| (1)授業の達成目標 | | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | | 大学DP | | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 人の健康と地球環境の課題について情報収集し、相互に関連する要因と解決を目指す方向を提案することができる |
|
| (2)授業の概要 | 人の健康と地球環境の現状と課題について、学生がグループワークにより「グループのテーマ」を定めて情報収集と文献等による探究・調査を行います。「グループのテーマ」に基づいて学生個々が自分のテーマ「個別テーマ」を定めて文献(総説やメタ分析)による探究・調査を実施します。授業では前半にグループワークのテーマの設定と収集した情報を発表し、お互いの意見交換を通じて理解を深めるゼミ形式で進めます。後半には「個別テーマ」を各自で探究・調査し、グループでまとめてグループごとに総合発表を実施します。全てのグループによる調査が、本授業の全ての履修生にとって「人と地球の健康課題」の学びを深めるように担当教員がアドバイスします。 担当教員は内科医としての実務経験に基づいて、人の健康障害に関する医学的知見、公衆衛生・疫学、予防と治療等についてテーマに従って調査に対するアドバイスを実施するとともに調査に必要な講義を実施します。 |
| (3)授業のキーワード | 健康、環境、Planetary health、Global health、One health、文献検索・調査、グループワーク |
| (4)授業計画 | 第1回(10月 2日)授業計画のガイダンス・グループ分け 第2回(10月 9日)情報収集の方法と調査・グループワーク(グループテーマの設定) 第3回(10月16日)前半(1、2)グループが定めたテーマの発表と質疑応答・意見交換 第4回(10月23日)後半(3、4)グループが定めたテーマの発表と質疑応答・意見交換 第5回(10月30日)グループテーマに関連する健康課題(人・地球環境)の現状 第6回(11月 6日)1グループの健康課題に関する中間発表と質疑応答・意見交換 第7回(11月20日)2グループの健康課題に関する中間発表と質疑応答・意見交換 第8回(11月27日)3グループの健康課題に関する中間発表と質疑応答・意見交換 第9回(12月 4日)4グループの健康課題に関する中間発表と質疑応答・意見交換 第10回(12月11日)グループのテーマに関連した「個別テーマ」の設定 第11回(12月18日)「個別テーマ」に関連した文献(総説・メタ分析)に基づく個々の調査 第12回(12月25日)1グループによる総合発表と質疑応答・意見交換 第13回( 1月 8日)2グループによる総合発表と質疑応答・意見交換 第14回( 1月15日)3グループによる総合発表と質疑応答・意見交換 第15回( 1月22日)4グループによる総合発表と質疑応答・意見交換、授業アンケート 第16回( 1月29日)「個別テーマ」の調査結果の提出・期末試験 |
| (5)成績評価の方法 | 成績は、個別テーマ調査結果(レポート)50点、グループワーク相互評価20点、期末試験 30点を合計し、最終評価100点により評価します。 期末試験は、本授業で実施した調査方法、文献(総説・メタ分析)等による調査に関する技能を評価する筆記(記述)試験です。 【個別テーマ調査結果の提出】 <個別テーマの設定> グループで取り組んだテーマと関連し、そのテーマの探究の一翼を担った調査に基づいて個別テーマを設定しレポートの表題とします。文献(総説・メタ分析など)を検索して情報を収集し、執筆の注意や評価基準を確認してレポートを執筆してください。 <執筆の注意> 評価基準の概要を下の欄に記載します。レポートの書き方、提出期限、字数、参考文献の書き方、評価基準の詳細等について、eALPSに掲載する資料を確認し、1月10日までにeALPSで提出してください。 |
| (6)成績評価の基準 | 【配点】 個別テーマ調査結果(レポート)50点、グループワーク相互評価20点、期末試験 30点:合計(最終評価) 100点とし、60点以上を合格とします。
【個別テーマ調査結果の評価基準】 以下の5項目について各10点の合計50点を満点とします。(i) テーマの設定および参考資料等(情報源・文献等)が適切であるか、(ii) 学修内容や論点が明確であるか、(iii) 人の健康障害そして/または地球環境の課題に関する学術的知見、(iv) 人と地球環境の課題に対する将来への提言、(v) 論旨の結論が明確であり、総括されている。
【最終評価:合計100点】 90-100点:秀(以上による評価が卓越している)、80-89点:優(以上による評価がかなり上にある)、70-79点:良(以上による評価がやや上にある)、60-69点:可(以上による評価が授業が目標とする学修水準にある)。 |
| (7)事前事後学習の内容 | 【ゼミ形式により受講生による探究・調査を統合してグループの成果(総合発表)となるように進めます】 1.事前学習について 各授業の終わりに次回ー数回先の授業の内容と課題を提示し、グループによるテーマの設定と個々のメンバーによる探究・調査を分担し、個々のメンバーによる調査を総合するとグループテーマに基づいた個別テーマに関する調査を進めます。 2.事後学習について グループワークを進めてグループ発表の準備に貢献するとともに、個別テーマに関して文献(総説・メタ分析)等により調査を進め、レポートの執筆を進めてください。 |
| (8)履修上の注意 | 【学習の基盤となる論文を2編(下記の参考書)提示します。授業を通じて以下のように情報収集を進めます】 <受講の基礎レベル> 人の健康と地球環境の課題に関して、参考書に記載した2つの論文(Lancet. 2025 Dec 13;406(10521):2804-2857. N Engl J Med. 2019;380(3):263-273.)から情報を収集する。 <中級レベル> 2つの論文で引用されている論文を検索して情報を収集し、内容を検証する。 <上級レベル> 設定したテーマに関連する論文(総説やメタ分析など)を複数検索して情報を収集する。 |
| (9)質問,相談への対応 | 授業全般に関する相談等は以下のように対応します。 質問への対応:伊澤 淳 izawa611@shinshu-u.ac.jp オフィスアワー:金曜授業終了後 5、6限 伊澤研究室(保健学科中校舎4階)での質問は、事前にメール(izawa611@shinshu-u.ac.jp)で可能な日時を複数提示して相談してください。 |
| (10)授業への出席 | 履修する全ての回に出席することを基本とします。欠席する場合は合理的な理由を授業当日の正午までに担当教員にメール(izawa611@shinshu-u.ac.jp)で連絡してください。 |
| (11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 質問・相談への対応と同様に担当教員に連絡した上で授業計画に基づいて学修の補充を検討します。 学修の補充の相談:伊澤 淳 izawa611@shinshu-u.ac.jp オフィスアワー:金曜授業終了後 5、6限 伊澤研究室(保健学科中校舎4階)で相談する場合は、事前にメール(izawa611@shinshu-u.ac.jp)で可能な日時を複数提示して相談してください。 |
| 【教科書】 | 指定しない |
| 【参考書】 | Romanello M, Walawender M, Hsu SC, et al. The 2025 report of the Lancet Countdown on health and climate change: climate change action offers a lifeline. Lancet. 2025 Dec 13;406(10521):2804-2857. doi: 10.1016/S0140-6736(25)01919-1. Epub 2025 Oct 29.
Haines A, Ebi K. The Imperative for Climate Action to Protect Health. N Engl J Med. 2019;380(3):263-273. doi:10.1056/NEJMra1807873
|
| 【添付ファイル】 |
なし |