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開講年度 2021年度 登録コード G2B55706
授業名 情報社会論ゼミ
Seminar for Information Society
担当教員 湯田 彰夫 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 火2 講義室 共通教育54講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】的確に情報を収集し,理解し,発信する力
【授業の達成目標】
・グループワークを通して、共同で課題遂行を行うための能力を身につけることができます。
情報社会における問題点を自ら見い出し、それに対する考え方を身につけることができます。

【授業のねらい】
 コンピュータと情報通信技術の普及によって、社会や私たちの生活スタイルがどのように変わり、今後、変化していくのか、情報社会をより良く生きていくための視点・姿勢を身につけます。
 このゼミを受講することで、グループワークを通してインターネットの技術的背景、コンピュータとネットワークがもたらす社会の利点や問題点などの知識、ネットワークを使った情報収集の方法、プレゼンテーションの技法などを身につけることができます。

(2)授業の概要 近年のコンピュータと情報通信技術の普及によって、コミュニケーションのあり方、意思決定・判断の方法を含めて私たちの生活スタイルは大きく変化しました。私たちが記憶しなければならかった事柄のかなりの部分は、携帯電話やコンピュータが担うようになっています。かつて調べるのに大変な労力を要した事柄も、いくつかのキーワードを入力するだけで簡単に調べることができるようになりました。しかし負担が減った分、私たちの脳はより良い使われ方をしているでしょうか。
 このゼミでは、以下にあげるテーマについて検討することを通して、ネットワーク社会の光と陰について理解を深めてもらいたいと思います。
(3)授業のキーワード グループワーク、コンピュータと情報通信技術、ICT、インターネット、情報社会。
(4)授業計画 コンピュータとネットワークが普及した社会における様々な技術革新とそれを支える技術基盤、またそれらの社会生活への影響に関連したテーマについて、少人数グループを単位としたグループワークを行います。
 グループワークは資料の収集、問題点の検討・整理、プレゼンテーション資料の作成、プレゼンテーションといった順で進めます。
 一つのテーマにつき五週をあてるので、授業全体では各自、三つのテーマについて取り組むことになります。
 以下にあげるのはテーマの例ですが、受講者はこれらに拘らず、グループでのディスカッションに基づき、自由にテーマを設定することができます。

1) インターネットの歴史
2) 検索エンジンがもたらしたもの
3) インターネット社会における消費
4) 情報の平準化
5) 情報格差について
6) インターネットと著作権
7) Winny裁判について
8) 情報社会における法と倫理
9) その他、任意のトピック
(5)成績評価の方法 評価は資料作成段階を含めたグループの取り組み方、発表内容、質疑での対応の仕方に基づいて総合的に判断します。
 各回の作業内容について、個人ごとに進捗状況の記録を提出してもらい、それを日常的な学習活動の評価材料にします。
 グループワークという性質上、欠席は1回につき5点減点します。
(6)成績評価の基準 各回のグループワークの記録(50点)と3回のグループ単位でのプレゼンテーションの内容(50点)から判断します。プレゼンテーションの内容に関しては、「プレゼン資料の完成度」「発表の仕方」「質問への応答」「発表時間」に基づき評価します。

秀:授業の達成目標の90%を満たしている。
優:授業の達成目標の80%を満たしている。
良:授業の達成目標の70%を満たしている。
可:授業の達成目標の60%を満たしている。
不可(D):授業の達成目標を満たしていない。
不可(F):授業の達成目標を全く満たしていない。
(7)事前事後学習の内容 この講義は2単位科目ですので、60時間以上の時間外学習が必要となります。
 五回で一つのテーマについてまとめるというスケジュールに基づいて、グループごとに各回、および翌週までの作業内容を決定し、他のメンバーに迷惑のかからないよう作業を進めて下さい。
 担当教員が毎回のディスカッションに参加し、必要なポイントが押さえられているか、どのようなテーマの発展のさせ方が考えられるか等、適宜アドバスします。
(8)履修上の注意 少人数でのグループ作業を行うため、受講者数の制限を行うことがあります。講義時間外にも個人・グループ単位での検討時間が必要になります。教科書はありませんが、参考書・資料を適宜、紹介します。
 授業開始後、20分までに入室した場合は遅刻、それ以上の遅れは欠席とします。出欠の確認は、学生証による出席確認システムの記録を用いますので、学生証を忘れた場合は、その時間の終了時に必ず申告してください。
(9)質問,相談への対応 月曜日の4時限目をオフィスアワーとしますが、質問・相談には、電子メール・電話・面談により随時、応じます。研究室の場所は全学教育機構棟北側3階、電子メールアドレス、学内内線番号は最初の授業で連絡します。
【教科書】 指定しません。
【参考書】 必要に応じて、紹介いたします。
【添付ファイル】 なし



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