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開講年度 2021年度 登録コード T3049200
授業名 土木計画学演習(16T以降)
Exercises in Regional Analysis and Planning
担当教員 髙瀨 達夫 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 金3 講義室 工C3-102教室 単位数 1
対象学生   授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【20T~21T】社会基盤・環境防災・地域計画に関する現状と課題について,文献収集および実験・実習・フィールドワークを通して把握し,それらを適切に分析できる。
【授業の達成目標】
・土木計画に必要な知識に基づいた実践的な事例について分析することができるようなる。
【授業のねらい】
土木計画演習では、土木計画や公共施設計画で用いられる手法の基礎理解を促進することを目的としています。本演習を通して計画に必要な確率・統計の基礎的な部分から簡単な実務的な問題までを習熟する必要があります。また、方法論だけでなく公共施設計画や土木計画で扱う対象に関する知識を得るために、演習の題材としてとりあげる問題は実際の公共施設計画や土木計画に密接に関係した問題です。
(2)授業の概要土木計画の講義では、土木計画の概念や交通問題などの諸問題を科学的に捉え分析する方法論を学習するが、本演習ではまず計画を行ううえで必要となる数理的な手法についての基礎知識を習熟することとし、さらに公共施設計画や土木計画に関した例題を用いた説明と演習の繰り返しで演習を進めます。そして各自の習熟度を深めるために、小テストを頻繁に実施します。
(3)授業計画第1回 計画の必要性の検討その1(合意形成1)
第2回 計画の必要性の検討その2(合意形成2)
第3回 土木計画の評価法その1(効用関数法)
第4回 土木計画の評価法その2(コンコーダンス分析)
第5回 土木計画の評価法その3(費用便益分析)
第6回 待ち行列理論その1
第7回 待ち行列理論その2
第8回 土木計画の調査・分析演習その1(多変量解析1)
第9回 土木計画の調査・分析演習その1(多変量解析2)
第10回 線形計画問題の基礎
第11回 線形計画問題の応用
第12回 動的計画法
第13回 建設プロジェクトの工程管理 その1 (工程表とアローダイヤグラム)
第14回 建設プロジェクトの工程管理 その2 (PERT)
第15回 建設プロジェクトの工程管理 その3 (CPM)
(4)成績評価の方法主に毎回授業時間中に小テストを行い、科目の基本的内容を理解したと認められるものに単位認定を行う。成績評価については90点以上を秀、80点以上を優、70点以上を良、60点以上を可とする。ただし授業時数の2/3以上の出席を必要とし、満たさない場合は無条件で不可とする。
(5)成績評価の基準講義で示したレベルの問題解ければ「水準にある」.
応用問題が解ければ「やや上にある」.
それらの問題が意図するところ・背景まで理解できれば「かなり上にある」.
それに対して,自分の意見を理路整然と他者に分かりやすく説明できれば「卓越している」.
(6)事前事後学習の内容毎回授業時間中(基本的には各授業の最初)に小テストを行うので、復習(2時間)をしっかりとして講義にのぞむこと.
(7)履修上の注意本授業は基本的に毎回問題演習を行っていくため予習しておく必要がある。ただし理論についての理解を深めるために講義形式で重点的に説明を行う場合がある。また授業の冒頭に前回までの演習内容についての理解度をはかるために、小テストを行うので復習を十分行っておく必要がある。
(8)質問,相談への対応オフィスアワーは基本的に金曜4限とします。
(9)その他 
【教科書】指定しない
【参考書】飯田恭敬「土木計画システム分析」
河上省吾「土木計画学」
【添付ファイル】 なし



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