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開講年度 2024年度 登録コード G2B55301
授業名 化学ゼミ
Seminar on Chemistry
担当教員 勝木 明夫 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 月2 講義室 共通教育26講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 非該当
授業で学べる「テーマ」 その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・化学の基本的なレポート作成,基本的な計算ができるようになる.
(2)授業の概要 本ゼミでは,内容を理解するための講義,表計算ソフトを用いて簡単な計算を実際に行い,それらと化学とのかかわりについて,専門的な内容も含まれるが,なるべく平易な内容で進める.ただし,高校までの化学と全く異なることに注意してほしい.
(3)授業のキーワード基礎化学,化学反応ダイナミクス,分子分光,レポートのフィードバック
(4)授業計画予定しているゼミ内容
内容および詳細は状況により変更することもある.
第1回    ガイダンス,基本操作
第2回    三角関数,指数関数
第3回    三角関数の応用
第4回    微分(三角関数,指数関数)
第5回    積分(三角関数,指数関数),レポートの書き方(レポート課題1)
第6回    反応速度論,一次反応,微分方程式
第7回    レポートの書き方(2)(レポート課題1再提出)
第8回    反応速度論,可逆反応
第9回    逐次反応,複雑な反応(レポート課題2)
第10回    乱数
第11回    レポートの書き方(3)(レポート課題2再提出)
第12回    拡散運動,正規分布
第13回    最小二乗法(レポート課題3)
第14回    レポートの書き方(4)
第15回    実技試験(反応速度論,Excelで図作成)授業アンケート
(5)成績評価の方法 出席点は計上しないが,欠席すると1点を減ずる.20分以上の遅刻・早退は欠席とみなし,20分以内の遅刻・早退は2回で欠席1回とみなす.6 回の欠席で失格になる.出席していても居眠りや私語などをしている場合,注意しなくとも減点することがある.
 授業を受けて,e-alpsの動画視聴して出席とする.
 レポートの基本構成(目的,原理,方法,結果・考察)を守って書くこと.レポートで求められる内容は次のように指定されている。
 原理は,講義の内容をまとめて書くこと.
 他の人が再現できるように,方法を書くこと.
 図表は,授業内で説明された規則に従って書くこと.
 課題を解くこと.
 書き言葉の一般的ルールに従って書かれている.
 日本語の誤りがない.
 指定されたフォント,ページレイアウト,長さに従って書かれている.
以上の観点からレポートを評価する.
 レポート点:90点((15点×3回)×2回)
 実技試験:15点
(6)成績評価の基準レポートの内容について
 (i)  問題の設定が適切であり,
 (ii)  その問題の背景を説明できており,
 (iii) その問題にどのような課題があるのかを指摘できており,
 (iv)  それらの課題に対して既存の学説が提示する解決法を適切に把握できており,
 (v)  その上で自分の見解を提示できており,
かつ,教員を感心させるレベルにあれば「卓越している」.(i)から(v)の5項目を満たしていれば「かなり上にある」.4項目までできていれば「やや上にある」.3項目までできていれば「水準にある」とみなす.
 レポートの評価基準表(rubric)は,内容,段落と文章の構成,フォーマットとルール,参考文献の各項目について,この基準に基づいて配点している.指摘された事項についてフィードバックして改善をすること.
(7)事前事後学習の内容 レポートにまとめられるように事前事後学習が必要である.講義内容がレポートの原理に相当する.講義に参加して,e-alpsの動画視聴して出席とみなす.
 この講義では,授業時間外学習を重視しており,60時間の時間外学習が必要となる.
(8)履修上の注意 レポートを提出するので,講義を休んだ場合は提出できない.レポートのフィードバックを必ずすること.
 化学は物質を扱う分野では基本的な分野であるだけではなく,中途半端な知識で使い方を間違えると事故につながりうることもある.生半可な気持ちで取り組まないようにすること.
 単位を与えられるためには,授業に出席するだけではなく,予習復習などの授業時間外学修を行う必要がある.
 1年次での学力,学問に対する態度が2年次以降に大きく影響する.初心を忘れずに真剣に受講すること.
(9)質問,相談への対応 月曜日の5時限目をオフィスアワーとする.学生コミュニケーションスペース(共通教育第1講義棟南校舎1F,ガラス張りの部屋)で対応する(状況により中止することがある).
 また,メールでも対応する.メールをする際は,マナー,エチケットと守るようにすること.わからない場合は,新入生ハンドブックを読むこと.
(10)授業への出席 本授業は,「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」で欠席し,補充を受けた場合を含み,欠席回数が6回以上になると,授業の達成目標に到達することができないため単位が認定されない.
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなうこと.
「学修の補充の対象とする事由」に該当する場合であっても,長期入院等で複数回にわたり出席できず,6回以上対面授業に出席できない場合は,授業の達成目標に到達に至る教育の質を担保することができないため,単位認定はできない.
【教科書】特に指定しない.
【参考書】特に指定しない.
【添付ファイル】 なし



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