(1)授業の達成目標 | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 24Tカリ, 23Tカリ | 【22T~】共通教育による幅広い教養と,工学の専門分野における基礎学力が身についている。 | ⇔ | 〇学修目標(☆:コア学修内容)
・データを収集・処理・蓄積するための技術の概要を理解できるようになる(☆)
・コンピュータでデータを扱うためのデータ表現の基礎を理解できるようになる(☆)
・Webサイトやエッジデバイスから必要なデータを収集できるようになる
・データベースから必要なデータを抽出し、データ分析のためのデータセットを作成できるようになる
・データ・AI利活用に必要なITセキュリティの基礎を理解できるようになる
・数千件~数万件のデータを加工処理するプログラムを作成できるようになる
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(2)授業の概要 | 本授業では,データエンジニアリングに関する基礎的項目を学修範囲とする.具体的には,ICT (情報通信技術)の進展とビッグデータ,コンピュータでデータを扱うためのデータ表現の基礎といったコア内容を学習した後,Webサイトやエッジデバイスからのデータ収集方法,データベースからのデータ抽出方法,収集したデータの加工方法について学習する.これらデータ・AIの利活用に必要なITセキュリティの基礎項目を学ぶ.また,実際の収集・抽出・加工に必要なプログラミング言語の基礎も学ぶ.
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(3)授業計画 | 授業はすべて eALPSコース上でオンライン(非同期型)で実施する. インターネット(クラウド)上で利用できる演習環境(Google Colab.)を用意する. ☆:コア学修項目, ※:数理・データサイエンス・AIを学ぶ上で基盤となる学修項目, (演習):演習を含む 単元1. ビッグデータとデータエンジニアリング (☆) 単元2. データ表現(☆)(演習) 単元3. データ収集(演習) 単元4. データベース(演習) 単元5. データ加工(演習) 単元6. ITセキュリティ(演習) 単元7. プログラミング基礎 前半(※)(演習) 単元8. プログラミング基礎 後半(※)(演習) |
(4)成績評価の方法 | ・講義内容に基づくオンライン型の課題(CBT)を課す.成績は,オンライン型の課題(CBT)の評点(合計100点)に基づいて総合的に評価する.
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(5)成績評価の基準 | ・オンライン型の課題(CBT)において,授業で示した例題と同レベルの問題が解ければ「水準にある」,応用問題が解ければ「やや上にある」,やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」,例題からは難しい応用問題が解ければ「卓越している」とする. |
(6)事前事後学習の内容 | ・毎回の授業においては,eALPS上に指示のある予習・復習すべき内容をもとに,オンライン型の課題(CBT)が提供,実施される. ・復習すべき学習レベルの参考に,授業ごとに練習問題(Google Colab.)が提供される場合もある.
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(7)履修上の注意 | ・講義・課題(CBT)・練習問題はすべてオンライン・非同期型で実施する.冒頭のガイダンス内容をよく確認した上で,コース履修登録を行うこと. ・各単元にはeALPSの小テスト機能を用いた課題(CBT)が設定されていて,かつ課題には提出締め切りがある. |
(8)質問,相談への対応 | ・eALPS上のフォーラム機能を使って質問・問い合わせを行うこと. ・科目担当教員への研究室訪問についてはオフィスアワーあるいはメールで事前に日時を打ち合わせること. ・なお,eALPSコースウェアの使い方については,e-Learningセンターに相談すること. |
(9)その他 | 授業アンケートを実施する。 |
【教科書】 | 指定しない(教材はすべてeALPS上コース上へ設置する) |
【参考書】 | 講談社 データサイエンス入門シリーズ [1] データサイエンスの基礎 ISBN978-4-06-517000-7 [2] データサイエンスのためのデータベース ISBN978-4-06-519310-5 [3] Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造 ISBN978-4-06-517803-4 [4] 応用基礎としてのデータサイエンス ISBN:978-4-06-530789-2 |
【添付ファイル】 |
なし |