(1)授業のねらい | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】科学に関する基礎および専門的な基礎知識をもち、これらの基礎概念と一般的法則を本質的に理解するとともに、基礎科学および専門基礎に関する問題を解答する能力がある
【授業の達成目標】
・原子の結合と物質の性質の関係について基礎的な説明をすることができるようになる。
【授業のねらい】 材料を構成する基本単位の原子をユニットとして分子や結晶がどのように出来上がるかを 電子の動きから理解する。
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(2)授業の概要 | 材料を構成する基本単位の原子をユニットとして分子や結晶がどのように出来上がるかを 電子の動きから理解するために電子の運動を波動関数で表し、その軌道の形状とそこから生じる 結合の種類を学ぶ。また分子軌道法を通じて計算化学の基礎を学び、モデル分子の性質を計算して 理解する。 |
(3)授業計画 | 1回目原子分子の基礎 2回目波動関数1 3回目波動関数2 4回目原子軌道1 5回目原子軌道2 6回目電子と化学結合1 7回目電子と化学結合2 8回目電子と化学結合3 9回目分子軌道法の基礎 10回目分子軌道法で分かる性質 11回目電子と物性1 12回目電子と物性2 13回目電子と物性3 14回目電子状態1 15回目電子状態2 |
(4)成績評価の方法 | 試験70% 出席及び提出課題30% |
(5)成績評価の基準 | 原子分子の結合形態と構造に関する理解、分子軌道法による簡単な計算、電子と物性に関する理解の到達度で評価する。 |
(6)事前事後学習の内容 | 参考書を事前に読む。 ノート及び課題を授業後に読み返す。 |
(7)履修上の注意 | |
(8)質問,相談への対応 | 授業後およびメール hayashi@endomoribu.shinshu-u.ac.jp |
(9)その他 | |
【教科書】 | なし |
【参考書】 | 分子軌道法、物理化学、物性物理、材料化学に関するテキスト |
【添付ファイル】 |
なし |