シラバス表示
        
開講年度 2025年度 登録コード R4005110
授業名 ビジネス日本語Ⅰ
Business Japanese Ⅰ
担当教員 横内 美保子 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 木1 講義室 共通教育23講義室 単位数 1
対象学生 外国人留学生 授業形態 実習 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 キャリア
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(日本理解)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力・日本の就活の流れと特徴を理解できるようになる。 ・日本のビジネスマナーを理解できるようになる。
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・関心のある企業のインターン・就活情報が得られるようになる。 ・就活に必要なスキルを駆使できるようになる。
持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力・ダイバーシティ&インクルージョンに配慮した企業の取り組みと課題を知り、自分が果たす役割を明確にすることができるようになる。
(2)授業の概要・前半では、まず就職活動の流れを理解し、留学生の就職状況や日本企業の留学生採用ニーズを概観する。その上で、キャリア形成ポートフォリオの活用など、就職活動に有益な情報を提供する。その後、基本的なマナーや敬語の学習を深めつつ、運用のための練習を行う。後半は、日本の職場での実践感覚を養うため、ビジネスに関連するケーススタディを用い、グループワークを行いながら論理的思考およびその表現方法について学ぶ。
(3)授業のキーワード・日本の就職活動
・日本のビジネススキル
・日本のビジネス・ケーススタディ
(4)授業計画第1回:留学生の就職状況・日本企業の留学生採用ニーズに関する理解
第2回:日本における就職活動の概要と準備に関する理解
第3回:日本の雇用形態・雇用制度に関する理解
第4回:自己紹介・自己分析&ワークショップ
第5回:自己PR・志望動機・エントリーシートに関する理解
第6回:面接の受け方に関する理解
第7-8回:チームビルディングに関する理解&ワークショップ
第9-10回:ケーススタディに関する理解&ワークショップ
第11-12回:ビジネス・スキル(敬語、電話)に関する理解&練習
第13-14回:ビジネス・スキル(報・連・相、ビジネスメール)に関する理解&練習
第15回:日本の企業風土に関する理解&グループ討論、本学期の振り返り
*上記の計画は、受講者の理解度によって適宜変更する可能性がある。また、随時、就職に関する最新の情報提供を行う。
(5)成績評価の方法1.以下のような方法で評価する。
・授業参加度・貢献度(発言、質問、グループ討論・グループワークにおける貢献度)40%、期末レポート:60%

2.期末レポートは以下のように評価する。
・日本におけるビジネススキルの基本と特徴が理解できているか(20点)
・関心のある企業について有益な情報収集ができているか(20点)
・レポート要項に沿って企業分析ができているか(20点)
(6)成績評価の基準以下について、十分な理解ができていれば「合格水準にある」、十分に理解した上で適切な言語行動ができれば「やや上にある」、十分な理解・分析をした上で適切な言語行動ができれば「かなり上にある」、独自の分析・検討をした上で適切な言語行動ができれば「卓抜している」と評価する。

・日本における就職活動の概要
・就職活動や採用に関する最新の情報
・日本におけるビジネススキルの基本や特徴
・適切かつ十分な企業分析
(7)事前事後学習の内容・この授業は15時間の時間外学習が必要になります。授業の最後に、次回の授業内容をアナウンスしますので、次回の授業までに教科書の該当部分を予習してください。
・授業内容に即した課題を出しますので、次の授業までにやってください。
・この授業は、ビジネスシーンで使える日本語力の向上だけでなく、日本の就業観や求められるコンピテンシーなどに関して理解を深めることも目指す実践的なものです。討論やグループワークでは各自の意見が求められます。日常的にさまざまなメディアを用いて日本を含む世界の動向に関心を払ってください。
(8)履修上の注意・最初の3回で将来の就職活動に役立つ情報提供をするので、第1回から出席すること。
・教科書は第2回の授業までに購入して持参してください。
(9)質問,相談への対応・授業の前後に対応する。
・必要に応じてメールでも質問を受け付ける。メールアドレスは授業時に伝える。
(10)授業への出席・基本的に欠席、遅刻、早退は大きな減点となります。
・欠席が4回を超える場合には、単位取得はできません。
・5分以上の遅刻は3回で欠席1回とカウントします。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充・「学修の補充の対象とする事由」により授業の出席できない場合、学修の補充を受けたい場合は、適宜、対応するので、申し出ること。
【教科書】長沼スクール東京日本語学校編,植木香・木之下由紀子・藤井美音子著『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力 日本で働くための「4つの能力」養成ワークブック』,初版,ISBN:978-4-336-06222-2,国書刊行会, 2020年, 1,800円(税別) 
【参考書】指定しない
【添付ファイル】 なし



戻る