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開講年度 2024年度 登録コード G2B55711
授業名 Web制作ゼミ
Seminar on Web development
担当教員 松本 成司 副担当  
講義期間 前期 曜日・時限 木5 講義室 共通教育47講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 非該当
授業で学べる「テーマ」 その他
全学横断特別教育プログラム ストラテジー・デザイン人材養成コース、ライフクリエイター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力ウェブでの情報発信に必要なさまざな情報を自ら収集し、それらを理解・分析し、さらにそれらを活用しながら、自らの著作物としてのウェブページをより信頼性・有用性の高い方法で発信できるようになる。
(2)授業の概要各自が選択したテーマについて、互いに議論しながらウェブサイトを企画、制作していく。
The World Wide Web Consortium (W3C) の勧告に基づいてHTML、CSS といったウェブ開発に必要となる基本的な言語や手法、概念について学習する。アクセシビリティの考え方を理解し、より多くの人にとって利用しやすいサイトの制作を目指す。また、ウェブ制作の実践を通してさまざまなの著作権問題についても考えてみる。これらの点について、サイトの企画をはじめ、制作の各段階においてグループで議論しながら作業を進める。作業進度によっては、動的なウェブサイトの制作によく使用されるスクリプト言語の基礎についてさらに学習し、より高度な開発に結びつけることもある。ただし、応用的な内容については履修生の理解度や学習進捗度にあわせて柔軟に選択していく予定である。
(3)授業のキーワード課題探求能力,インターネット,ウェブシステム,構造化文書,HTML,CSS,JavaScript,アクセシビリティ,著作権、グループワーク,ネットワークプロトコル
(4)授業計画第1週  ガイダンス
第2週  インターネット、ウェブの仕組みの入門的学習
第3~5週  HTMLの学習とページの作成 (文書の論理構造について理解する)
第6週  ウェブサイトの企画(目的・対象・制作方針・アウトラインの作成)
第7~9週  CSSの学習と応用 (文書の表示方法について理解する)
第10週  著作権についての基礎学習
第11~13週  スクリプト言語の学習 (Javascriptを使ってみる) (第15週に授業アンケートを実施)
第14~15週  ウェブ上での公開とコンテンツの吟味
第16週  各自の成果発表
(5)成績評価の方法・ウェブサイトの企画および企画書の作成 (10点満点)
・練習的なHTMLファイルとCSSファイルの作成 (25点満点)
・JavaScriptの入門的課題(レポート) (10点満点)
・制作結果と成果の発表(プレゼンテーション) (10点満点)
・最終的に完成したウェブサイトの評価 (25点満点)
・ゼミ形式の授業における参加度・理解度、および質問や発言の積極性 (20点満点)
(6)成績評価の基準(i) 授業での学習内容を理解して各週の課題に取り組めており、(ii) 情報源への参照方法や引用等の著作権上のルールなどに注意してウェブサイトを制作できており、(iii) サイトの独自性を発揮するための工夫ができており、(iv) 様々な情報を適切に調査・吟味・参照できており、(v) 授業内容を越える技術や知識を自ら習得して教員を感心させるほどよりよい情報発信のための工夫と努力ができていれば「卓越している」。(i)から(iv)までの4項目を満たしていれば「かなり上にある」。3項目までできていれば「やや上にある」。2項目までできていれば「水準にある」。
(7)事前事後学習の内容事前に、教科書や資料の指示された箇所に目を通し、難解だと思われる箇所については授業中に質問できるように準備しておく。事後は授業中に出された宿題を中心に作業し、各自で授業内容の理解度をチェックしておく。また、各自のサイトを制作する上で必要となる作業は、種々の調査からページ構成の吟味まで多岐に渡るので、締切り直前ではなく普段から少しずつ作業を積み重ねるようにしておく。 

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意・ウェブ制作には多くのツールや技術・知識を組み合わせていく必要があるが、授業時間内ではごく限られたことしか取り上げることができない。したがって教科書や授業中に紹介する参考文献以外にも、自分が必要だと感じたことは自ら進んで学習し、その成果を授業で積極的に発表したり議論していくことが要求される。つまりこの授業は、そのような自発的な学習を行うための習慣や能力を身につけるきっかけ、と考えて欲しい。教科書は授業前に各自でよく読んでくること。
・未知の外国語のように次から次へと聞き慣れない言葉が登場するので、その都度自分で調べたり質問する習慣を身につけ、理解することを安易に諦めないこと。
・各自のパソコンで作業する。必要なツール(ソフト)は授業中に紹介するので各自でインストールしておくこと (使用するソフトはすべてフリーソフトウェア)。教員が作成した、必要なツールがすべて入ったライブ・システム(ハードディスクにインストールしなくても使えるOS) をコピーして使うことも可能。
(9)質問,相談への対応eALPSで開設する質問フォーラムを利用してください。フォーラムで解決できない場合や緊急の場合は、可能な範囲で授業時間外でも対応します。
matsu@shinshu-u.ac.jp まで連絡ください。
(10)授業への出席すべての回に出席することを前提とします。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請を行ってください。
【教科書】赤間公太郎・狩野咲・鈴木清敬, 世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書, 改訂2版, ISBN978-4-2971-2547-9, 技術評論社, 2022年, 2948円
【参考書】大藤幹,『よくわかるHTML5+CSS3の教科書【第3版】』,,978-4839965471,マイナビ,2018年,3024円
赤間公太郎他,『HTML5+CSS3の新しい教科書 改訂新版』,,978-4844367833,エムディエヌコーポレーション,2016年,2700円
その他、Web上には優れた文献が豊富にあるので積極的に活用すること (授業でも紹介していく)。
【添付ファイル】 なし



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