(1)授業のねらい | 社会心理学の実証的な研究論文を読むことを通して、日常的な疑問を社会心理学的な問題としてどのように構成し、それをどのような方法を用いて検証し、得られた結果をどのように解釈するかという一連の研究の流れについて学ぶ。 このような活動を通して、「自明とされる事柄に対し、深くその根拠を問い直し新たな認識を構築できる思索力」や「過去の英知の批判的継承のうえに立って創造的な未来を切り開く開拓力」を高めることをねらいとする。 |
(2)授業の概要 | 興味のある研究論文を各自で選び、それをレジュメの形にまとめ、発表し、興味深い点や問題点について全員で討論を行う。 初回の発表は日本語の論文を選択してもよいが、以降は基本的に英語論文を読み、発表する。 |
(3)授業計画 | 第1週はガイダンスとし、授業の進め方と発表の割り当てを行う。 以降、毎週の発表の割り当ては1~2名とする。 |
(4)成績評価の方法 | 発表および討論への参加(70%)と出席状況(30%)により評価する。 |
(5)履修上の注意 | 社会心理学分野で卒業論文を書く学生(特に、2、3年生)は必ず履修すること。 社会心理学演習I(後期開講)も履修することが望ましい。 |
(6)質問、相談への対応 | 火曜の昼休みをオフィスアワーとするが、それ以外にも、メールで連絡をしてもらえれば、個別に対応する。 |
【教科書】 | 各自が選んだ論文と、それに基づいて作成したレジュメが資料となるので、特定の教科書は指定しない。 |
【参考書】 | 授業中に適宜紹介する。 |
【添付ファイル】 |
なし |