(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | アカデミックな活動の場面にふさわしい日本語の表現・文型を習得する | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 日本語の表現・文型を俯瞰的かつ分析的にとらえ、適切な表現を用いて発信することができる | 持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力 | ⇔ | 協力や交流を通じて互いの文化的背景の違いや共通点に気づき、助け合いながら課題を解決することができる |
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(2)授業の概要 | この授業は、日本語能力が中級の留学生を対象にしています。CEFRの日本語能力がB2レベルの人、JLPTのN2をこれから受ける人、N2には合格しているが復習したい人です。 授業では教科書『中級日本語文法要点整理ポイント20』を使いながら、毎週、大学でのアカデミックな活動や卒業後の社会生活にふさわしい表現や文型を学びます。また、各自が見つけた日本語表現の特徴について調査・発表し合い、情報を交換します。 |
(3)授業のキーワード | |
(4)授業計画 | 授業は、『中級日本語文法要点整理ポイント20』から毎週1課を取り上げて、日本語の表現の特徴について学びます。予定は以下のとおりですが、学生のニーズやレベル、特性によって、内容は変わることがあります。
第1週 ガイダンス 第2週 2課 話題の取り立て 第3週 12課 否定の言い方 第4週 13課 わたしからの発信1「感覚・強い気持ち・不可能判断」 第5週 14課 わたしからの発信2「話者の推量・願望・感嘆・提案」 第6週 〃 第7週 15課 決まった使い方の副詞 第8週 「日本語の表現」発表1 +中間テスト 第9週 16課 接続の言葉 第10週 17課 語彙を広げる 第11週 18課 硬い文章 第12週 19課 ていねいな言い方 第13週 20課 会話・文章のまとまり 第14週 「日本語の表現」発表2 第15週 「日本語の表現」発表3 第16週 期末テスト |
(5)成績評価の方法 | 成績評価は以下の方法で行います。
中間・期末試験:50% 調査・発表:20% 授業および宿題の課題:20% 課題提出・出席を含む学習態度(出席は出席確認システムによる):10% |
(6)成績評価の基準 | 上記の方法で計算し、下の条件に当てはまること。
秀(90% 卓越している):試験で90%以上得点し、課題または発表が非常に優れている 優(80% かなり上にある):試験で80%以上得点し、課題も発表も優れている 良(70% やや上にある):試験で70%以上得点し、課題または発表が優れている 可(60% その水準にある):試験で60%以上得点し、課題も発表も合格水準にある |
(7)事前事後学習の内容 | 教科書の各課について、事前・事後の課題を授業時間外にする必要があります。 調査・発表活動について、調査および発表の準備は授業時間外に各自で行います。 |
(8)履修上の注意 | この授業と前期の『日本語表現文型Ⅰ』は、1つだけ履修しても2つ履修しても、どちらを先に履修してもかまいません。なお、教科書の2課と18課は前期と後期で重複して扱います。 |
(9)質問,相談への対応 | 質問、相談はメールにて受け付けます。 メールアドレスは、最初の授業で連絡します。 |
(10)授業への出席 | 2/3以上の出席がない場合は試験や課題が優れていても不可となります。また2/3以上の出席があっても、「成績評価の方法」に示したとおり、出席が少ない場合成績に影響することがあります。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | |
【教科書】 | 友松悦子・和栗雅子(2007)『中級日本語文法要点整理ポイント20』スリーエーネットワーク ISBN:978-4883194575 2000円(税別) |
【参考書】 | |
【添付ファイル】 |
なし |