(1)授業の達成目標 | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 25Tカリ, 23Tカリ | 【22T~】専門分野における専門的学力が身についている。 | ⇔ | ・鋼材の特性について理解できるようになる.
・鋼部材の強度について理解できるようになる.
・鋼部材の接合について理解できるようなる. | 【22T~】専門的学力を基礎とし,的確な情報を収集・理解し,これを他の人に発信できる能力が身についている。 | ⇔ | ・現在と過去の道路橋示方書を理解し説明できるようになる. | 【22T~】様々な課題を見つけ取り組む力が身についている。 | ⇔ | ・鋼部材について,簡単な設計および計算ができるようになる. |
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(2)授業の概要 | 土木分野における代表的な構造用材料である鋼材の基本的な性質を理解する.また,構造力学で得た知識に基づいて,梁・柱・板部材の強度,部材の接合,塑性ヒンジを用いた崩壊荷重の計算方法を学ぶ.また,道路橋示方書における鋼部材の設計法について学ぶ. |
(3)授業計画 | 第1回:イントロダクション 第2回:基礎となる数学 第3回:基礎となる力学 第4回:鋼の冶金的性質 第5回:鋼の機械的(力学的)性質 第6回:梁・柱の力学 第7回:柱の強度 第8回:梁の強度 第9回:板の強度 第10回:部材の接合(溶接接合) 第11回:部材の接合(ボルト接合) 第12回:道路橋設計の基本 第13回:耐荷性能に関する部材の設計 第14回:鋼桁設計の基本 第15回:構造物の塑性設計,授業アンケート入力
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(4)成績評価の方法 | 基本的に期末試験の成績で判定する.また,抜き打ちで小テストを行った場合は,その点数も加味して評価する.
出欠の確認は,出席確認システムを利用する. |
(5)成績評価の基準 | 期末試験の合計が60点以上であれば水準と見なし可,70点以上であればその水準より上と見なし良,80点以上であればその水準よりかなり上にあると見なし優,90点以上であればを卓越していると見なし秀とする.
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(6)事前事後学習の内容 | 講義資料はeALPSにアップする. 抜き打ちで小テストを行うこともあるので,いつどのような問題を出されても対処できるよう,講義で示した問題,参考書の問題を解くことで常に復習すること. |
(7)履修上の注意 | 水環境・土木工学科の履修チャートに従い,構造力学I,構造力学IIまたは構造解析学,微分積分学I・II,線形代数学I・IIを履修していることをこの科目を履修するための必要条件とする.更に応用数学I・IIの知識も必要となる.また,土木実験を履修していない場合,本講義の受講は認めない. |
(8)質問,相談への対応 | 随時,アポイントメントは取るようにすること. |
(9)その他 | |
【教科書】 | なし.eALPSに資料をアップする.ただし,以下に示す参考書のいずれか一冊は手元に置くようにすること. |
【参考書】 | 倉西著「最新 橋構造 (第3版)」 森北出版,3300円 伊藤著「鋼構造学」コロナ社,3320円 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編 日本道路協会,2200円 道路橋示方書・同解説II鋼橋編 日本道路協会,6600円 |
【添付ファイル】 |
なし |