(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 信州の国立公園への理解を通じ、人々の自然へのかかわり方について、自分なりの考え方で説明できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 信州には日本を代表する山岳美を備えた国立公園が5箇所もあります。皆さんは縁があって信州大学で学ぶことになったので、このゼミでは、信州の国立公園について学んでいきます。ただし、学ぶ対象は国立公園の自然そのものではありません。国立公園が抱えている問題、国立公園を守るための様々な活動、国立公園とそこで暮らす人々の関係などです。各自が興味を持ったテーマについて、自ら調べ発表していきます。 また、上高地や乗鞍高原を訪問し、実際に国立公園を守る活動を体験して理解を深めます。
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(3)授業のキーワード | 国立公園、自然保護、公園利用、地域住民、持続可能、適正利用、ボランティア、中部山岳国立公園、上高地、乗鞍高原、フィルドワーク、レポートのフィードバック
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(4)授業計画 | 授業計画
・ゼミと実施演習を組み合わせます。 ・ゼミは火Ⅴに7回、実地演習2日とします。
1. 4/16(火) ガイダンス 2. 4/23(火Ⅴ) 国立公園の基礎 3. 5/28(火Ⅴ) 国立公園の研究発表1 4~7. 6/1(日全日) 実地演習1:上高地 8. 6/04(火Ⅴ) 国立公園の研究発表2 9. 6/25(火Ⅴ) 国立公園の研究発表3 10. 7/02(火Ⅴ) 国立公園の研究発表4 11~14. 7/13(日全日) 実地演習2:乗鞍岳 15. 7/16(火Ⅴ) まとめ
・上記以外の火Ⅴは研究発表に向けた相談タイムとします。 ・実地演習(6/1、7/13)は、大学北門 8:00出発 17:00帰着 ・行き先は、現地の状況により変更することがあります。 ・荒天により実施できない場合には、内容を変更することがあります。 |
(5)成績評価の方法 | (1)国立公園の研究発表(40) ⅰ)問題を的確に把握しているか ⅱ)問題に対して自らの考えを明確に持ち説明できているか ⅲ)プレゼンテーション ⅳ)他の人の発表に対して、適切な評価を行っているか
(2)実地演習(40) ⅰ)上高地や乗鞍の自然を理解しているか ⅱ)環境保全活動等に積極的に参加できたか ⅲ)実地研修の学びの総括がきちんとできているか
(3)最終レポート(20)
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(6)成績評価の基準 | 期末時にすべての合計点をもとに、授業の達成目標に対して5段階で判断を行います。
90点以上:秀(基準から卓越している) 80点以上:優(基準よりも、かなり上にある) 70点以上:良(基準よりも、やや上にある) 60点以上:可(基準を満たしている) 59点以下:不可(基準を満たさない) |
(7)事前事後学習の内容 | 研究発表 事前学習:自分で調べ、まとめ、プレゼンテーション資料を作成する必要があります。 事後学習:他の人の発表を聞いて、その問題について自らの視点で補足し評価します。
実地演習 事前学習:訪問先の自然の概要や問題等の予習が必要です。 事後学習:実際に行って見て、学んだことを整理することが必要です。
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(8)履修上の注意 | ・実地演習は2回とも参加しなければ単位認定されません。欠席による代替措置はありません。 ・実習に軽登山を伴います。団体行動を取れることが必須です。 (心身の障害等により何らかの配慮が必要な場合には、履修申込みの前に履修可能か必ず問い合わせて下さい。) ・実習参加費は不要ですが、学研災に加入する必要があります。また、登山靴や雨具等の装備は各自用意してください。 ・自ら信州の国立公園にテーマを定め研究したことを発表し、ディスカッションを行うスタイルで進めます。一人1テーマを予定していますが、履修人数によっては2テーマ調べることがあります。 ・本ゼミは、全学横断特別教育プログラムの一つである「環境マインド実践人材養成コース」のコア科目です。環境コースの受講を考えている人を優先する場合があります。
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(9)質問,相談への対応 | 前期授業期間中で水Ⅳのゼミを開講しない時間帯を質問相談タイムとします。 国立公園研究の進め方等なんでも相談してください。 また、それ以外の時間についても、対面やメール等で質問や相談を受けるので、気軽に問い合わせしてください。メールアドレスは、saka_sin@(アットマーク以下は大学で付与されるメールアドレスと同じです)。 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とします。 特に現地実習は、必ず出席してください。 なお、ゼミについては「学修の補充の対象とする事由」で欠席し、補充を受けた場合には配慮します。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」に該当し、補充を受けた場合には一定の配慮をします。 |
【教科書】 | 指定しません。 |
【参考書】 | 指定しません。 |
【添付ファイル】 |
なし |