際にドイツ語を使ってコミュニケーション能力を習得し、4つの言語能力(話す、聞く、書く、読む)を訓練します。ドイツ語のセンテンスを口頭と筆記で作ることに重点を置いて、授業を行いますので、文法の適切な使い方も重要不可欠です。(「ドイツ語初級(文法)Ⅰ」と同時に履修するとドイツ語検定4級レベルに到達する。)
 教科書をベースにしつつ、実践練習に力を入れます。授業中は教科書に沿って、映像・音声教材、クラスでの口頭練習、ペアワークやグループワーク、インタビュー活動等が行われます。口頭でのやりとりに、多くの時間を費やします。即ち、受講者には授業への積極的な参加が要求されます(成績評価にも入ります)。
 授業ではほぼ毎回小さな宿題を出します。セメスターの期間中、学習過程(表現等を含め)の確認のために、(各課修了)小テストを行います。小テストや期末試験は、筆記試験と口答試験からなります。
(3)授業のキーワード初修外国語、ドイツ語、コミュニケーション
(4)授業計画01 導入 (発音・アルファベート・あいさつ・数字(0-12)など)
02 復習・数字(0-1000)等
03 L1 Ich heisse Michaela (自己紹介)
04 L1 小テスト
04-05 L2 Kommst du nicht aus Deutschland(第三者の紹介)
06 L2小テスト
06-07 L3 Wo ist das Buero?(道案内)
08 L3小テスト
08-09 L4 Ist das dein Computer?(身の回りの物)
10 L4小テスト
10-11 L5 Mein Laptop ist unpraktisch(人や服装の評価)
12 L5小テスト
12-13 L6 Ein Familienfoto(家族の紹介と形容)
14 L6小テスト
14-15 Spielraum 1, 復習 & 授業アンケートの記入
16 期末試験
※計画は前後することがあります。
(5)成績評価の方法 授業への積極的参加(宿題、授業内での課題)50%、小テスト 30%、ならびに期末試験 20%を総合して評価します。全体で60%以上で合格となります
(6)成績評価の基準 ●授業への積極的参加(50%:授業内での課題と宿題の点数はほぼ半分ずつになり、点数は毎回、eALPSの評定表に記入します。)
 >授業内での課題(教科書の問題 ・グループワーク・インタビュー活動等 ):教科書にある会話表現や文法を理解し習得するために課題・練習に取り組んでもらいます。課題には個人ワークやペアワーク,グループワークによる練習があり,教員が様子を見て回ります.その際に,積極的な取り組みや,質問をして疑問点を解消するような態度,理解の度合いをチェックして評価します。
 >宿題(教科書の問題・聞き取り・作文練習等 ):宿題は,その回に学んだこと(文法・語句・会話スキル等)の理解と使用できるかどうかを確認するものです。提出された宿題を毎回チェックして評価し,返却します。
 ●試験・テストは本授業で学んだ語彙、文法、コミュニケーション能力の使用を確認するために行います。
 >小テスト(30%):各課で学んだことの使用を確認する。
 >期末試験(20%):本授業で学んだことの使用を確認する。
 ●宿題・小テスト・期末試験の問題採点について:原則として、回答が不完全であったり、間違いを含んでいたりする場合は点数が得られません。会話や作文といった応用課題に関しては、以下の評価基準を設定します。なお、本授業では、ドイツ語の完璧な運用自体よりも、タスクの適切な遂行の方に評価の力点が置かれている。

60点以上:ある程度の文法・語彙のミスは見られるが、適切なドイツ語でタスクの大部分をこなしている場合を、「目的の達成水準」とする。
70点以上:軽度の文法・語彙のミスは見られるが、適切なドイツ語でタスクの大部分をこなしている場合は、(以上の「水準」よりも)「やや上にある」とする。
80点以上:適切なドイツ語でタスクを完全にこなしている場合は、「かなり上にある」とする。(この場合、微細なミスに関しては許容範囲とする。)
90点以上:円滑かつ自然なドイツ語でタスクを完全にこなしている場合は、「卓越している」とする。
(7)事前事後学習の内容 ほぼ毎回、授業に合わせた復習の課題(教科書の問題・聞き取り・作文練習等)を出します。それ以外にも特に授業で扱った語句・語彙・文法について復習してください。
 ドイツ語ができるようになるためには、単に試験前に勉強するだけではなく、毎週、既習事項の復習を行い、教科書と付属のCDも活用して、練習問題にも積極的に取り組み、日頃から口頭練習を繰り返してください。

※この授業は45時間の学修を必要とする内容です。従って,15時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意 この授業では文法的な説明をできるだけ省略し、実践練習に力をいれます。そのため、「ドイツ語初級(文法)Ⅰ」または「ドイツ語初級(総合)Ⅰ」を同時に履修することを強く勧めます。(教養科目の「ドイツ語圏の文化(社会事情)」と組み合わせて履修すると、より効果的です。)
 eALPSに関して:eALPS には毎回その日の授業内容、宿題と他の情報がアップデートされます。定期的に確認してください。
 宿題に関して:翌週の授業までに完成させ、eALPSを通じて提出してください。
 疑問に関して:疑問はそのままにしないことが重要です。自分の疑問は、多くの場合、みんなの疑問でもあります。授業中の積極的な質問を歓迎します。
(9)質問,相談への対応 オフィスアワーは木曜日13:30~14:30です。(研究室:共通教育第1講義棟南校舎3階)
 メールアドレス:rinse@shinshu-u.ac.jp
(10)授業への出席 「学修の補充の対象とする事由」に該当する場合であっても,3回を超えて欠席した場合は,授業の達成目標に到達するまでの教育の質を担保することができないため,単位認定はできません。
 遅刻に関して:2回の遅刻で欠席1回分とみなします。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、補充の指示をしますので共通教育窓口に申出てください。
 欠席に関して:病気や何らかの事情で授業を欠席する場合は、必ず前もってメールで連絡してください。欠席者は各自、(友人・eALPS等を通じて)授業内容を確認し、その日出された宿題をしっかりこなしておいてください。
【教科書】 Andreas Riessland ほか著『Modelle neu 1』(CD付き モデル1 問題発見のドイツ語 「改訂版」)、ISBN-13: 978-4384122480、三修社、2007、2600円+税
【参考書】・独和辞典(授業で説明します)【電子辞書より紙辞典はお勧めです。】
・文法まとめ 
 例えば:岡田公夫、清野智明『基礎ドイツ語文法ハンドブック』三修社
     モニカ・ライマン著『ドイツ語の基本―文法と練習』三修社
     辞典の文法表など
【添付ファイル】 なし



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