(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 自然および人類社会が直面している環境問題を理解することができる.
樹木の構造・形態や森林の役割・機能について基本的知識を身につけ、林業・農業、農山村や地域問題、地球規模での環境問題について理解できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | ①導入において、本講義の目的を理解する。 ②樹木の細胞レベル~個体レベルまで理解する。 ③森林の重要な機能である水源涵養機能、土砂災害防止機能について理解する。 ④世界林業において、今何が起こっているのかを理解し、これからの森林・林業の方向性を理解する。 ⑤気象や地球温暖化問題について理解する。 ⑥海外事例をもとに農林業や環境保全について理解する。 |
(3)授業のキーワード | 森林、林業、農業、自然環境、地球環境問題 |
(4)授業計画 | 1. 導入(堤大三) 2. 木材を構成する成分とその利用(細尾佳宏) 3. 樹木の形(城田徹央) 4. 森林管理と獣害対策(福山泰治郎) 5. 森林の水源かん養機能(福山泰治郎) 6. 森林と土砂災害との関係(堤大三) 7. 森林の多面的機能(堤大三) 8. 気象要因による森林の大規模被害発生傾向(上村佳奈:オンデマンド) 9. 地球温暖化問題と森林とのかかわり(小林元) 10. 日本の森林の移り変わりと信州の里山の成り立ち(小林元) 11. 森林・林業と社会経済の変動(三木敦朗) 12. 樹木の建築物への利用(末定拓時) 13. 放棄里山林の保全活用(上原三知) 14. 持続可能な林業経営の基本的視点(新任教員) 15. まとめ、授業アンケート(堤大三) |
(5)成績評価の方法 | 毎回の講義終了後に課する小レポートをもって評価する。 |
(6)成績評価の基準 | 講義内容の90以上を理解している……秀 講義内容の80-89を理解している……優 講義内容の70-79を理解している……良 講義内容の60-69を理解している……良 講義内容の59以下を理解している……不可 |
(7)事前事後学習の内容 | 事前学習を推奨するものであるが、特に事後学習について、各時間の講義内容を積極的に復習するものとする。 |
(8)履修上の注意 | 講義中における受講生の積極的な質問・意見を求める。 |
(9)質問,相談への対応 | 堤(農学部)へのメールによる対応可(t_daizo@shinshu-u.ac.jp)。 あるいは講義終了後、直接教員に質問、相談可。 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを基本とします。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 特に指定しない。 |
【参考書】 | 信州大学農学部森林科学研究会編『森林サイエンス2』川辺書林、2014 |
【添付ファイル】 |
なし |