(1)授業のねらい | 科学技術政策は、今日、人類が直面する環境、エネルギー、食料などの問題の解決や、イノベーションを通じた経済の活性化と密接な関係を持っています。この授業では、科学技術政策に係る基本的な知識を習得するとともに、次代を担う研究者・技術者に期待される役割について考える機会を提供します。 |
(2)授業の概要 | 「理化学研究所に見る最先端研究の動向」を副題とし、昨年10月に特定国立研究開発法人に指定された理化学研究所から様々な自然科学分野の第一線研究者を講師に招いて、国の科学技術政策や世界の研究動向、科学者の自発的・自律的な研究の意義などをお話しいただき、次代の科学者・技術者へのガイドとします。 |
(3)授業のキーワード | |
(4)授業計画 | 原則として連続2コマの講義を8週間にわたって実施します。 講師は以下の計画にあるとおり各キャンパスの会場へ登壇し、その他キャンパスへはSUNS配信します。 松本キャンパス理学部多目的ホール 長野(教育)キャンパス教育学部次世代学びセンター2階 長野(工学)キャンパス講義棟201番講義室 伊那キャンパス講義棟16番講義室 上田キャンパスD2講義棟23番講義室、
第1回 10月4日(水)3・4時限<松本キャンパス> 「理研への招待」 前田 瑞夫 (信州大学―理研連携研究室教授・前田バイオ工学研究室主任研究員) 第2回 10月11日(水)3・4時限<上田キャンパス> 「理研における繊維・材料研究(バイオものづくり研究)」 伊藤 嘉浩 (伊藤ナノ医工学研究室主任研究員) 沼田 圭司 (環境資源科学研究センターチームリーダー) 第3回 10月18日(水)3・4時限<長野(工学)キャンパス> 「脳・神経科学による人間知性進化の解明」 入来 篤史 (脳科学研究センターシニアチームリーダー) 第4回 10月25日(水)3・4時限<伊那キャンパス> 「未来の医薬品開発を支える最先端のタンパク質合成技術」 坂本 健作 (ライフサイエンス技術基盤研究センターグループディレクター) 第5回 11月1日(水)3・4時限<上田キャンパス> 「理研における医工連携研究(バイオデバイス工学)」 田中 陽 (生命システム研究センターユニットリーダー) 伊藤 嘉浩 (伊藤ナノ医工学研究室主任研究員) 第6回 11月8日(水)3・4時限<長野(工学)キャンパス> 「バイオエンジニアリングでの高性能シミュレーションへのチャレンジ」 野田 茂穂 (情報基盤センターユニットリーダー) 「ピコテクノロジー技術が切り開くものづくり新産業の創成」 大森 整 (大森素形材工学研究室主任研究員) 第7回 11月15日(水)3・4時限<松本キャンパス> 「科学技術政策の動向と理研の挑戦」 鈴木 隆 (科学技術ハブ推進室長) 第8回 11月22日(水)3・4時限<伊那キャンパス> 「生命を支える生体分子の構造とダイナミクスの解析」 杉田 有治 (杉田理論分子科学研究室主任研究員)
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(5)成績評価の方法 | 出席を前提とした各講義におけるレポートにより評価します。 2/3以上出席しないと評価の対象となりません。
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(6)履修上の注意 | 各講義ではできる限り討論の機会も設ける予定ですので、討論には積極的に参加する心構えを持って受講して下さい。 |
(7)質問,相談への対応 | 授業中に対応します。 |
【教科書】 | 教科書は用いません。参考資料は適宜配布します。 |
【参考書】 | 教科書は用いません。参考資料は適宜配布します。
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【添付ファイル】 |
なし |