シラバス表示
  県内大学開放授業     
開講年度 2021年度 登録コード T3008200
授業名 構造力学Ⅰ(16T以降)
Structural Mechanics 1
担当教員 近広 雄希 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 金2 講義室   単位数 2
対象学生   授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】科学に関する基礎および専門的な基礎知識をもち、これらの基礎概念と一般的法則を本質的に理解するとともに、基礎科学および専門基礎に関する問題を解答する能力がある
【授業の達成目標】
・静定構造物に対する基礎力学を理解する.
【授業のねらい】
主に静定構造物の計算を修得することを目的とする.
1.静定トラスの部材力,静定ばりの支点反力,曲げモーメント,せん断力を計算できる.
2.はりのたわみを計算でき,たわみと曲げモーメント,せん断力,荷重の関係を説明できる.
3.応力とひずみ,ヤング率,弾性と塑性について説明できる。
4.影響線の意味や,それと設計との関係を説明できる.
5.座屈について理解し説明できる.
(2)授業の概要構造力学は,橋,建物,その他多くの構造物の設計の基礎となる力学である.
構造力学Iでは,構造力学の基礎編として,力のつり合いだけを条件として解析する静定構造物の力学・解析法を身につける.
(3)授業計画第1回:構造力学とは,力の性質・力の釣合いとモーメント
第2回:構造物と構造力学(基礎)
第3回:構造物と構造力学(応用)
第4回:構造物の内部に働く力(基礎)
第5回:構造物の内部に働く力(応用)
第6回:トラス構造
第7回:構造材料の力学的性質
第8回:はりの応力と断面の幾何学的性質(基礎)
第9回:はりの応力と断面の幾何学的性質(応用)
第10回:はりのたわみ(微分方程式による方法)
第11回:はりのたわみ(弾性荷重法)
第12回:移動荷重と影響線(基礎)
第13回:移動荷重と影響線(応用)
第14回:柱の座屈(基礎)
第15回:柱の座屈(応用)
第16回:期末試験
上記は,おおよその授業回数の目安であり,授業の進度によって若干変更する場合がある.
(4)成績評価の方法講義中に行う小テストと期末試験の結果に基づき,科目の基本的内容の理解度により成績評価をします.
期末試験の受験資格には授業時数の2/3以上の出席を必要とする.
(5)成績評価の基準点数で
90点以上:「水準からみて卓越している」とみなし,秀
80点~89点:「水準よりかなり上にある」とみなし,優
70点~79点:「水準よりやや上にある」とみなし,良
60点~69点:「水準にある」とみなし,可,
50~59点:「水準よりやや下にある」とみなし,不可(D)
49点以下:「水準にない」とみなし,不可(F)
とする.
(6)事前事後学習の内容授業計画に基づいて事前に教科書を読んで講義内容をイメージしておくこと.
復習により内容をよく理解して章末の演習問題を解くこと.
なお,講義資料が必要に応じてWEB上にて公開するので参照にされたし.
(7)履修上の注意構造力学を理解するためには,高校レベルの微分・積分の基礎,および物理(力学)の知識が必要である.
どちらも深いところまで知っている必要ないが,不安な者は復習をしておくことが望ましい.
また後期に開講される「構造力学II」は,この「構造力学I」が修得済であることを前提に講義が進められるので承知しておくこと.
(8)質問,相談への対応随時対応
(9)その他崎本達郎 構造力学[第2版]上-静定編-,森北出版(2400円+税)
【教科書】 
【参考書】 
【添付ファイル】 なし



戻る