(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | ・グループワークを通して、共同で課題遂行を行うための能力を身につけることができます。
・情報社会における問題点を自ら見い出し、それに対する考え方を身につけることができます。 |
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(2)授業の概要 | 近年のコンピュータと情報通信技術の普及によって、コミュニケーションのあり方、意思決定・判断の方法を含めて私たちの生活スタイルは大きく変化しました。私たちが記憶しなければならかった事柄のかなりの部分は、携帯電話やコンピュータが担うようになっています。かつて調べるのに大変な労力を要した事柄も、いくつかのキーワードを入力するだけで簡単に調べることができるようになりました。しかし負担が減った分、私たちの脳はより良い使われ方をしているでしょうか。 このゼミでは、以下にあげるテーマについて検討することを通して、ネットワーク社会の光と陰について理解を深めてもらいたいと思います。
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(3)授業のキーワード | グループワーク、コンピュータと情報通信技術、ICT、インターネット、情報社会。
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(4)授業計画 | コンピュータとネットワークが普及した社会における様々な技術革新とそれを支える技術基盤、またそれらの社会生活への影響に関連したテーマについて、少人数グループを単位としたグループワークを行います。 グループワークは資料の収集、問題点の検討・整理、プレゼンテーション資料の作成、プレゼンテーションといった順で進めます。 一つのテーマにつき五週をあてるので、授業全体では各自、三つのテーマについて取り組むことになります。 以下にあげるのはテーマの例ですが、受講者はこれらに拘らず、グループでのディスカッションに基づき、自由にテーマを設定することができます。 1) インターネットの歴史 2) 検索エンジンがもたらしたもの 3) インターネット社会における消費 4) WWWの仕組み 5) Webページの作成 6) インターネットと著作権 7) 情報社会における法と倫理 8) その他、任意のトピック なお、最終週に15分ほど、授業アンケートを実施します。 |
(5)成績評価の方法 | 評価は資料作成段階を含めたグループの取り組み方、発表内容、質疑での対応の仕方に基づいて総合的に判断します。 発表回については、各発表に対する疑義、コメント等をレポートとして提出してもらいます。 グループワークという性質上、欠席は1回につき5点減点します。
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(6)成績評価の基準 | 3回のグループ単位でのプレゼンテーションの内容(60点)、発表回における質疑への参加(10点)、他のグループの発表に対するレポート(30点)から判断します。プレゼンテーションの内容に関しては、「プレゼン資料の完成度」「発表の仕方」「質問への応答」「発表時間」に基づき評価します。 |
(7)事前事後学習の内容 | この講義は2単位科目ですので、60時間以上の時間外学習が必要となります。 五回で一つのテーマについてまとめるというスケジュールに基づいて、グループごとに各回、および翌週までの作業内容を決定し、他のメンバーに迷惑のかからないよう作業を進めて下さい。 担当教員がディスカッションに参加し、必要なポイントが押さえられているか、どのようなテーマの発展のさせ方が考えられるか等、適宜アドバスします。
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(8)履修上の注意 | 少人数でのグループ作業を行うため、受講者数の制限を行うことがあります。講義時間外にも個人・グループ単位での検討時間が必要になります。 |
(9)質問,相談への対応 | 質問・相談には、電子メール・面談により随時、応じます。メールアドレスは初回授業時にお知らせします。 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とします。授業の出欠は,出席確認システムのみで行いますので、スマートフォン等のQRコード読取端末を忘れた場合は、必ず申告してください。なお,不正な出席登録があった場合は,単位を認定しません。 授業開始後、20分までに入室した場合は遅刻、それ以上の遅れは欠席とします。
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(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。
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【教科書】 | 指定しません。
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【参考書】 | 必要に応じて、参考書・資料を紹介します。 |
【添付ファイル】 |
なし |