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     市民開放授業  
開講年度 2025年度 登録コード T5012200
授業名 建築構造力学Ⅰ(16T以降)
Structural Mechanics 1
担当教員 諏訪田 晴彦 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 水1 講義室 工C3-300教室 単位数 2
対象学生 建築学科2年生 授業形態 講義 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 非該当
授業で学べる「テーマ」 防災減災
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
【授業で得られる「学位授与の方針」要素】【授業の達成目標】
25Tカリ, 24Tカリ, 23Tカリ
【22T~】共通教育による幅広い教養と,工学の専門分野における基礎学力が身についている。単純な構造物における力、応力、変形を理解し、部材応力、断面応力、たわみ等の計算ができるようになる。
(2)授業の概要建築構造物は自重、積載物、人などの重さを安全に支えつつ、地震や台風などの外力に対しても安全でなければならない。建築構造力学は、こうした安全を確保するために必要不可欠な重要な学問である。本授業では、構造物に作用する“力”の基礎を学び、“力の釣り合い”に基づいて構造物の反力、応力、変形を計算する方法について学習する。
(3)授業計画1回 ガイダンス、構造力学の基礎、力とモーメント
2回 1点に会しない力の合成、力の釣り合い、材料の力学的性質
3回 力の釣り合い(続き)、荷重、反力
4回 片持ち梁、単純梁
5回 数個の荷重を受ける梁、張り出し梁
6回 応力度とひずみ度
7回 断面の性質(1):断面一次モーメント、断面二次モーメント、断面係数ほか
8回 断面の性質(2):梁における応力度、モールの応力円
9回 断面の性質(3):断面設計、許容応力度
10回 構造物の安定、不安定と静定、不静定
11回 静定トラス
12回 梁のたわみ(1):モールの定理、たわみ角
13回 梁のたわみ(2):仮想仕事法
14回 柱の座屈
15回 総括、授業アンケート
(4)成績評価の方法成績はレポートおよび期末試験で評価する。
(5)成績評価の基準「卓越している」   :必用項目がすべて正しく記載されている。
「かなり上にある」  :必用項目が概ね正しく、計算過程の記述や体裁は十分である。
「やや上にある」   :必用項目が概ね正しいが、計算過程の記述や体裁にやや不備がある。
「合格水準にある」  :必用項目が記載されており、計算過程の記述によって計算の方針が正しいことを確認できるが、計算に大きな間違いがある。
(6)事前事後学習の内容週1回の授業で2単位の授業(90時間の学習が必要)
授業時間30時間(2時間×15回)、自主学習時間60時間(4時間×15回)
自主学習には、予習・復習、レポートの作成時間が含まれる。
毎回1時間程度の予習(教科書を読むこと)が必要である。
(7)履修上の注意メールで講義の連絡をすることがあるため、メールを定期的に確認すること。
本授業は、「建築構造力学Ⅰ演習」と並行して行われる。
(8)質問,相談への対応原則、メールで対応する(アドレス:suwada@shinshu-u.ac.jp)。
(9)その他 
【教科書】寺本孝之、長江拓也:建築構造の力学Ⅰ 第2版 (静定力学編)、森北出版、定価3080円
【参考書】浅野清昭:図説 やさしい構造力学、学芸出版社、本体2700円+税
【添付ファイル】 なし



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