(1)授業のねらい | 授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】自然科学における知識と理論を深く学び、その法則性を理解し説明できる力。
【授業の達成目標】
・マクスウエルの基本方程式について理解することができるようになる。 マクスウエルの基本方程式等を用いて, 電磁気学に関する具体的な問題を解くことができるようになる。
【授業のねらい】 電磁気学は力学と並んであらゆる物理学の基礎となっている。電磁気学Ⅰに引き続いて電場と磁場の概念を学び,電磁気学の重要な現象や法則を理解してすべての電磁気現象をあますところなく記述するマクスウエルの基本方程式を導く。
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(2)授業の概要 | 電磁気学のうち静磁場(ビオーサバールの法則,アンペールの法則),ローレンツ力,電磁誘導,磁性体,交流回路、電磁波等についての内容を学ぶ。 |
(3)授業のキーワード | 静磁場, 電流に働く磁気力, 電磁誘導, 磁性体, 電磁気学の微分形の法則, 交流回路, マクスウェル方程式, 電磁波 |
(4)授業計画 | 第1回:静磁場 磁石と磁場 第2回:静磁場 ビオサバールの法則 第3回:静磁場 アンペールの法則の応用 第4回:静磁場 アンペールの法則の証明 第5回:電流に働く磁気力 第6回:電磁誘導 電磁誘導 交流発電機 自己誘導 第7回:電磁誘導 磁場のエネルギー 相互誘導 変圧器 変位電流 第8回:前半のまとめとまとめのための小試験(1) 第9回:磁性体 磁性体の分類 磁化 BとH 磁化率 磁性体中で作用する磁気力 第10回:磁性体 微視的な電流と磁化 強磁性体 第11回:電磁気学の微分形の法則 ガウスの発散定理とストークスの定理 微分形の法則 第12回:電磁気学の微分形の法則 ベクトルポテンシャルI 第13回:ベクトルポテンシャルII, 交流回路 第14回:マクスウェル方程式 第15回:電磁波、授業アンケート 定期試験:後半のまとめとまとめのための小試験(2)
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(5)成績評価の方法 | 満点100点の内訳は,2度のまとめのための小試験(授業で示した例題と同レベルの問題)を各40点,各回の提出物を20点とする。 |
(6)成績評価の基準 | 成績90点以上を『卓越している』, 80-90点を『かなり上にある』, 70-80点を『やや上にある』, 60-70点を『水準にある』とみなす。 |
(7)事前事後学習の内容 | 授業の最後に, 次回教科書で予習しておくべき範囲を示す。第一回目は教科書 15ページ7行目までを予習してから授業に臨むこと。復習のための練習問題を示すので, 解けるようにしておくこと。 |
(8)履修上の注意 | かならず事前事後学習をすること。コロナ対策等で変更がある場合があるので、eALPSを確認すること。
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(9)質問,相談への対応 | 木曜日16時から17時までをオフィスアワーとする。(その他の時間でも可。) |
【教科書】 | 電磁気学(Ⅱ) 裳華房フィジックスライブラリー 原康夫著 (裳華房) |
【参考書】 | 電磁気学についての教科書は各出版社から多数出版されているので,図書館などで自分に合ったものを探してみてください。 |
【添付ファイル】 |
なし |