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開講年度 2021年度 登録コード G2B45905
授業名 世界で今何が起こっているのか?ゼミ-Ⅰ
Current global affairs
担当教員 岩田 達明 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 水5 講義室 共通教育10講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) グローバル
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際理解)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】的確に情報を収集し,理解し,発信する力
【授業の達成目標】
・国際情勢についての様々な情報を取捨選択し、いま世界で起こっていることを的確に理解し、出来事に対する自らの見解を持ち説明できるようになります。
【授業のねらい】
グローバル化した世界では、世界情勢の的確な把握が必要不可欠です。また、その把握にとどまらず、様々な出来事に対する自らの見解を持つことも重要です。例えば、留学先を決めるとき、研究テーマを選ぶとき、就職先を決めるとき、社会活動を行うとき、選挙で投票するときに、現在世界がどのような状況にあるかについて的確に理解し自分自身で判断していることが必要です。この授業では、更に、自らの見解を対外的に説得力を持って説明できることを目指します。
(2)授業の概要 いま世界で何が起こっているかを1週間の期間で区切って毎週取り上げます。授業の前週の日曜日から土曜日までの1週間で起こった出来事の中から重要なものを取り上げ、講師が、信頼のおける世界の主要メディアで報じられている記事から週間サマリーを作成し、出来事の概要を説明します。参考とする主要メディアは、日経新聞、Financial Times、BBCワールドニュースが中心で、その他に、New York Times等も参照します。
 受講者の国際情勢についての知識を勘案して、主要な出来事の背景説明に重点を置いたり、今後の見通しに重きを置いたりします。
(長年にわたり日本外交に携わった者が、その経験を生かして世界情勢を説明します。)
(3)授業のキーワード国際政治経済、実務経験、レポートのフィードバック

(4)授業計画 受講者は、毎週末にeALPSに掲載する週間サマリーを予習し、疑問に思う点を授業で質問します。質問は、出来事の内容、何故重要と考えられるのか、今後どのように展開すると見られるのか、或いは、日本にどのようなインパクトがあり得るか等何でも構いません。要は、週間サマリーで取り上げられている出来事を多角的に理解することを目指しています。
 受講者が世界情勢についての知識をある程度積み重ねたら、各受講者が自分が関心を持つ出来事につき自分の見解を表明することを開始します。
 最後にエッセイを提出し、関心を持つ世界情勢について分かりやすく対外的に説明することを試みます。テストはありません。

第1回:現在注目すべき世界情勢
第2回~第14回:前週1週間で起こった主要な出来事を取り上げます。それに加えて、
第10回~第14回には、各受講者がエッセイで取り上げたい出来事を説明します。
第15回:前期に起こった主要な出来事についての評価、授業アンケート
第16回:エッセイの提出
(毎回、リアクションペーパーを提出し、授業内容につきコメントする。講師は、そのコメントに対し、次回授業で回答します。)
(5)成績評価の方法(1)平常点:70%
・平常点は、授業にどの程度積極的に参加したかで決定します。具体的には、授業でどの程度建設的な質問したか、意見交換に参加したか、毎回提出するリアクションペーパーでの授業の理解度はどの程度か。
(2)エッセイ:30%
・エッセイは、取り上げた出来事に対する理解度如何、内容の分り易さ・興味深さ、説得力で判定します。
(6)成績評価の基準(1)平常点
・事実関係を一応理解している→一応の水準にある
・事実関係を正確に理解している→やや上にある
・出来事を深く理解している→かなり上にある
・世界の流れの中で出来事の意義を正確に理解している→卓越している
(2)エッセイ
・出来事が一応分る→一応の水準にある
・出来事が正確に分る→やや上にある
・興味深い→かなり上にある
・説得力がある→卓越している
(7)事前事後学習の内容毎週末にeALPS上に掲載する1週間の出来事のサマリーを精読し、事前に質問を用意すること。
60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意・授業時間を有効に活用するためには、予習が重要です。教材を毎回しっかりと読んで授業に臨んでください。
・世の中には国際情勢についての情報が溢れています。いい加減な情報に惑わされないため、また、時間を有効に使うために、信頼のおけるメディア以外の情報には目を通さない方が無難です。100%信頼のおけるメディアはありませんが、それでも、どのようなメディアが読むに値するかにつき、第1回目の授業で説明します。
・学生証による出席確認システムを利用します。15分以上の遅刻は欠席と見なします。
(9)質問,相談への対応メール(tiwata@shinshu-u.ac.jp)にて受け付けます。また、水曜日15-16時を対面での質問・相談の時間に充てます。事前にご連絡ください。
【教科書】講師作成の1週間の出来事のサマリーです。
【参考書】日経新聞(図書館にあります)
Financial Times Weekend(図書館にあります)
BBCワールドニュース(www.bbc.com)
【添付ファイル】 なし



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