(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 担当教員から提供されたデータを適切に分析し,その結果を活用して信州大学の魅力を発信することができる。 |
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(2)授業の概要 | 本授業では,2016年度から約6年間に渡って高大接続に関わる業務に従事した者が,その経験を活かした指導を行う。具体的には,「大学入試に関する研究・分析」「大学入試に関する広報活動」「大学入学前教育・初年次教育」「追跡調査」など,高大接続に関わる業務について概説し,グループでの討議を通じてアドミッション専門人材について理解を深める。授業後半では,「大学入試に関わる広報活動」に関連し,担当教員が提供するデータを用いて,信州大学の魅力を発信する演習を行う。 |
(3)授業のキーワード | 高大接続,データサイエンス,グループワーク,課題発見・解決,実務経験 |
(4)授業計画 | <第1回~第8回:前期開講授業・後期開講授業共通> ・第1回(4/12):ガイダンス(授業の進め方やアドミッション専門人材の説明) ・第2回(4/19):大学入学者選抜研究の紹介,講義内容希望調査 ・第3回(4/26)~第8回(6/7):各論(順不同,講義内容希望調査に基づく) -大学入試の運営 -大学入試に関する広報 -大学入学前の教育・入学直後の教育 -入試結果の分析 -追跡調査 -その他,受講者の希望に応じた話題
<第9回以降:前期開講授業限定> 信州大学の魅力を発信する演習として,信州大学アドミッションセンターが主催するオープンキャンパス(全学部対応プログラム)における広報活動を対面またはオンラインで行う。 ・第9回~第10回:グルーピング(3~4名),オープンキャンパスでの発表準備(提供データの分析活動を含む) ・第11回~第13回:発表リハーサル ・第14回~第15回(集中開講,参加日や発表方法等は別途調整する):オープンキャンパス運営補助+発表,授業アンケート
※第9回以降の実施日(教室での授業は金曜4限に実施)や実施内容は,令和6年度信州大学オープンキャンパスの実施日程にしたがって,第7回または第8回授業で決定する。 |
(5)成績評価の方法 | 【第2回~第8回:55点満点】 ・各回リアクションペーパーの提出(eALPS上で提出,各回5点×7回) ・高大接続や信州大学の魅力に関する考察レポート(20点)
【第9回以降:45点満点】 ・オープンキャンパスでの発表内容(魅力紹介プレゼンテーションの内容)15点:グループとしての評価(学生相互評価に基づく担当教員による評価) ・発表内容(魅力紹介プレゼンテーションの内容)の批評10点:批評したことに対する評価 ・活動レポート20点:オープンキャンパスでの活動内容や感想,本授業で学んだことの記述等 |
(6)成績評価の基準 | 上記「成績評価方法」に記載の得点に応じ,下記の基準によって成績を評価する。 ・90点以上:秀(卓越している) ・80点以上90点未満:優(かなり上にある) ・70点以上80点未満:良(やや上にある) ・60点以上70点未満:可(その水準にある) ・60点未満:不可 |
(7)事前事後学習の内容 | ・独立行政法人大学入試センターでは,大学入試研究の成果をまとめた「大学入試研究ジャーナル」を発行している(https://www.dnc.ac.jp/research/nyukenkyou/kankoubutsu/)。こちらにある論文を閲読することにより,アドミッション専門人材の役割等について理解を深めることができる。 ・信州大学入試情報ポータルでは,大学入試に関する広報を行っている(https://www.shinshu-u.ac.jp/ad_portal/)。ここに掲載されている内容やリンク先の内容を閲覧することにより,信州大学の魅力について理解することができる。 ※この授業は90時間の学修を必要とする内容である。従って,60時間以上の時間外学習が必要となる。 |
(8)履修上の注意 | ・本授業では,各種感染症への対応を考慮しつつ,グループワークを中心とした講義・演習を実施する。 ・信州大学アドミッションセンターが主催する令和6年度オープンキャンパス(全学部対応プログラム)への参加を単位修得の要件とする。ただし,参加日程や方法等については,受講者と相談しながら決定する。 ・オープンキャンパスの日程は初回授業で示す予定である。土・日曜日や試験期間終了後に参加することになる場合もあるので注意すること。 |
(9)質問,相談への対応 | メールで随時受け付ける(メールアドレス:yhirai[-at-]shinshu-u.ac.jp([-at-]は@に置き換え))。研究室訪問を希望する場合は事前にメールで連絡すること。 |
(10)授業への出席 | 原則,出欠状況は確認しない。ただし,第9回以降は遅刻や欠席をするとグループメンバーに迷惑をかけることになるため注意すること。また,第8回以前もeALPSにはアップできない講義資料が出てくる可能性もあるため注意すること。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 上記(10)に記載の例外を除き,授業に関係する資料をすべてeALPSにアップするため,原則,特別対応は行わない。学修の補充を受けるための申出があれば,個別に対応する。 |
【教科書】 | 指定しない。 |
【参考書】 | 指定しない。授業中に適宜紹介する。 |
【添付ファイル】 |
なし |