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開講年度 2024年度 登録コード G2B68101
授業名 環境マインド実践ゼミⅠ
Eco-Mind Seminar (Ⅰ): Experienced-Based Training for Environmental Competence
担当教員 浅野 郁 副担当 坂本 真一
講義期間 前期(集中) 曜日・時限 集不定 講義室   単位数 2
対象学生 環境マインド実践人材養成コースに本登録した学生 授業形態 演習 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、環境共生、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・環境問題に取り組む地域の人々の環境への思いに接し、自分事として捉えて自らの考えを発信できるようになる。 ・長野県内の環境の課題の現状や具体的な取組事例を理解し、行動すべき内容を自分の関心や専門分野と結びつけて説明することができる。
(2)授業の概要事前学習と2泊3日の集中演習(合宿形式)を行います。また、松本キャンパスで隔月で事前学習会を行います。事前学習では、訪問予定の中部山岳国立公園が抱える様々な課題について各自調べ発表します。集中演習では、班をつくり興味のある事項をテーマに調査する内容を決めて活動しますが、それに向けて地域で行われている様々な活動を調べ、またインタビュー先を決め、事前にアポイントを取りながら準備を進めます。演習では、実際に訪問し、また活動の現場を直接見たり体験したりすることを通じて、地域の人たちがそのような考え方を持ち、取り組んでいるのか、実際に調査を進めていきます。その結果は、班で取りまとめ、地域の方々に向けて発表するとともに、HPで公表をしていきます。
本授業は全学横断特別教育プログラム「環境マインド実践人材養成コース」の専用科目です。同コースに本登録した学生のみが受講できます。
(3)授業のキーワードSDGs、持続可能な発展、循環型社会、生物多様性、生態系サービス、地域循環共生圏、カーボンニュートラル、ゼロカーボンパーク、環境教育、エコツーリズム、信州、自然環境、環境マインド、グループワーク、フィールドワーク、コミュニケーション
(4)授業計画事前学習会は原則として偶数月第3土曜日午後の13:00~16:00に松本キャンパスで開催します。(8月は一斉休業のため第4土曜日)
4月20日(土)13:00~16:00 コース生顔合わせ、ガイダンス
6月15日(土)13:00~16:00 グループワーク(中部山岳国立公園の課題調べ)
8月24日(土)13:00~16:00 グループワーク(事前調査、訪問調査計画づくり)
9月後半 2泊3日 中部山岳国立公園に関する企業、団体、NPO等のインタビュー調査、発表
  ※日程は変更になることがあります。

成果は市民向けに発表します。演習終了後、発表資料を完成させるとともに、最終レポートを作成して提出します。
(5)成績評価の方法評価項目は以下の3点です。
(1)事前学習会における参加(発言や協働)(30%)
(2)合宿演習での発表資料作成・発表(40%)
(3)最終レポート(30%)
これらの評価点の合計で評価します。
(6)成績評価の基準発表及びレポートの評価は、
(ⅰ)地域課題を適切に把握しているか
(ⅱ)社会的動向を適切に把握しているか
(ⅲ)問題解決向けて様々な角度から検討しているか
(ⅳ)自分たちの考を適切に表現しているか
(ⅴ)教員を感心させるレベルにあるか
という観点から評価します。(ⅰ)から(ⅴ)の5項目を満たせば「卓越している」、4項目を満たせば「かなり上にある」、3項目であれば「やや上にある」、2項目であれば「水準にある」とします。
(7)事前事後学習の内容本授業のねらいを達成するためには、能動的な調査学習が不可欠です。インターネットのみならず、文献、行政資料、新聞、学術誌など様々な媒体を使った調査から、正確な引用や出典明記等による情報の正確性を意識した調査学習を身につけます。また、対象とする課題の関係者(自治体や民間団体等)に対するコンタクトと聞き取り(メールや電話ヒアリング等を含む)や、自分たちで現地見学を行う等の積極性を期待します。

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意この授業は、全学横断特別教育プログラム 環境マインド実践人材養成コースに所属する2年生専用科目となります。
コース生以外は、履修登録する事ができないので注意してください。

合宿にかかる宿泊費、食費等(約2万円)は自己負担です。合宿先への往復には大学がバスを用意します。

【注意】この科目は卒業単位には算入されない授業です。
(9)質問,相談への対応共通教育センター第一講義棟の北校舎4階の坂本研究室、または南校舎3階の浅野研究室まで訪ねてください。またメールも受け付けます。アドレスは、saka_sina@またはasanoiku@(@以下は大学で付与されているものと同じ)です。
(10)授業への出席実地研修に参加するにあたって、事前の準備は不可欠です。
すべての勉強会に参加しなければなりません。
勉強会は松本キャンパスにおいて対面で実施しますが、オンライン参加を認めます。
なお、専門課程における集中講義等と重なる場合には、余裕をもって担当教員に申し出て支持を受けるようにして下さい。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充勉強会(オンラインを含む)に出席できない者は、必ずオンデマンドで視聴して下さい。また、勉強会ではグループワークを取り入れます。グループメンバーとは事前事後に連絡を取って、情報をしっかり共有しながら、他のメンバーに迷惑をかけないように取り組んでください。
【教科書】なし
【参考書】必要に応じて紹介します。
【添付ファイル】 なし



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