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開講年度 2021年度 登録コード G2B45608
授業名 グローバル人材力(協働のスキル)ゼミ
Diversity and Cultural Competence (team project)
担当教員 丸山 文 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 水2 講義室 共通教育40講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 地域運営、多文化協働、キャリア
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) 信州志向、グローバル
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際共修)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】的確に情報を収集し,理解し,発信する力
・【2020年度以降カリキュラム対象】持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力
【授業の達成目標】
・社会問題に対し、自分の意見を発信できるようになる。
・社会問題に対し、自分で課題設定をし、課題解決に向けた取り組みができるようになる。
【授業のねらい】
この授業は、国籍・文化・専門などが違う多様な人々が存在するチームの中で自分の「違い」を活かし、他者との「同じ」を共有し、チームに貢献できる人材育成を目指しています。実際にグループで課題解決に取り組むことにより、チームワーク力を磨きます。
(2)授業の概要授業では、国際ソーシャルワーク実務者が国際・多文化ソーシャルワーク(国際福祉)の観点から、多様性・異文化理解について考えます。
また、松本の多文化共生について学び、多文化共生に向けた課題を解決するためのプロジェクトをグループで考え、実際にそのプロジェクトを実施し、発表してもらいます。
(3)授業のキーワード実務経験、差別・排除、社会福祉、ソーシャルワーク、国際福祉、文化、社会意識、社会システム、自己過程、集団・リーダーシップ、実習、共生社会・インクルージョン、グループワーク
(4)授業計画Part I. 授業基盤設定
1 ガイダンス、多様性・異文化理解の意義
2~3 現状把握 松本市の多文化共生の課題

Part II. 協働のスキルを磨く~グループプロジェクト~
4~7 プロジェクトプランニング
ステップ・バイ・ステップで社会課題を解決するプロジェクトを立案し、計画を立てる

8~13 プロジェクト実施・多様性と社会課題
グループで考えたプロジェクトを実際に実施する(授業外)
プロジェクトの進行管理や他のグループとの情報交換(授業)
多様な人々とともに生きるための社会の仕組みを考える(授業)

14~15 効果的なパブリックスピーキングについて学び発表する
(5)成績評価の方法授業やグループワークへの取り組み姿勢 30%
課題の内容と提出率 20%
プレゼンテーション 20%
最終レポート 30%
(6)成績評価の基準授業目標
1 多様な価値観に対する寛容性や自己に対する理解を深めることができます。
2 プロジェクトワークを通じてチームワーク力を養うことができます。

評価の基準
授業やグループワークへの取り組み姿勢(目標2の達成度を測るための項目):
授業中に設定した自己目標もふまえた上で、ディスカッションへの貢献度や授業中の態度、グループメンバーと協働できているかで評価します。


課題の内容と提出率(目標1・2の達成度を測るための項目):
課題が期限内に提出されているか(各課題に対し5点)
質・量において充分か(各課題に対し10点)

プレゼンテーション(目標1・2の達成度を測るための項目):
グループで協力してプレゼンテーションができているか(5点満点)
内容をわかりやすく説明できているか(5点満点)
発表資料はわかりやすいか(5点満点)
効果的な非言語表現ができているか(5点満点)


最終レポート(目標1・2の達成度を測るための項目):
i)課題の設定が適切である、ii)現状を把握できている、 iii)仮説・目標が説明できている、iv) プロジェクト実施過程が客観的に振り返ることができている、v)自分の学びや今後に関して自分の考えが提示できている i)~v)が満たされており、かつ教員を感心させるレベルにあれば「卓越している」。i)からv)の5項目を満たしていれば「かなりうえにある」。4項目までできていれば「やや上にある」。3項目までできていれば「水準にある」。
(7)事前事後学習の内容事前に参考文献等を読んでくるよう指示をします。
授業内容を振り返る課題や授業のディスカッションの準備をするための課題などを出します。
グループで課題解決のプロジェクトに取り組んでもらいます。

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意授業中にグループディスカッションを行います。積極的な参加が求められます。
グループでのプロジェクトワークを行います。事業時間外にもグループでプロジェクトに取り組んでもらいます。
グループメンバーの迷惑になるので、遅刻や欠席はしないでください。授業開始15分後以降の入室は遅刻・授業終了前15分以前の退室は早退とします。
(9)質問,相談への対応講師が非常勤のため、研究室がありません。よって、授業終了時に対応します。また、メールでの問い合わせも受け付けます。メールアドレスは hmaruyama@shinshu-u.ac.jp です。
【教科書】授業中に必要となる資料を配布します。資料をもとにグループワークを行うため、教科書はありません。
【参考書】授業時に紹介します。
【添付ファイル】 なし



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