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開講年度 2019年度 登録コード S2106
授業名 電磁気学Ⅱ
ElectromagnetismⅡ
担当教員 天児 寧 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 金2 講義室 理学部第1講義室 単位数 2
対象学生   授業形態 講義 備考 必修
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素/◎:全学共通
・物理学を通して、自然を理解するための幅広い知識と理解力。
・専門知識に基づく論理的な思考力。
【授業の達成目標】
・マクスウエルの基本方程式について理解することができるようになる。
・マクスウエルの基本方程式等を用いて、電磁気学に関する具体的な問題を解くことができるようになる。
【授業のねらい】
電磁気学は力学と並んであらゆる物理学の基礎となっている。電磁気学Ⅰにひき続いて電場と磁場の概念を学び,電磁気学の重要な現象や法則を理解してすべての電磁気現象をあますところなく記述するマクスウエルの基本方程式を導く。
(2)授業の概要電磁気学のうち静磁場(ビオーサバールの法則,アンペールの法則),ローレンツ力,電磁誘導,磁性体,交流回路等についての内容を学ぶ。講義の最後に,その日の講義内容をまとめ, 記したものを提出する。
(3)授業のキーワード静磁場、電流に働く磁気力、電磁誘導、磁性体、電磁気学の微分形の法則、交流回路、マクスウェル方程式
(4)授業計画第1回:静磁場 磁石と磁場
第2回:静磁場 ビオサバールの法則
第3回:静磁場 アンペールの法則の応用
第4回:静磁場 アンペールの法則の証明
第5回:電流に働く磁気力
第6回:電磁誘導 電磁誘導 交流発電機 自己誘導
第7回:電磁誘導 磁場のエネルギー 相互誘導 変圧器 変位電流
第8回:前半のまとめとまとめのための小試験(1)
第9回:磁性体 磁性体の分類 磁化 BとH 磁化率 磁性体中で作用する磁気力
第10回:磁性体 微視的な電流と磁化 強磁性体
第11回:電磁気学の微分形の法則 ガウスの発散定理とストークスの定理 微分形の法則
第12回:電磁気学の微分形の法則 ベクトルポテンシャル
第13回:交流回路
第14回:マクスウェル方程式
第15回:後半のまとめとまとめのための小試験(2)
定期試験:なし
(5)成績評価の方法満点100点の内訳は,2度のまとめのための小試験(授業で示した例題と同レベルの問題)を各40点,各回の提出物を20点とする。
(6)成績評価の基準成績90点以上を『卓越している』、80-90点を『かなり上にある』、70-80点を『やや上にある』、60-70点を『水準にある』とみなす。
(7)事前事後学習の内容授業の最後に、次回教科書で予習しておくべき範囲を示す。第一回目は教科書
15ページ7行目までを予習してから授業に臨むこと。復習のための練習問題を示すので、解けるようにしておくこと。
(8)履修上の注意かならず事前事後学習をすること。
(9)質問,相談への対応木曜日16時から17時までをオフィスアワーとする。(その他の時間でも可。)
【教科書】電磁気学(Ⅱ) 裳華房フィジックスライブラリー 原康夫著 (裳華房) 
【参考書】電磁気学についての教科書は各出版社から多数出版されているので,図書館などで自分に合ったものを探してみてください。
【添付ファイル】 なし



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