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開講年度 2021年度 登録コード T0008200
授業名 地域環境演習Ⅰ(16T以降)
Seminar in Environment Protection in the Community 1
担当教員 高村 秀紀 他 副担当 錦織 広昌・榊 和彦
講義期間 前期 曜日・時限 月5 講義室 工C3-100教室 単位数 1
対象学生 工学部全学科2~4年生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営、環境共生
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) 信州志向、グローバル、環境
全学横断特別教育プログラム 環境マインド実践人材養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】自然環境に配慮した環境マインドを習得し、環境調和社会を目指した工学的な取り組みを継続的に行うことができる
【授業の達成目標】

【授業のねらい】
【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・自然環境に配慮した環境マインドを修得し,環境調和型社会を目指した工学的な取り組みを継続的に行うことができる
【授業の達成目標】
・自然環境に配慮した環境マインドを修得し,環境調和型社会を目指した工学的な取り組みを継続的に行うことができるようになる.
【授業のねらい】
環境活動は、当事者意識が得にくく、考え方も非常に多様であるため、極めて難しい活動である。このため、環境活動にはあらゆる困難が待ち受けている。環境の21世紀を築くためには、これらの困難を乗り越えるたくましい環境マインドをもつ人材の養成が重要になる。

この授業では、長野市の地域社会における環境問題解決への取組参加をとおして、「自分でPDCAサイクルを機能させて行動できる人材」の養成を目指す。
(2)授業の概要上記の目標を達成するためには、活動のプランからアクションに至るまで自ら主体的に取り組むことが履修学生に求められる(プラン創生型科目)。
この意味で、従来の授業のように与えられた知識の習得結果ではなく、実際に行動して成果を自ら導き出す過程が重要になる。

実際の活動体験をとおして、環境問題の本質のいったん、コミュニケーションとチームワークの重要性、失敗からの学び、社会活動で必要とされるもの、PDCAサイクル駆動のポイントがわかる。

担当教員が,企業での実務経験を活かして講義を行います。また,ながの環境パートナーシップ会議の各チームのメンバーは,社会人で企業などでの実務経験者である.
(3)授業計画詳細な日程は,第1回のガイダンスで説明します.
なお,後半の学外での活動が主体になります。

第1回 ガイダンス(1) 演習に関する概要説明,
第2回 ガイダンス(2) 外部環境団体によるチームの説明(1)
第3回 ガイダンス(3) 外部環境団体によるチームの説明(2),チームの希望申告
第4回 ガイダンス(4) PDCAサイクルなどの基礎演習

以後,外部環境団体(ながの環境パートナーシップ会議)の一員として学外にて環境保全活動を実施する。

6月頃 第1回進捗状況報告会
7月頃 第2回進捗状況報告会
9月下旬 活動成果発表会(外部環境団体も参加)
(4)成績評価の方法履修学生の学び(学んだ事象)を中心に成績を評価する。
特に,PDCAサイクル習得の観点から、「失敗からの学び」は極めて重要であり、「失敗」をPDCAサイクルでいかに克服したかという部分が成績評価のポイントになる。

・活動内容(活動時間,活動内容など活動記録による):60%,
・発表会(質疑応答含む):20%
・レポート(学びと感想):20%

(注意:学外での実際の活動(発表資料作成など学内向けの活動は含まない)が基準時間数(15H)以下は,不可)
(5)成績評価の基準        ・活動内容:学外での実際の活動(発表資料作成など学内向けの活動は含まない)が基準時間数(15H)以上で,時間と内容に応じて評価する。
・発表会(質疑応答含む):発表内容、プレゼンテーションの完成度、発表態度で評価する。
・レポート(学びと感想):内容と表記の完成度などで評価する。
(6)事前事後学習の内容<事前学習>学外での外部環境団体の一員としての環境保全活動が中心で、必要に応じて、調査などの作業が生じる。

<事後学習>授業以外での外部環境団体の一員としての環境保全活動が中心でとなる。
(7)履修上の注意・長野市の環境保全団体『ながの環境パートナシップ会議』の協力を得て,そのチームの一員として活動する。よって,信大生として迷惑をかけるような行動はしないこと。
・必ず保険に加入する(生協の共済保険,学生教育研究災害障害保険と賠償保険(学務係窓口))
・夏休み活動する場合がある。
・『(4)成績評価の方法』に示す基準活動時間に注意すること.
・地域の環境保全団体との連絡は,原則としてメールにて行い,その際C.Cで担当教員にも連絡すること。
・各チームで活動ノートをつけて,活動時間を記録すること。
・資料はe-ALPSにアップするので適宜ダウンロードして活用すること。(外部環境団体からの補助はあるが、全額とはならない。)
・学外活動の移動のための交通費などが必要になる場合がある.
・活動成果発表会には,必ず参加すること.
(8)質問,相談への対応ガイダンス時に対応する。
ガイダンス以降は,メールで受け付ける。(電話は不在の場合あり)
 高村教員:takam@shinshu-u.ac.jp (電話 026-269-5360)
 錦織教員:nishiki@shinshu-u.ac.jp(電話 026-269-5536)
 榊教員:ksakaki@shinshu-u.ac.jp,(電話 026-269-5112)
(9)その他『ながの環境パートナシップ会議』は,長野市の環境ビジョンを達成するために設立された市民,事業者,行政の協働の場です.
詳細については,以下のHPを参照ください。
http://nagano-ep.net/
【教科書】指定しない
【参考書】指定しない
【添付ファイル】 なし



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