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開講年度 2021年度 登録コード G2B50707
授業名 ネットワーク社会における情報科学
Information Sciences for Computer Network Society
担当教員 湯田 彰夫 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 水2 講義室 共通教育42講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力
【授業の達成目標】
・コンピュータの動作原理、ネットワークの仕組みを理解し、人に説明することができるようになる。
コンピュータの歴史と進歩、情報社会を支える様々な技術的背景、コンピュータネットワークの普及がもたらす意味について理解し、人に説明することができるようになる。

【授業のねらい】
 コンピュータを真に有用な道具として使いこなすために必要な基礎知識と、情報ネットワーク社会を展望する視点を習得する。
 この授業を受講することで、コンピュータの動作原理、論理回路の実現方法、インターネットの仕組み、ネット上で生じやすいトラブルなどに関する知識が獲得できる。

(2)授業の概要 高度情報化社会、ネットワーク社会と呼ばれる今日、情報処理やコンピュータに関する知識は社会生活を送る上で必要不可欠なものになっています。コンピュータの普及が私たちの生活に何をもたらしたのか、また将来的にはどのようなことが可能になるのでしょうか。本講義ではコンピュータの動作原理を平易に解説する他、コンピュータ・ネットワークの基礎技術、情報社会の現状と問題点について考えます。
(3)授業のキーワード計算機の歴史、情報の表現、回路とシステム、ネットワークの仕組み、インターネットと法。
(4)授業計画 以下のテーマについて講義します。
1) ガイダンス
2) 計算機の歴史
3) コンピュータの機能と構成
4) 情報量と確率、エントロピー
5) 情報の表現(1)
6) 情報の表現(2)
7) 論理回路の基礎
8) 機能回路(1)加算・減算回路について
9) 機能回路(2)記憶回路について
10) コンピュータと情報通信
11) IPアドレスとドメイン名
12) インターネットの通信モデル
13) インターネットと著作権
14) 不正アクセスとセキュリティ
15) インターネットにおける匿名性とプロバイダー責任制限法
16) 試験
(5)成績評価の方法 学期末試験(配点60点)と不定期に課すレポート(全体で40点)に基づいて評価します。欠席は1回につき3点減点します。
(6)成績評価の基準 試験の採点は、授業で学んだことを理解し、そのテーマについて初めて聞く者が理解できるような回答内容になっているかという点に基づいて行います。

・コンピュータの動作原理、二進数による情報の表現、様々な機能回路について説明することができるか(60%)。
・ネットワークの仕組みやコンピュータネットワークの普及がもたらす意味について説明することができるか(40%)。
(7)事前事後学習の内容 この講義は2単位科目ですので、60時間以上の時間外学習が必要となります。事前に授業資料をeAlplsに掲載しますので、必ず予習をしてから授業に臨んでください。また、課題が出された場合には、期日までに提出してください。
(8)履修上の注意 講義時間外に自ら独習する姿勢が必要です。教科書はありませんが、参考書を適宜、紹介します。また必要に応じて、資料を配布します。
 授業開始後、20分までに入室した場合は遅刻、それ以上の遅れは欠席とします。出欠の確認は、学生証による出席確認システムの記録を用いますので、学生証を忘れた場合は、その時間の終了時に必ず申告してください。後日の申し出には対応できません。
(9)質問,相談への対応 月曜日の4時限目をオフィスアワーとしますが、質問・相談には、電子メール・電話・面談により随時、応じます。研究室の場所は全学教育機構棟北側3階、電子メールアドレス、学内内線番号は最初の授業で連絡します。
【教科書】 指定教科書はありません。
【参考書】 必要に応じて、紹介いたします。
【添付ファイル】 なし



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