(1)授業のねらい | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【16T~21T】環境と防災関係の科目を学ぶことで,環境の計測と安全性の評価をできるとともに,安全・安心で持続可能な社会環境を構築するための課題を発掘し,それらの解決方法を考えられる
【授業の達成目標】
・・鋼材の特性について説明できるようになる. ・鋼部材の強度について説明できるようになる. ・鋼部材の接合について説明できるようなる. ・鋼部材に関する過去と現在の設計法について説明できるようなる. ・簡単な構造物の塑性解析ができるようになる
【授業のねらい】 この授業では,橋梁(主として道路橋)を対象に,土木分野における代表的な構造用材料である鋼を用いた部材の設計法について理解することにある.
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(2)授業の概要 | 土木分野における代表的な構造用材料である鋼材の基本的な性質を理解する.また,構造力学で得た知識に基づいて,梁・柱・板部材の強度,部材の接合,塑性ヒンジを用いた崩壊荷重の計算方法を学ぶ.また,道路橋示方書における鋼部材の設計法について学ぶ. |
(3)授業計画 | 第1回:イントロダクション 第2回:基礎となる数学 第3回:基礎となる力学 第4回:鋼の冶金的性質 第5回:鋼の機械的(力学的)性質 第6回:梁・柱の力学 第7回:柱の強度 第8回:梁の強度 第9回:板の強度 第10回:部材の接合(溶接接合) 第11回:部材の接合(ボルト接合) 第12回:道路橋設計の基本 第13回:耐荷性能に関する部材の設計 第14回:鋼桁設計の基本 第15回:構造物の塑性設計,授業アンケート入力
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(4)成績評価の方法 | 基本的に期末試験の成績で判定する.また,抜き打ちで小テストを行った場合は,その点数も加味して評価する.
出欠の確認は,出席確認システムを利用する. |
(5)成績評価の基準 | 期末試験の合計が60点以上であれば水準と見なし可,70点以上であればその水準より上と見なし良,80点以上であればその水準よりかなり上にあると見なし優,90点以上であればを卓越していると見なし秀とする.
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(6)事前事後学習の内容 | 講義資料はeALPSにアップする. 抜き打ちで小テストを行うこともあるので,いつどのような問題を出されても対処できるよう,講義で示した問題,参考書の問題を解くことで常に復習すること. |
(7)履修上の注意 | 水環境・土木工学科の履修チャートに従い,構造力学I・II,微分積分学I・II,線形代数学I・IIを履修していることをこの科目を履修するための必要条件とする.また応用数学I・IIの知識も必要となる. |
(8)質問,相談への対応 | 随時,アポイントメントは取るようにすること. |
(9)その他 | |
【教科書】 | なし.eALPSに資料をアップする.ただし,以下に示す参考書のいずれか一冊は手元に置くようにすること. |
【参考書】 | 倉西著「最新 橋構造 (第3版)」 森北出版,3300円 伊藤著「鋼構造学」コロナ社,3320円 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編 日本道路協会,2200円 道路橋示方書・同解説II鋼橋編 日本道路協会,6600円 |
【添付ファイル】 |
なし |