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開講年度 2021年度 登録コード T3011200
授業名 地域の分析と計画演習(16T以降)
Exercises in Regional Analysis and Planning
担当教員 森本 瑛士 他 副担当 髙瀨 達夫
講義期間 前期 曜日・時限 木5 講義室 工C3-102教室 工C3-100教室 工C3-101教室 単位数 1
対象学生   授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【20T~21T】社会基盤・環境防災・地域計画に関する現状と課題について,文献収集および実験・実習・フィールドワークを通して把握し,それらを適切に分析できる。
【授業の達成目標】
・地域の計画に必要な技術を習得し、地域の課題解決策を考えることができるようになる.
【授業のねらい】
(1)地域の計画において実践的な事例について分析することができるようになる.
(2)地域課題について調査・分析に必要な統計学的基礎が理解できる.
(3)地域の課題を発見し、解決までのプロセスを導くことができる.
(4)地域の課題解決に向けたワークショップを実践することができるようになる.
(5)発見した地域課題を他者に分かりやすく説明ができるようになる.
(2)授業の概要本講義は前半(第1回~第8回)を高瀬が担当し、後半(第9回~第15回)を森本が担当します。
前半では地域の課題を抽出し、調査・分析を行うために必要な統計学の基礎を習得するために、主に計画を題材とした演習問題を解くことによって理解を深めます。また、後半では地域課題の解決に向けた重要なワークショップの基礎を学び、実践することで手法に対する理解を深めるとともに、課題解決能力の向上を図ります。
(3)授業計画第1回:確率統計の基礎知識
第2回:地域分析の統計学的基礎(1)(確率の基礎)
第3回:地域分析の統計学的基礎(2)(平均・標準偏差)
第4回:地域分析の統計学的基礎(3)(確率変数)
第5回:地域分析の統計学的基礎(4)(統計的推定)
第6回:地域分析の統計学的基礎(6)(統計的検定)
第7回:地域分析の統計学的基礎(7)(統計的推定と検定の応用)
第8回:地域分析の統計学的基礎(8)(回帰分析)
第9回:ワークショップの概要説明,対象地設定
第10回:グループワーク①(計画内容の整理)
第11回:グループワーク②(計画概要の作成)
第12回:グループワーク③(計画概要の改善)
第13回:グループワーク④(まとめ・発表資料の作成)
第14回:発表(前半グループ)
第15回:発表(後半グループ)
(4)成績評価の方法前半は主に毎回授業時間中に小テストを行い、科目の基本的内容を理解したと認められるものについて合格とする.後半はグループワークへの積極性(個人単位評価)、発表内容の適切さ・わかりやすさ(グループ単位評価)、発表への質疑応答(個人単位評価)から判断します.
(5)成績評価の基準前半については、演習で示したレベルの問題解ければ「水準にある」.応用問題が解ければ「やや上にある」.それらの問題が意図するところ・背景まで理解できれば「かなり上にある」.それに対して,自分の意見を理路整然と他者に分かりやすく説明できれば「卓越している」.
後半については、発表にて課題を提示することができ、質疑に対して応答することができれば「水準にある」.発表にて課題とその要因を提示することができ、質疑に対して的確に応答することができれば「やや上にある」.発表にて課題とその要因・解決策を提示することができ、質疑応答ができれば「かなり上にある」.発表にて課題とその要因・解決策をより高いレベルで提示することができ、的確な質疑応答ができれば「卓越している」.
(6)事前事後学習の内容前半については、毎回授業時間中(基本的には各授業の最初)に小テストを行うので、復習(2時間)をしっかりとして講義にのぞむこと.後半については、グループ内で目標を共有し、授業時間外であっても課題解決に向けて連携を図ること.
(7)履修上の注意前半については電卓を持参してください.後半についてはグループ内で1つ以上のノートPCを持参してください.
(8)質問,相談への対応メールにて事前に相談して下さい。
(9)その他 
【教科書】なし
【参考書】特に指定はしませんが、統計学やワークショップに関する教科書を読んでおくとよいでしょう.
【添付ファイル】 なし



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