(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 動物と人間社会との間にある諸問題に対して、問題点を抽出し解決策を考え、異なる意見を持つ人と議論し、最善策について導き出すことができる。 |
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(2)授業の概要 | 全15回を「動物の命」および「動物と人間社会との間にある問題とリスク」をテーマとして、獣医師資格を持ち実験動物の飼育および管理業務に従事する講師が、考えるべき問題について専門的内容を含めながら資料を用いて紹介する。与えられたテーマや問題解決策について、各自レポートあるいはプレゼンテーションを行い、その内容について共有し議論する。 |
(3)授業のキーワード | 動物、人間社会、リスク、環境、法令、感染症 |
(4)授業計画 | 次に示す計画を基本とし、時事問題を取り上げるなどテーマやスケジュールは変更することがある。 第1回 本講義のねらいおよび注意点 第2回 自然災害:動物の命① 第3回 家庭動物:動物の命② 第4回 第2・3回の講義を基にしたテーマでプレゼンテーションおよびディスカッション 第5回 展示動物および生物多様性:動物の命③ 第6回 産業動物:動物の命④ 第7回 第2~6回の講義を基にしたテーマでプレゼンテーションおよびディスカッション 第8回 実験動物:法令、管理(動物の命⑤) 第9回 実験動物:利用の実際(動物の命⑥) 第10回 第2~8回の講義を基にしたテーマでプレゼンテーションおよびディスカッション 第11回 動物由来食品とリスク 第12回 動物固有感染症 第13回 人獣共通感染症① 第14回 人獣共通感染症② 第15回 第2~14回の講義を基にしたテーマでプレゼンテーションおよびディスカッション |
(5)成績評価の方法 | プレゼンテーションおよびディスカッションへの取り組み 小レポート提出 合計100点 |
(6)成績評価の基準 | 授業で示した内容あるいは与えられたテーマの重要な問題点等について端的に述べることができる:「その水準にある」 更に関連する事例とそれに対する自らの考えを加えて述べることができる:「やや上にある」 更に論理的に自らの考えを交え説得力ある解決策の提示や説明ができる:「かなり上にある」 更に卓越した独自の理論や知識を交えた説得力ある解決策の提示や説明ができる:「卓越している」 |
(7)事前事後学習の内容 | 書籍・新聞・インターネット・TV・ラジオを介して自然環境や日常生活における動物を主とした人へのリスクなどの社会問題に関する時事について注目する癖をつける。 自らテーマを見出し専門書等を利用して、正しい情報(客観的視点に立った情報)を基に正しい知識の習得と問題解決方法について考え、家族や友人知人とディスカッションし能動的に幅広い思考を養う。 |
(8)履修上の注意 | 小レポートの提出およびプレゼンテーションやディスカッションへの取り組みが評価対象となり、講義に出席することが基本となります。 |
(9)質問,相談への対応 | 月曜日から金曜日までの9:00~18:00 基盤研究支援センター動物実験支援部門 Emailアドレス:hitoki_y@shinshu-u.ac.jp(山中) |
(10)授業への出席 | 履修上の注意点にあるとおり、講義に出席しなければ評価できないことになり、講義への出席を基本とします。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 講義で用いた資料を提供し、レポート等の回答・提出をすることで出席に代える。 |
【教科書】 | 指定しない |
【参考書】 | 指定しない ただし、正しい情報、客観的視点に立った情報の入手を心掛ける。 |
【添付ファイル】 |
なし |