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開講年度 2019年度 登録コード S2007
授業名 電磁気学Ⅰ
ElectromagnetismⅠ
担当教員 天児 寧 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 金2 講義室 理学部第1講義室 単位数 2
対象学生   授業形態 講義 備考 必修
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素/◎:全学共通
・物理学を通して、自然を理解するための幅広い知識と理解力。
・専門知識に基づく論理的な思考力。
【授業の達成目標】
・静電場に関する諸法則、電気伝導の理論を理解することができるようになる。
・静電場に関する諸法則、電気伝導の理論を用いて、電磁気学に関する具体的な問題を解くことができるようになる。
【授業のねらい】
電磁気学は力学と並んであらゆる物理学の基礎となっている。本授業および電磁気学Ⅱにより,電場と磁場の概念を学び,電磁気学の重要な現象や法則を理解してすべての電磁気現象をあますところなく記述するマクスウエルの基本方程式を導く。
(2)授業の概要電磁気学のうちクーロンの法則,ガウスの法則,電位,金属,誘電体等の静電場,物質と電気抵抗についての内容を学ぶ。講義の最後に,その日の講義内容をまとめ, 記したものを提出する。
(3)授業のキーワード真空中の電荷と静電場、導体と静電場、誘電体と静電場、電流、静電場の微分形の法則
(4)授業計画第1回:真空中の電荷と静電場 電場
第2回:真空中の電荷と静電場 ガウスの法則
第3回:真空中の電荷と静電場 ガウスの法則の応用
第4回:真空中の電荷と静電場 電位
第5回:真空中の電荷と静電場 電場と電位
第6回:導体と静電場 導体と電場 映像法 導体表面に働く力
第7回:導体と静電場 キャパシター 電場のエネルギーⅠ
第8回:前半のまとめとまとめのための小試験(1)
第9回:誘電体と静電場 誘電体の分極 電束密度
第10回:誘電体と静電場 屈折の法則 電場のエネルギーⅡ
第11回:電流 電流 キルヒホッフの法則 CR回路
第12回:静電場の微分形の法則 静電場の法則のまとめ ガウスの法則の微分形Ⅰ
第13回:静電場の微分形の法則 ポアッソン方程式
第14回:静電場の微分形の法則 ガウスの法則の微分形Ⅱ 電荷の保存と連続方程式
第15回:後半のまとめとまとめのための小試験(2)
定期試験:なし
(5)成績評価の方法満点100点の内訳は,2度のまとめのための小試験(授業で示した例題と同レベルの問題)を各40点,各回の提出物を20点とする。
(6)成績評価の基準成績90点以上を『卓越している』、80-90点を『かなり上にある』、70-80点を『やや上にある』、60-70点を『水準にある』とみなす。
(7)事前事後学習の内容授業の最後に次回教科書で予習しておくべき範囲を示す。第一回目は教科書12ページ「ベクトル形でのクーロンの法則」の前まで予習してから授業に臨むこと。復習のための練習問題を示すので, 解けるようにしておくこと。
(8)履修上の注意かならず事前事後学習をすること。

(9)質問,相談への対応木曜日16時から17時までをオフィスアワーとする。(その他の時間でも可。)
【教科書】電磁気学(Ⅰ) 裳華房フィジックスライブラリー 原康夫著 (裳華房)
【参考書】電磁気学についての教科書は各出版社から多数出版されているので,図書館などで自分に合ったものを探してみてください。
【添付ファイル】 なし



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