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  県内大学開放授業     
開講年度 2021年度 登録コード T3B02200
授業名 構造力学Ⅱ(16T以降)
Structural Mechanics 2
担当教員 小山 茂 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 金2 講義室 工C3-102教室 単位数 2
対象学生 水環境・土木工学科2年生 授業形態 講義 備考 対象以外の学生の受講は認めない(再履修は除く)
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】科学に関する基礎および専門的な基礎知識をもち、これらの基礎概念と一般的法則を本質的に理解するとともに、基礎科学および専門基礎に関する問題を解答する能力がある
【授業の達成目標】
・不静定構造物の解法について,その原理を理解できるようになる.
【授業のねらい】
構造力学IIでは,主として不静定構造物の計算を修得することを目的とする.
1.仕事とひずみエネルギーについて理解し説明できる.
2.仕事とエネルギーの原理を使って断面力,影響線の計算ができる.
3.各種不静定構造に対する解法を理解し説明できる.
4.不静定構造物の特徴や得失・解法の原理を理解し,他者に説明できる.
5.簡単な不静定構造物の計算ができる.

(2)授業の概要現実の土木・建築構造物は,不静定とするものが多い.構造力学IIでは,主として不静定構造物について学び,解析技法を身につける.また,最近重要となっているコンピュータを用いた構造解析法についても学ぶ.
(3)授業計画第1回 イントロダクション
第2回 仮想仕事の原理による支点反力と断面力の解法
第3回 仮想仕事の原理によるゲルバー梁の支点反力と断面力の解法
第4回 変形する弾性体に対する仮想仕事の原理(準備編)
第5回 第5回:変形する弾性体に対する仮想仕事の原理
第6回 相反定理とその応用
第7回 エネルギー原理による解法
第8回 不静定構造の基礎
第9回 不静定構造の解法(その 1 ,外的不静定構造)
第10回 不静定構造の解法(その2,一般的な不静定構造の解法)
第11回 たわみ角法(基礎)
第12回 たわみ角法(応用)
第13回 三連モーメント法
第14回 マトリックス構造解析(基礎)
第15回 マトリックス構造解析(応用),授業アンケート入力
第16回 期末試験
上記は,おおよその授業回数の目安であり,授業の進度によって若干変更する場合がある.
(4)成績評価の方法期末試験の結果に基づき,科目の基本的内容の理解度により成績評価をする.出席の確認は出席確認システムを利用する.
(5)成績評価の基準【授業のねらい】に示した教科書の内容を理解し,他者に対して正しく説明できることを水準とし,

90点以上:「水準からみて卓越している」とみなし,秀
80点~89点:「水準よりかなり上にある」とみなし,優
70点~79点:「水準よりやや上にある」とみなし,良
60点~69点:「水準にある」とみなし,可,
50~59点:「水準よりやや下にある」とみなし,不可(D)
49点以下:「水準にない」とみなし,不可(F)
(6)事前事後学習の内容予習は必要ないが,ノートをまとめるなど,各回3時間の復習を必要とする.
(7)履修上の注意履修条件は,履修チャートに従い構造力学Iおよび同演習を履修していること.
他学科の学生の受講は認めない.
(8)質問,相談への対応随時.極力,アポイントメントと取ること.
(9)その他 
【教科書】崎本達郎 構造力学[第2版]下-不静定編-,森北出版(3,000円+税)
【参考書】 
【添付ファイル】 なし



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