(1)授業のねらい | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】
・【~15T】幅広い見識と健全な倫理観を持ち、工学的な立場から社会の発展のために貢献する精神と行動力を有する
【授業の達成目標】
・授業においては、ビジネスの世界で標準的とされるフレームワークを学ぶ。これらは研究活動においても有益な示唆を与えるものである。様々なフレームワークを身に着け、工学的なセンスをもって新たな産業の創出を目指すことができるようになる。
【授業のねらい】 現実社会でのビジネスの流れを理解し、起業に関する興味を醸成させる。そして、大学で学ぶ理論や技術の要素が、現実のビジネスの現場でどのように活用がされ、経済的な価値を創出してゆくのかを学ぶことを目的としている。 そのために、 1.ビジネスに関する基礎的な考え方を理解し、 2.起業のための実際的な知識を身に着ける ことを目標にする。
|
(2)授業の概要 | 現状社会の中での課題を拾い上げ、自分の意見にまとめることにより授業の目的を達成する。そのために、 1.講義の中で提供される基礎知識を理解すること 2.専門的な参考書や文献により、より深い理解を得ること 3.わかりやすいレポートの書き方を習得すること を行う。 |
(3)授業計画 | 第1回 イントロダクション、日本をとりまく経済状況 第2回 企業とは 基本理念 他 第3回 企業とは 経営資源 他 第4回 戦術と戦略(1) ポーターの基本戦略 他 第5回 戦術と戦略(2) ランチェスター戦略 他 第6回 ケーススタディー 3Dプリンタと新規事業展開 (外部講師:(株)タカノ藤尾氏) 第7回 マーケティング コロナ禍におけるビジネス創造 (外部講師:電通 金井氏、青島文化教材社 青嶋氏) 第8回 イノベーション 第9回 マーケティング(外部講師:電通 金井氏、青島文化教材社 青嶋氏) 第10回 マーケティング 価値とは 他 第11回 マーケティング PEST 他 第12回 マーケティング マーケティングミクス 他 第13回 組織高額と人間工学、企業の社会的責任 他 第14回 マーケティング(外部講師:電通 金井氏、青島文化教材社 青嶋氏) 第15回 知的財産 (外部講師:NTTデータ経営研究所 塩﨑氏) ※外部講師の都合等により、日程及び内容が変更になる可能性はある。 |
(4)成績評価の方法 | レポートおよび期末試験の結果により評価する。それぞれの重みは次の通り。 (1)レポート 1回 40% (2)期末試験 60%
期末試験の受験を単位認定の条件とする。 成績は上記をもとに秀、優、良、可、不可の5段階に評価する。 |
(5)成績評価の基準 | レポートの評価基準 次のレベルで評価する。 (i)提示された課題に対して適切な状況分析を加え (ii)対象を明確にして (iii)オリジナリティの高いアイディアを (iv)論理的に提示でき、かつ教員を感心させるレベルにあれば「卓越している(秀)」。 (i)から(iv)の4項目を満たしていれば「かなり上にある(優)」。 3項目までできていれば「やや上にある(良)」。 2項目までできていれば「水準にある(可)」と評価する。
試験の評価基準 授業の達成度を測るため、以下の基準で評価する。 取り上げるフレームワークについて 内容を理解し、実生活に応用できるレベルにあれば「秀」 内容を理解し、正しく説明できるレベルにあれば「優」 内容を理解できていれば「良」 関連する語句を認識できれば「可」 と評価する。
最終評価はそれぞれ秀を100、優を80、良を70、可を60で数値化して、レポート40%、試験60%で換算したうえで5段階評価する。 |
(6)事前事後学習の内容 | 経済は日々動いているので、社会的な出来事には常に気を配ること。変化を見逃すことなく、その背景等について自分なりに調査する。新聞には目を通し、スクラップするなどして社会変化を自分なりにとらえる。 |
(7)履修上の注意 | 大学で学んだ学問や研究の成果は、それが社会に活用されて初めて真に成果が得られたことになる。そのために、社会ではどのような経済活動がされているのか知ることは大変重要である。 1.新聞,ニュース或いは専門誌等にも積極的に触れること 2.インターンシップなど直接社会に出ること などにより、常日頃から社会との接点を求める努力をし、この講義への理解を深めること。 |
(8)質問,相談への対応 | メールでの質問・相談;随時可 E-mail vendome@shinshu-u.ac.jp |
(9)その他 | |
【教科書】 | eALPSで配布する |
【参考書】 | 授業中随時紹介する |
【添付ファイル】 |
なし |