(1)授業の達成目標 | 【授業で得られる「学位授与の方針」要素】 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 24Tカリ, 23Tカリ | 【22T~】共通教育による幅広い教養と,工学の専門分野における基礎学力が身についている。 | ⇔ | 自然環境に配慮した環境マインドを修得し,環境調和型社会を目指した工学的な取り組みを継続的に行うことができるようになる。 | 【22T~】専門的学力を基礎とし,的確な情報を収集・理解し,これを他の人に発信できる能力が身についている。 | ⇔ | 工学の専門的学力を基礎として,環境調和型社会の実現のために必要な情報を収集・理解し,これを他者に発信できるようになる。 | 【22T~】様々な課題を見つけ取り組む力が身についている。 | ⇔ | 環境調和型社会を実現する上での様々な課題を見つけ,それを解決するために工学的な視点から取り組むことができるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 上記の目標を達成するためには,活動のプランからアクションに至るまで自ら主体的に取り組むことが履修学生に求められる(プラン創生型科目)。この意味で,従来の授業のように与えられた知識の習得結果ではなく,実際に行動して成果を自ら導き出す過程が重要になる。
外部環境団体(ながの環境パートナーシップ会議)の一員として学外にて環境保全活動を実施する。実際の活動体験をとおして,環境問題の本質の一端,コミュニケーションとチームワークの重要性,失敗からの学び,社会活動で必要とされるもの,PDCAサイクル駆動のポイントがわかる。 |
(3)授業計画 | 学外での活動が主体になる。 外部環境団体(ながの環境パートナーシップ会議)の一員として学外にて環境保全活動を実施する。 適宜,進捗状況報告会を行う。 最後に,活動成果発表会,授業アンケートを行う。 |
(4)成績評価の方法 | 履修学生の学び(学んだ事象)を中心に成績を評価する。 特に,PDCAサイクル習得の観点から,「失敗からの学び」は極めて重要であり,「失敗」をPDCAサイクルでいかに克服したかという部分が成績評価のポイントになる。
活動内容(活動時間,活動内容など活動記録による):50%,発表会(質疑応答含む):30%,レポート(学びと感想):20%
ただし,学外での実際の活動(発表資料作成など学内向けの活動は含まない)が基準時間数(15H)以下は,不可。 |
(5)成績評価の基準 | 活動内容,発表会(質疑応答含む),レポート(学びと感想)になり,環境マインドの高さを評価の基準にする。 |
(6)事前事後学習の内容 | (3)で記載したように,学外での活動が主体になり,外部環境団体の一員として学外にて環境保全活動を実施し,必要な知識や情報などは自分で調査し,それらをもとに自分で考えて,行動する。 |
(7)履修上の注意 | ・地域環境演習Ⅰを取得しておくこと。履修する場合は,担当教員に予めメールで連絡すること。 ・地域の環境保全団体『ながの環境パートナシップ会議』の協力を得て,そのチームの一員として活動する。よって,信大生として迷惑をかけるような行動はしないこと。 ・必ず保険に加入する(生協の共済保険,学生教育研究災害障害保険と賠償保険(学務係窓口))。 ・夏休みに活動する場合がある。 ・地域の環境保全団体との連絡は,原則としてメールにて行い,その際CCで担当教員にも連絡すること。 ・各チームで活動ノートをつけて,活動時間を記録すること。 ・資料はe-ALPSにアップするので適宜ダウンロードして活用すること。 ・活動成果発表会には,必ず参加すること。 |
(8)質問,相談への対応 | 質問,受講に関する相談などの対応は,メールで受け付ける。面会をする場合も,できるだけメールで事前に予約してください(電話は不在の場合がある)。 錦織教員:nishiki@shinshu-u.ac.jp(電話 026-269-5536) 高村教員:takam@shinshu-u.ac.jp (電話 026-269-5360) 榊教員:ksakaki@shinshu-u.ac.jp,(電話 026-269-5112) |
(9)その他 | ながの環境パートナシップ会議については,以下のHPを参照ください。 http://nagano-ep.net/ |
【教科書】 | 指定しない |
【参考書】 | 指定しない |
【添付ファイル】 |
なし |