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開講年度 2021年度 登録コード T3042300
授業名 コンクリート構造学(16T以降)
Reinforced Concreate
担当教員 曹 西 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 木2 講義室   単位数 2
対象学生 水環境・土木工学科3~4年生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】科学に関する基礎および専門的な基礎知識をもち、これらの基礎概念と一般的法則を本質的に理解するとともに、基礎科学および専門基礎に関する問題を解答する能力がある
・【~15T】基礎理論に基づいて工学的な観点から問題点や課題を発見することができ、筋道を立てて解決できる
【授業の達成目標】


【授業のねらい】
良い土木技術者になるためには、コンクリート構造学の習得が不可欠である。本授業を通して、

1.コンクリート構造の長所と短所を理解して説明できる。
2.コンクリートと鉄筋の強度特性や諸性質を理解し、設計に正しく使用できる。
3.三種類の設計法を理解し、それぞれの特徴を説明できる。
4.限界状態設計法をマスターする。
5.曲げを受ける部材の曲げ耐力を算定できる。
6.中心軸圧縮力を受ける柱部材の耐力を算定できる。
7.せん断力を受ける部材のせん断耐力を求めることが出来、せん断破壊のメカニズムを説明できる。
8.PC橋の特徴を説明できる。
(2)授業の概要コンクリート構造学の基礎理論知識を学び、具体的な問題を解くことにより、理論の理解を深める。
(3)授業計画第1回 ガイダンス、鉄筋コンクリート誕生のお話
第2回 コンクリート構造の分類と特徴
第3回 RCとPC及びSRCの原理
第4回 RCとPC及びSRCの原理(続き)
第5回 コンクリート構造の設計法
第6回 コンクリート構造の設計法(続き)、コンクリートと鉄筋の力学的性質
第7回 コンクリートと鉄筋の力学的性質(続き)
第8回 限界状態設計法
第9回 限界状態設計法(続き)
第10回 曲げを受ける部材の耐力
第11回 曲げを受ける部材の耐力(続き)
第12回 プレストレストコンクリートの概要
第13回 PC橋の施工
第14回 中心軸圧縮力を受ける柱部材の耐力
第15回 せん断力を受ける部材のせん断耐力
期末テスト
(4)成績評価の方法期末試験の成績、レポート等によって、総合的に評価する。90点以上を秀、80点以上を優、70点以上を良、60点以上を可、60点以下を不可とする。授業回数の3分の1(計5回)以上欠席する者は、期末テストを受ける資格、単位取得の資格を失う。
不合格者は再受講とする。
(5)成績評価の基準基本レベルの例題と同じレベルの問題が解けば「水準にある」、他者が理解できるように説明できれば「やや上にある」、やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」、難しい応用問題が解ければ「卓越している」。
(6)事前事後学習の内容講義内容を中心に事前事後学習をしてください。講義中に出した練習問題、講義後にやる宿題は必ずすべて完成して、講義内容に対する理解を深めてください。
(7)履修上の注意教科書の内容や問題以外の内容も取り入れることがある。
(8)質問,相談への対応授業内容に関する質問は,メール(xicaoca@shinshu-u.ac.jp)で受け付ける。
(9)その他 
【教科書】宇治公隆著:「コンクリート構造学」、コロナ社出版、3000円、ISBN978-4-339-05613-6
【参考書】初回のガイダンスで紹介する。
【添付ファイル】 なし



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