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開講年度 2022年度 登録コード G1B30002
授業名 税法入門講義
Introduction to Tax Law
担当教員 橋本 彩 他 副担当 山沖 義和・辻 庄市
講義期間 前期 曜日・時限 木3 講義室 共通教育61講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営、多文化協働、キャリア
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) 信州志向、グローバル
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース、グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(日本理解)、ストラテジー・デザイン人材養成コース、ライフクリエイター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】的確に情報を収集し,理解し,発信する力
・【2020年度以降カリキュラム対象】持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力
【授業の達成目標】
・書籍やインターネットなどを利用して必要な情報を入手し、入手した情報を取捨選択して自らの言葉で表現することができる。
・現代社会における税法上の課題について、その中に含まれる論点を発見し、法学的観点から解決に導くことができるようになる。
【授業のねらい】
この授業のねらいは、責任ある市民の育成という見地から、われわれの生活と切っても切れない関係にある税に関して基本的な仕組みを知るとともに、税金を身近に感じてもらうことにある。
(2)授業の概要各回とも税法の専門家(財務省・国税当局・税理士など)を講師としてお招きする。それぞれの税金について基本的仕組みを簡単に紹介した上で、現代社会における税務上のトピックスについて解説する。具体的には、税金を身近なものとして理解できるようにするため、所得税・法人税・消費税等の個別の税金のほか、確定申告の仕方・税務調査業務・徴収業務等の概要について順次取り上げる。
(3)授業のキーワード税金、租税法、法学、実務経験
(4)授業計画第1回 税理士業務:税理士は楽しい!          (税理士会)
第2回  日本の予算:歳入の6割が税収だ!       (財務省)
第3回  税制改正 :人づくり革命と生産性革命     (財務省)
第4回  税務調査 :脱税は許さない!         (関東信越国税局)
第5回  酒税業務 :お酒のラベルの不思議       (関東信越国税局)
第6回  徴収業務 :差押えは難しい!         (関東信越国税局)
第7回  国税不服審判制度:公正に判断します!     (国税不服審判所)
第8回  所得税1 :その収入、申告しなくて大丈夫!?   (税理士会)
第9回  所得税2 :バイト代から引かれる所得税って何?  (税理士会)
第10回 法人税  :企業の税金はどのような仕組みなのか? (税理士会)
第11回 消費税  :消費税を納めるのは誰?        (税理士会)
第12回 不動産関連税 :売ったり買ったりすると?     (税理士会)
第13回 相続税  :財産を相続すると税金がかかる!    (税理士会)
第14回 地方税  :地方独自の財源は重要だ!(松本市役所、総務省または長野県庁)
第15回 国際課税 :各国で税金の争奪戦が始まった!    (税理士会)+授業アンケート
期末試験

講義日や講義内容は、今後変更される可能性がある。
(5)成績評価の方法各回のレポート及び講義への取組状況(40%)+期末試験(60%)により評価する。
(6)成績評価の基準税金の基本的な仕組みと取り上げたトピックスについて一定程度の理解が示されていれば「水準にある」、正確に理解していれば「やや上にある」、背景も含めて考察できれば「かなり上にある」、さらに解決策まで考えられれば「卓越している」。
(7)事前事後学習の内容事前に参考資料等の該当箇所を予習して講義に臨むとともに、毎講義後にレポートを作成することで理解を深めること。
この授業は90時間の学修を必要とする内容です。したがって、60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意各回とも簡単なレポートを課すので、毎回、講義に出席の上、レポートを提出すること。また、期末試験を受けること。
(9)質問,相談への対応原則として授業前後に受け付けるほか、個別に対応する。
【教科書】なし
【参考書】佐藤英明『プレップ租税法〔第3版〕』(弘文堂、2015年)
小塚真啓『高校生のための税金入門』(三省堂、2020年)
【添付ファイル】 なし



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