(1)授業の達成目標 | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 23Tカリ | 【22T~】共通教育による幅広い教養と,工学の専門分野における基礎学力が身についている。 | ⇔ | | 【22T~】専門的学力を基礎とし,的確な情報を収集・理解し,これを他の人に発信できる能力が身についている。 | ⇔ | | 【22T~】様々な課題を見つけ取り組む力が身についている。 | ⇔ | |
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(2)授業の概要 | 演習を完成させることによって,授業のねらいで示した技術を身にける。 質疑等に対して個別に対応し、理解を深める。
【授業のねらい】 ・構造力学の基本理念を理解する。 ・不静定梁、ラーメン構造の応力、変形の計算方法を習得する。 ・ベクトル、行列の演算方法を習得する。 ・有限要素法プログラムの習得を通し、プログラミングの基礎を理解する。 |
(3)授業計画 | ※()内の記号・番号は,数理DS・AI 学修項目との対応を示す 1.講義概要・有限要素法の基本理念の紹介(DE2-7) 2.有限要素法プログラムの紹介(DE2-7) 3.静定ラーメンの応力 4. 3ヒンジラーメン(集中荷重) (DS1-6) 5.3ヒンジラーメン (分布荷重とモーメント荷重)(DS1-6) 6.不静定はりの応力(弾性たわみ曲線) 7.不静定はりの応力(応力法)(DS1-6) 8.たわみ角法の基本(節点移動のないラーメン(DS1-6) 9.たわみ角法(水平荷重をうけるラーメン)(DS1-6) 10.固定モーメント法の基本について 11.固定モーメント法 12.不静定はりの終局荷重(DS1-6) 13.ラーメンの終局荷重(DS1-6) 14.有限要素法によるラーメン構造解析I(DE2-7) 15.有限要素法によるラーメン構造解析II(DE2-7)
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(4)成績評価の方法 | すべての課題の合計点を課題出題回数*10で割った値を最終成績点とする。最終成績点が60点以上の場合,単位を認定する。課題の採点基準と得点を以下に挙げる。 S:12 解答が正しく,計算家庭の説明が十分なもの。 A:10 解答が概ね正しく,計算過程の説明が十分である。 B:8 解答の極一部が間違っているか,計算過程の説明に不十分な点がある。 C:6 解答が大幅に間違っているか,計算過程の説明が不十分なため解答が正しいか判断できないが,計算の方向性は正しい。 D:4 要求項目が1つ程度満たされていない。
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(5)成績評価の基準 | 成績点が90点以上が秀,90点未満~80点以上が優,80点未満~70点以上が良,70点未満~60点以上を良とする。 |
(6)事前事後学習の内容 | 週1回の授業で2単位の授業(90時間の学修が必要) 授業時間,レポート課題の作成時間が含まれる。 |
(7)履修上の注意 | 特になし。 |
(8)質問,相談への対応 | 事前にメールを送ること。 |
(9)その他 | 【数理DS・AI 学修項目との対応】(DS1-6) 数学基礎、(DE2-7) プログラミング基礎 |
【教科書】 | 中村 恒善: 建築構造力学 図説・演習II 丸善出版 |
【参考書】 | |
【添付ファイル】 |
なし |