シラバス表示
        
開講年度 2024年度 登録コード G2B65126
授業名 信州の国立公園を考えるゼミ
A seminar to think about Shinshu's National Parks
担当教員 坂本 真一 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 火5 集不定 講義室 共通教育35講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、環境共生、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース、環境マインド実践人材養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力信州の国立公園への理解を通じ、人々の自然へのかかわり方について、自分なりの考え方で説明できるようになる。
(2)授業の概要信州には日本を代表する山岳美を備えた国立公園が5箇所もあります。皆さんは縁があって信州大学で学ぶことになったので、このゼミでは、信州の国立公園について学んでいきます。ただし、学ぶ対象は国立公園の自然そのものではありません。国立公園が抱えている問題、国立公園を守るための様々な活動、国立公園とそこで暮らす人々の関係などです。各自が興味を持ったテーマについて、自ら調べ発表していきます。
また、上高地や乗鞍高原を訪問し、実際に国立公園を守る活動を体験して理解を深めます。
(3)授業のキーワード国立公園、自然保護、公園利用、地域住民、持続可能、適正利用、ボランティア、中部山岳国立公園、上高地、乗鞍高原、フィルドワーク、レポートのフィードバック
(4)授業計画授業計画

・ゼミと実施演習を組み合わせます。
・ゼミは火Ⅴに7回、実地演習2日とします。

1.   4/16(火)    ガイダンス
2.   4/23(火Ⅴ)  国立公園の基礎
3.   5/28(火Ⅴ)  国立公園の研究発表1
4~7. 6/1(日全日)  実地演習1:上高地
8.   6/04(火Ⅴ)  国立公園の研究発表2
9.   6/25(火Ⅴ)   国立公園の研究発表3
10.   7/02(火Ⅴ)  国立公園の研究発表4
11~14. 7/13(日全日) 実地演習2:乗鞍岳
15.   7/16(火Ⅴ)  まとめ

・上記以外の火Ⅴは研究発表に向けた相談タイムとします。
・実地演習(6/1、7/13)は、大学北門 8:00出発 17:00帰着
・行き先は、現地の状況により変更することがあります。
・荒天により実施できない場合には、内容を変更することがあります。
(5)成績評価の方法(1)国立公園の研究発表(40)
  ⅰ)問題を的確に把握しているか
ⅱ)問題に対して自らの考えを明確に持ち説明できているか
ⅲ)プレゼンテーション
  ⅳ)他の人の発表に対して、適切な評価を行っているか

(2)実地演習(40)
  ⅰ)上高地や乗鞍の自然を理解しているか
 ⅱ)環境保全活動等に積極的に参加できたか
  ⅲ)実地研修の学びの総括がきちんとできているか

(3)最終レポート(20)
(6)成績評価の基準期末時にすべての合計点をもとに、授業の達成目標に対して5段階で判断を行います。

90点以上:秀(基準から卓越している)
80点以上:優(基準よりも、かなり上にある)
70点以上:良(基準よりも、やや上にある)
60点以上:可(基準を満たしている)
59点以下:不可(基準を満たさない)
(7)事前事後学習の内容研究発表
 事前学習:自分で調べ、まとめ、プレゼンテーション資料を作成する必要があります。
 事後学習:他の人の発表を聞いて、その問題について自らの視点で補足し評価します。

実地演習
 事前学習:訪問先の自然の概要や問題等の予習が必要です。
 事後学習:実際に行って見て、学んだことを整理することが必要です。
(8)履修上の注意・実地演習は2回とも参加しなければ単位認定されません。欠席による代替措置はありません。
・実習に軽登山を伴います。団体行動を取れることが必須です。
(心身の障害等により何らかの配慮が必要な場合には、履修申込みの前に履修可能か必ず問い合わせて下さい。)
・実習参加費は不要ですが、学研災に加入する必要があります。また、登山靴や雨具等の装備は各自用意してください。
・自ら信州の国立公園にテーマを定め研究したことを発表し、ディスカッションを行うスタイルで進めます。一人1テーマを予定していますが、履修人数によっては2テーマ調べることがあります。
・本ゼミは、全学横断特別教育プログラムの一つである「環境マインド実践人材養成コース」のコア科目です。環境コースの受講を考えている人を優先する場合があります。
(9)質問,相談への対応前期授業期間中で水Ⅳのゼミを開講しない時間帯を質問相談タイムとします。
国立公園研究の進め方等なんでも相談してください。
また、それ以外の時間についても、対面やメール等で質問や相談を受けるので、気軽に問い合わせしてください。メールアドレスは、saka_sin@(アットマーク以下は大学で付与されるメールアドレスと同じです)。
(10)授業への出席全ての回に出席することを前提とします。
特に現地実習は、必ず出席してください。
なお、ゼミについては「学修の補充の対象とする事由」で欠席し、補充を受けた場合には配慮します。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」に該当し、補充を受けた場合には一定の配慮をします。
【教科書】指定しません。
【参考書】指定しません。
【添付ファイル】 なし



戻る