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開講年度 2023年度 登録コード G1D13104
授業名 ドイツ語初級(総合)Ⅰ【EA】
German: Elementary Level (Comprehensive Course)Ⅰ
担当教員 松岡 幸司 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 集不定 講義室   単位数 1
対象学生 全(後期スタート) 授業形態 e-Learning 備考  
授業で学べる「テーマ」 多文化協働
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力基礎的な文法の学習を通して,簡単なドイツ語文を読み,同程度のドイツ語文を書くことができるようになる.
(2)授業の概要☆到達目標:
国際化が進む現代社会で生きていくために,多様なものの見かたができるようになることを目指し,英語以外の外国語(この授業ではドイツ語)の基礎を習得する.言語の基本は「音」であるので,発音も重視しつつ,使えるドイツ語の基礎を習得してもらいたい.春休みから次年度前期も自主学習を続けることで,独検4級の夏期試験に合格する程度のドイツ語力をつけることも目標の一つである.
☆学ぶべきこと:
1. ドイツ語の基本的な構造
2. ドイツ語の発音
3. 言語を媒介としたグローバル感覚
☆ドイツ語の構造について:
「学習」した個々の項目を自由自在に組み合わせて,読み・書き・話し・聞くことができるようになるのが目標である.そのためには、授業で扱った内容を次の授業までにしっかりと復習し,疑問点を明確にし,定着させて進んでいかなければならない.
☆発音について:
ドイツ語の発音の出発点は「ローマ字読み」である.その例外となる発音に着目して習得を目指してほしい.そのためには,目で読むだけではなく,常に音読して,ドイツ語のリズムを共に身につけていく必要がある.
☆授業の全体像:
最初の数回の授業で発音の基礎を学習するが,その後も引き続いてチェックを行う.数詞の暗唱や短い文章の朗読といった口頭テストも行う.
基本的に1課終了ごとに確認テストを行うことで,自己評価(チェック)に役立ててもらう.その他に,発音チェックの口頭試験,期末試験を行う.
(3)授業のキーワード初修外国語
ドイツ語,グローバル感覚
(4)授業計画1. 導入:アルファベート,発音の基礎,基礎的な表現
2-4. Lektion 1:動詞の現在人称変化と語順
5-7. Lektion 2:名詞の性と格変化(1格と4格)
8. 前半のまとめ
9-11. Lektion 3:不規則変化動詞の現在人称変化,名詞の複数形と3格
12-14. Lektion 4:前置詞,副文
15. 後半のまとめ,授業アンケートの記入
(5)成績評価の方法・確認課題および口頭試験[30%]
・確認小テスト[40%]
・期末テスト[30%]
これらを総合して評価する.
(6)成績評価の基準既習事項の習得度を下記のような方法で「授業の達成目標」にある言語運用能力の獲得度を確認し,評価する.
・確認課題および口頭試験:毎回の授業の終了後に取り組む「確認課題」により,授業内容の理解度と習得度を確認する.また学期中に2回口頭試験を行い,発音の習得度を確認する.[30%]
・確認小テスト:教科書の各課終了後に取り組む「確認小テスト」により,当該課の内容の理解度と習得度を確認する.[40%]
・期末テスト:セメスター全体の内容の理解度と習得度を確認する.[30%]

見てわかるように,学習プロセスの各段階における理解度から達成目標への到達度をはかる.これらを総合して,下記のように評価する.
90点以上:十二分に授業の達成目標の水準に達した
80点以上:授業の達成目標の水準に達した
70点以上:ある程度,授業の達成目標の水準に達した
60点以上:最低限,授業の達成目標の水準に達した
(7)事前事後学習の内容・予習よりも復習に重点をおく!
・毎回の授業の後には必ず復習を行い,自分の理解度を確認すること.「復習」というのは「理解できた部分とできなかった部分をはっきりさせる」ために行うものである.
・そのため,毎回授業外学習の課題に取り組んでもらう.
・また授業内でも授業外でも,音読の練習を際限なく繰り返すこと.
・授業で使う教科書の映像と音声はWeb上で視聴できるので,それを授業外学習で積極的に活用するように!

※この授業は45時間の学修を必要とする内容です。従って,15時間(毎週1時間)以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意・理解度・習得度の低かった事柄については,次回の授業,メール,オフィスアワーなどを活用して,必ずしっかりと確認すること.
・辞書は必携.最初の授業で「独和辞典の紹介」を行う.

☆ この授業は,「後期スタート」のドイツ語入門の授業である.Web上にある授業ヴィデオ(前期に開講された同じ授業の動画)を毎週見ることで授業に参加し,課題を提出する,という形式で行われる.毎週コンスタントに授業が進むため,毎週欠かさずヴィデオ受講することが必須となる.
☆ 受講希望学生は,【あらかじめ,メールで連絡】をし,受講方法についての指示を受けておくこと!
(9)質問,相談への対応オフィスアワー:水曜日3限
研究室の場所:共通教育第1講義棟3階南
メールアドレス:maulwurf@shinshu-u.ac.jp

☆オフィスアワーの時間に来れない人は,メールにて相談してください.
☆質問については,メールやWeb上のフォーラムも活用してください.
(10)授業への出席「学修の補充の対象とする事由」に該当する場合であっても,3回を超えて欠席した場合は,授業の達成目標に到達するまでの教育の質を担保することができないため,単位認定はできません.
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、補充の指示をしますので共通教育窓口に申出てください.
【教科書】清野智昭:Meine Deutschstunde. Auf geht's nach Berlin! und danach.(ドイツ語の時間. 〈恋するベルリン〉). ISBN-13: 978-4255253930.朝日出版社(2011). ¥2,600-
【参考書】清野智明:ドイツ語のしくみ《新版》白水社
単行本:ISBN: 978-4-560-08656-8(2014)\1,430-
電子媒体:ISBN: 978-4-560-45953-7(2018)\1,430-

その他,授業時に適宜紹介します.
【添付ファイル】 なし



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